お付き合いをしていれば、気持ちや環境の変化があり、そして当然「別れ」も訪れます。
一緒に楽しい時間を過ごしてきた大切な人だからこそ、最後は感謝をしてスッキリお別れしたいですね。トラブルや後味の悪い結末にならないように、円満に別れる方法をお話しします。
別れを切り出す側はずっと前から考えていたことでも、彼にとっては突然の出来事。未練や後腐れを残さず円満に別れるためには、冷静になる時間と準備が大切です。
今までと何ら態度が変わらないのに急に別れを告げられては、相手も混乱し、驚いてしまいます。
まずは会う頻度や連絡を減らして少し距離をおきましょう。今までと違うあなたの態度の変化に彼も気がつくはずです。察しがいい彼なら、「何かあった?」と聞いてくれるかもしれません。
彼、そしてあなた自身も一人になる時間ができ、お互いの関係について今一度考えることができるでしょう。
彼と少し距離をおいたら、もう一度自分の気持ちを見つめ直してみましょう。
何度も考え抜いて決めた結果かもしれません。しかし別れ話になれば、「別れたくない」「考え直してほしい」と引き留められたり、泣かれたりして気持ちが揺らいでしまう可能性があります。
一時的な感情ではないのか、本当に彼と別れて後悔しないのか確認しましょう。円満に別れたいのであれば、確固たる決意が大切ですよ。
気持ちが固まったら、彼に会って率直な思いを伝えましょう。電話やLINE(ライン)で済まさず、対面で話し合うことがポイントです。
場所は周囲に人がいるカフェなどがおすすめです。半個室のレストランなどもいいかもしれませんね。家など二人だけの空間の場合、相手側が感情的になってトラブルに発展する可能性があるので注意しましょう。反対に、静かすぎる場所だと話しにくくなってしまいます。
別れを切り出す時は勇気が必要ですが、彼から逃げずに向き合う気持ちが大切です。
まず、「別れたい」とストレートに伝えましょう。それから感情的にならず、別れたい理由を冷静に伝えることがポイントです。
距離をおいていた分、相手は不安な気持ちになっているはず。思い出話や前置きでリラックスさせる必要はありません。あなたの揺るがない思いを彼に伝えましょう。
彼があなたの気持ちについて尋ねてきたら、とことん答えてあげてください。そして彼の気持ちや意見、別れたくない思いなどを聞いてあげましょう。
未練は、言いたいことを言えなかった時や、あの時こうしていれば……というやり残した出来事に対して残ります。どんな言葉にもブレないあなたの姿を見れば、彼も諦めがつくはず。あなただけでなく彼の次のステップのためにも、しっかり向き合ってぶつかりましょう。
別れてしまえばもう二度と会わない人かもしれません。しかし、それでも楽しい時間を一緒に過ごしてきた大切な人のはず。彼を傷つける別れ方だけは避けましょう。
急に連絡を断つなど、自然消滅を狙うことはやめましょう。
「別れたい」と伝えることは辛いことかもしれません。別れ話がこじれたら嫌だなと思うかもしれませんね。けれど、相手のためにははっきりと別れを告げることが大切です。
あなたから連絡がなくなれば、彼はいずれ諦めてくれるかもしれませんが、それまではずっと心の中にモヤモヤを抱えることになってしまいます。優しい人であれば、あなたに何かあったのかと心配する人もいるでしょう。
別れを切り出すには勇気が必要ですが、はっきり伝えた方が結果的にお互いスッキリできますよ。
相手の嫌な部分を一方的に伝えて、勝手に別れるのはNGです。関係は続けられないという確固たる意志を持った上で、相手の気持ちを聞いてあげましょう。
あなたが彼のことを考えていたように、彼もあなたのことを考えていたのです。一緒にいた時間が長ければ長いほど。どれだけ引き留めようとしてももう関係は修復できないと伝われば、相手も諦めがつきますよ。
「別れたい」という言葉を出さず、遠回しの表現を使うのはやめましょう。彼に関係修復を期待させたり、傷つけてしまったりすることがあります。
例えば、「あなたのことは好きだけど」「私には勿体ない」「あなたにはもっと良い人がいる」など、このような言葉は優しさではありません。
彼のことを大切に思っているのなら、キッパリと諦めがつくように「別れたい」と伝えてあげましょう。別れる時まで良い人と思われる必要はないですよね。
真剣に話し合ったからといって、簡単に気持ちの切り替えはできないものです。すぐに納得してもらえないかもしれませんが、それは時間が解決してくれるでしょう。
二人のこれからの人生にプラスになるように、スッキリと気持ちよく別れたいですね。別れがあれば、また出会いがあります。一緒の時間を過ごしてきた彼に感謝をして前へ進みましょう。
Written by はまあや