1年半ほどモラハラ男と付き合っていたKOIGAKU編集部ササニシキです。控えめに言って、「地獄」でしたね。あんな経験は二度としたくありません。
「モラハラ男ってどんなことをするの?」と言っている人も、もしかするとすでにモラハラ被害にあっているかも……。
今回はモラハラ男がどんなことをしてくるのか、経験を元に解説したいと思います。
今自分の周りに同じことをしてくる男性はいないか、参考にしてみてください。
「モラハラ」とは「モラルハラスメント」の略で、言葉や態度などでの暴力や嫌がらせを行い精神的に相手を傷つける行為の事です。
・相手を馬鹿にするような暴言を吐く
・威圧的な態度を取る
・無視をする
など、身体的な暴力とは違い、目に見えないものなので、加害者と被害者ともに自覚していないパターンが多いです。
気づいた時にはかなり深刻な状況になっていることも。
私が付き合っていたモラハラ男は、職場の上司で、モラハラ&束縛男でした。私を監視することが趣味なので、気に食わない行動をされたときにモラハラを発動します。
特に多かったのは「暴言」。人を馬鹿に、そして否定するような発言のオンパレードでした。
今思い出すと笑っちゃうくらいのレベルの暴言でしたが、当時は本当に傷つきました。
その暴言コレクションをご覧あれ!
仕事が終わって帰宅後、彼に「帰ったよ」と連絡することを義務化されていました。残業して帰宅時間が遅くなると暴言の嵐。
「何してたんだ! 男とどっか行ってたんだろ」
「元カレか? 元カレなんだろ? まだ未練あるんだよな?」
「元カレと会って寝たんだろ! 浮気してんじゃねーよ」
残業だし、元カレに会ってないし、未練もないし、浮気もしてない。それなのに自分の思いたいように思って暴言が止まりません。
うるせえ! 上司なんだから仕事量くらいわかるだろ! とは言えなかった自分の弱さ。彼の思うつぼでした。
彼の元カノとよく比較されました。きっと元カノに未練があったんでしょう。
生理前で食欲が止まらない日があり、モリモリとごはんを食べていたら
「食べすぎじゃない? 太るよ」
「元カノの方が美人で痩せてる」
と言われ、箸を置きました。
悔しかったけど、確かに食べすぎていたし、ぽっちゃり体型だった。でも、生理前は自分で制限できないくらいになってしまう。
そんなに元カノが良いならそっち行けばいいのに……。行けないから私と付き合ってるんだと可哀そうに見えていました。
彼が怒ると私だけではなく、私に関わる全てを馬鹿にし否定します。私が何気なくした行動で彼が怒り、
「お前は馬鹿なのか?」
「お前が馬鹿ということは、お前の地元も馬鹿なんだろ。」
「地元の人もみんな馬鹿なんだろ。」
と関係ない人まで馬鹿にされてしまいます。
とにかく私のことを否定したいし、馬鹿にしたいので、私に関わるありとあらゆる物に暴言を吐きます。
そんなところまで否定するなんて、「お前のかーちゃんでーべそ!」と言っているのと同じ。彼の方が幼稚に見えます。
なぜ、こんな人と1年半も付き合っていたのか……。お互い依存していたし、病んでいたんだと思います。
もし、今モラハラ男と付き合っていて苦しんでいるのなら、できるだけ早く別れてください。
・時間が経てば解決する
・彼に優しくなってもらえるように頑張る
・モラハラにもいつか慣れる
・彼には私しかいない
すべて時間の無駄です。自分の大事な時間をそんな人に費やす必要はありません。
それに、モラハラはエスカレートします。
私が付き合ったモラハラ男は最終的にDV男になりました。(それがきっかけで別れました)
なかなか別れられないという時は、相手にされたこと、言われたことを書き出すことをおすすめします。
書き出したものを眺めると「ああ、なんでこんな人と付き合ってるんだろう」と冷静になって物事を捉えられやすくなります。
私が最終的に行きついたのはコレです。
ひどいことを言われたり、されたりした時に、
「今のボロボロな私を見て、両親はなんて思うかな」
「大切に育ててもらったのに、私を傷つける人と付き合っているなんて、知ったらどう思うかな」
と思うと、誰も幸せにならない状況だということに気づくことができます。
モラハラ男のエピソードはいかがでしたか? 読んでいて気分を害してしまったらごめんなさい。
もし今モラハラ男と付き合っているという人は、ぜひ参考にしていただけると嬉しいです。
モラハラ男を卒業したKOIGAKU編集部のササニシキがお届けしました!
Written by KOIGAKU