結婚について考え過ぎて中々意思決定できず、婚期を逃していまう……それならいっそ出会って速攻結婚する、そんなスピード婚が良いのではないかと思うこともありますよね。
今回は、スピード婚のメリットとデメリットについてヒントをお伝えします。
あれこれ悩まずに、結婚まで到達できるというメリットはあります。結婚相手を選び過ぎてしまったり、マリッジブルーでやっぱりやめようかと考えてしまうことで、結婚が無くなったり、タイミングが遅くなってしまうという結果になることは確かにあり得ます。
スピード婚は、悩む時間を非常に短縮することになりますので、その分意思決定をすぐに迫られることになります。運命の相手だと感じた場合、悩む時間がもったいないと感じた場合には、スピード婚はメリットもあるでしょう。
結婚するということは、お互いに夫婦になるということです。独身の恋愛時期とは社会的な制度も含めて大きく異なります。
「事前にあれこれ悩んでも、どの道新しいサプライズはある、変化もある」というスタンスの方々にとっては、「さっさと結婚してみて、現実を踏まえてお互いに歩み寄っていく」期間を長く取れる、スピード婚がメリットを持つこともあるでしょう。
結婚前にいくら悩んでも、結婚後の生活が全て想定できるものではない為、悩むことに時間を使わずに、むしろ結婚した夫婦として信頼関係はいち早く深め始めることができる、そういうメリットがあります。
短い意思決定期間しかないということは、リスクを伴います。相手のことをそれほど理解していないこともあるでしょうし、結婚生活後に後悔することも出てくるかもしれません。
結婚するという強い意思があり、相手を何があっても信頼し続ける、という覚悟が無い場合は、スピード婚で「結婚」自体は早くできたとしても、その後の色々な出来事や新しい発見によって、心が揺れ動いてしまうことが多くなってしまいます。
結婚は社会的な制度に日本ではなっておりますので、恋愛のように「やめた」といってやめられるものではありません。手続きが必要になり、「離婚歴」というものが生活に付きまとうことになります。
違う相手と何度も何度もやり直す、そういう恋愛のような気軽さは今のところありません。一方で、スピード婚は「結婚すること自体」は早めてくれますが、深く考えていない場合は、すぐに離婚に繋がってしまうというデメリットもあります。
しっかり相手を見てから結婚という重要な選択をしたいと考えることがほとんどです。こうした人たちにとってはスピード婚はデメリットが大きいものだと考えられています。
今回のヒントを参考に、あなたにあった結婚とは何なのかを考えてみてくださいね。メリットもあれば、デメリットもある。その中でスピード婚を決定するのかどうかの参考になれば幸いです。
Written by 神崎志乃