「年の離れた人を好きになったけれど、付き合えたとしても上手くやっていけるかどうか不安」と悩んでいる人も多いはず。
そこでこの記事では年の差カップルならではの魅力やメリットに加えて、直面しやすい悩みやデメリットについてご紹介しています。
最近、芸能界では親子ほど年が離れた年の差カップルの誕生が話題になっていますよね。
芸能界だけでなく、みなさんの周りにも年の差カップルが少なからずいるのではないでしょうか?
一般的に、2~3歳の範囲内ならば年の差カップルとは呼びません。
人によって感覚は異なりますが、一般的には5歳以上年が離れていれば、年の差カップルと呼べるでしょう。
「付き合うならば年の離れた人がいい」と考えている人は、意外と多いものです。実際に、世の中を見てみると年の差カップルはたくさんいます。
では、年の差カップルにはどのような魅力があるのでしょうか?
同世代と付き合うと、良くも悪くも自分と同じ価値観に触れることになりますが、年が離れた相手と付き合うと自分にはない新しい価値観に触れられます。
そのような新鮮さが、年の差カップルの魅力だと言えるでしょう。
10代から20代前半にかけては、年上の男性が魅力的に見えるものですよね。
「同い年や年下の男なんて子供っぽくて、恋愛対象としては見れない」という女性も多いのではないでしょうか?
年上の男性と付き合うことには、さまざまなメリットがあります。
ここからは、年上の男性を恋人にすることのメリットや魅力についてチェックしていきましょう。
年上の男性と付き合うメリットとしてまず挙げられるのが、男らしくリードしてくれるということ。
最近では奥手で初心な草食系男子が増えてきたからこそ、女性をスマートにリードしてくれる男性がより魅力的に感じられるものですよね。
年上の男性はそれなりに恋愛経験を積んでいて、女性をそつなくリードできる可能性が高いので、男性にグイグイ引っ張ってもらいたいという女性からするととても魅力的なのです。
経済力があるというのも、年上の男性と付き合うことのメリットとして挙げられるでしょう。
たとえばあなたが高校生や大学生の場合、同い年や年下の男の子と付き合うとあまり豪華なデートは期待できませんよね。
学生カップルの場合、安い喫茶店やファストフード店でデートすることも多いはず。
その点、年上の社会人男性ならば働いてお金を稼いでいるので、リッチなデートができますし、毎回おごってもらったり高価なプレゼントをもらうこともできるでしょう。
必ずしも実年齢と精神年齢が比例するとは言えませんが、経験豊富な年上の男性ならば、子供っぽい同い年や年下の男性よりも包容力がありますよね。
「好きな男性には思い切り甘えたい」「優しく包み込んでくれるような彼氏が欲しい」という女性からすると、年上の男性は恋愛対象としてとても理想的です。
甘えん坊な性格の女性は、年上の彼氏と相性がよいでしょう。
普段自分では行かないようなお店に連れて行ってもらえるというのも、年上の男性と付き合うことのメリットのひとつとして挙げられます。
たとえばあなたがまだ学生ならば、ちょっとお高めのお店や大人の隠れ家的な飲食店に行く機会はありませんよね。
ですが、年上の彼氏と付き合えばそのようなお店に連れて行ってもらえるので、ちょっとした優越感に浸れるでしょう。
年上男性と付き合うと、喧嘩になりにくいというのもメリットのひとつですよね。
もちろん人によって性格はさまざまですが、年下や同い年の男性よりも年上の男性のほうが精神年齢が高い傾向があるでしょう。
あなたが些細なことで怒ったりいじけたとしても、年上の彼氏ならば感情的に反応することなく、「どうしたの?」「そんなに怒らないで、もっと気持ちを楽にしよう」とあなたを思いやりながら、喧嘩を避けてくれるはずです。
以上で見てきたように、年上の男性と付き合うことにはさまざまなメリットがあります。
女性は若い時には年上の男性に憧れる傾向がありますが、一定の年齢に達すると急に年下の男性が可愛く見えてくるものですよね。
また、中には「おじさんよりも若い子のほうが魅力的」と考えている女性もいるでしょう。
そこでここからは、年下男性と付き合うメリットについてご紹介していきます。
年下の男性と付き合うメリットとしてまずご紹介したいのが、相手が弱い部分を素直に見せてくれるということです。
年上の男性の場合、「年下の彼女に弱った姿を見せられない」というプライドで、ありのままの姿を見せてくれないことが多く、女性としては不満に感じることも。
その点、年下の男性は年上の彼女に対して弱い部分も欠点も隠さずに見せてくれるので、「私のことを信頼してくれているんだな」と嬉しく感じるでしょう。
心に余裕がもてるというのも、年下の男性と付き合うことのメリットとして挙げられるでしょう。
年上の男性と付き合うと、「大人な彼に飽きられるのでは?」と不安に感じて無理に背伸びをしようとする女性も多いですよね。
その点、年下の男性と付き合えばお姉さんのような気持ちで彼氏を見守ることができるため、心にゆとりがもてるようになるのです。
年下の男性と付き合うと、話が盛り上がるので楽しく過ごせるという女性も多いことでしょう。
年上の男性が恋人だと、「子供っぽいところを見せたくない」と変に片意地を張ってしまい、素の自分を出しにくくなるものです。
ですが、年下の男性が相手ならば背伸びをして大人ぶる必要性もないため、ありのままの自分でいられますし、リラックスして会話を楽しむことができます。
アンチエイジング効果が得られるというのも、年下の男性と付き合う魅力でありメリットであると言えるでしょう。
若い彼氏をもつと、「彼と並んで歩いても違和感のないような見た目でいたい」と思うため、美意識が高くなってアンチエイジングのモチベーションもアップします。
また、若さに触れることで心まで若々しくなるでしょう。
年下彼氏をもつことのメリットのひとつとして忘れてはならないのが、新しいことを知れるという点です。
同世代と付き合うと、良くも悪くも自分と同じ環境にいる相手なので、新しいことを知る機会が少なくなってしまうでしょう。
その点、年下の男性と付き合うと自分の世代では流行っていない新しいことをたくさん教えてもらえるので、世界が広がるはずです。
年齢が離れていると、普段の会話でもジェネレーションギャップに頭を抱えてしまうこともしばしばあるはず。
年齢の差なんてものは生まれた時期の違いでしかないので、年の差カップルも慣れればどうということはありません。
ただし、これは当事者間の恋愛が成立している場合に限ります。問題は結婚を考えだした時ですね。
年の差恋愛では、こと結婚に意識が向くようになると、とたんにこれまで見られなかった問題にぶち当たるものなのです。
ここからは、年の差カップルならではの悩みについて見ていきましょう。
年の差カップルの悩みとしてまず挙げられるのが、結婚のタイミングがなかなか合わないということです。
年上は「そろそろ結婚したいな」と思っても、年下の恋人は「まだ若いしもう少し遊んでいたい」と結婚に消極的なことも少なくありません。
お互いに結婚したいタイミングが合わないと、衝突したり別れる原因になってしまうでしょう。
あまりにも年の離れた恋人と付き合っていると、「正直に親に言えない」と悩むこともあるでしょう。
一番ありがちと言えるのは、やっぱり彼女側の両親からの反対ではないでしょうか。
彼氏が10も20も年上のカップルを稀に見かけますが、親世代にしてみれば、どうしてもなどのネガティブな疑惑を抱くものでしょう。
親である自分と同世代の男性に自分の娘を託すことに、抵抗感を覚えるのは仕方がないところです。
年の差カップルが直面しやすい悩みのひとつとして、ジェネレーションギャップも挙げられます。
たとえば10歳も年が離れていると、育ってきた環境や当たり前だと感じている価値観が往々にして異なるものですよね。
世代間のギャップが大きければ大きいほど、恋人のことが理解しづらくなり、心の距離を感じてしまうでしょう。
世間の目が気になるというのも、年の差カップルが直面しがちな悩みのひとつとして挙げられるでしょう。
2~3歳ほどしか年が離れていないならば、周囲の目も気になりませんよね。
ですが、親子ほど年が離れていると、周囲からは好奇の目で見られてしまうことも多いでしょう。
「そんなに年が離れているのに、どうして付き合っているの?」と失礼な質問をされることも少なくありません。
年の差カップルならではの悩みのひとつとして忘れてはならないのが、金銭感覚が異なることがあるという点です。
たとえば大学生と社会人の年の差カップルの場合、金銭感覚は大きく違ってきますよね。
まだ親にお金を出してもらって生活をしている学生と、自分で稼いで自立している社会人とではお金に対する考え方も異なるため、しばしば喧嘩の原因になるでしょう。
外見が気になってしまうというのも、年の差カップルにありがちな悩みのひとつ。
たとえば年下の彼氏と付き合っている女性の場合、「彼と一緒に歩いていて母親に見られないだろうか?ちゃんと彼女として見てもらえるだろうか?」と不安になってしまいます。
また、男性であっても年の離れた彼女と付き合っていると、「若い彼女と比べて自分は老けた見た目をしている」と自分の外見にコンプレックスを感じるでしょう。
年の差カップルにありがちな悩みのひとつとして挙げられるのが、性欲の違いです。年をとれば取るほど、性欲は衰えていくものですよね。
若い恋人をもつと気持ちも心も若々しくなりますが、恋人のありあまる性欲についていけず、体がへとへとになってしまうことも多いでしょう。
また、恋人の要望を満たせずに関係がぎくしゃくしてしまうこともあります。
年の差カップルには年の差カップルならではの魅力やメリットがあるとは言え、同世代同士のカップルと比べるとすれ違いや喧嘩が生じやすいと言えるでしょう。
ですが、世の中には付き合ってからそのままゴールインする年の差カップルもいます。
ここからは、年の差カップルがうまくいくコツを4つピックアップしてご紹介していきますので、ぜひご参考ください。
年の差カップルが長続きするためのポイントとしてまず大切にしたいのが、ジェネレーションギャップを楽しむということです。
年が離れているのですから、考え方や価値観が大きく異なるのは当然のことですよね。
そのことをネガティブに捉えるのではなく、ポジティブに受け止めましょう。
ジェネレーションギャップを楽しめるようになれば、二人の間にすれ違いが生じることもなくなります。
依存しきった関係性ではなく、自立した関係性を築くことも年の差カップルが長続きするためのポイントとして挙げられるでしょう。
いくら年上の恋人に包容力があってあなたのことを甘やかしてくれるからと言って、恋人に一方的によりかかってしまっては、負担に思われてしまうでしょう。
良い関係を築くためには、経済的にも精神的にもお互いに適度に自立することが大切ですよ。
年の差カップルが長続きするためには、自分の考えを相手に押し付けようとしないことも必要です。特に注意したいのが、あなたが年上であるケースです。
年下の恋人をもつと、親目線で口うるさく注意をしたり、「~しなさい」「~してはだめ」と命令のような言葉を投げかけてしまいがち。
年がどんなに離れていても、恋人のことを一人の人間として対等に扱うようにしましょう。
相手を尊重するというのも、年の差カップルがいつまでも仲良くやっていくための秘訣として挙げられます。
年の差があることで、年下は年上の恋人に遠慮してストレートに言いたいことを言えなくなってしまうものですよね。
それをいいことに、年上は年下の恋人をコントロールしようとしたり、子供扱いしてしまうこともしばしばです。
年が離れていても恋人同士なのですから、お互いをリスペクトすることが必要です。
年の差カップルの結婚問題については、書き出すと際限がなくなるものです。
年齢があまりに離れていることだけを引き合いにして、結婚に反対する向きもあるほどですからね。
最も、一番大事なのは当事者の気持ちですから、外野の野次だと捉えればただのノイズ。気にしないのも大事な乗り切り方かもしれません。
相手を思いやる気持ちを大切にしていけば、年が離れていても安定した関係を築けるでしょう。
Written by 松本 ミゾレ