大好きな彼氏に別れを告げられるとショックですし、「別れたくない!」と意地を張りたくなります。
けれど、恋愛対象に見られなくなった時点で、お付き合いを続けるのは難しいかもしれません。一旦別れを受け入れて、改めて復縁を求めた方が良さそうです。
理由は色々あると思います。彼女が浮気した、付き合い始めてから急に太り出した、オシャレをサボるようになった、価値観が違うことが分かったなど、彼氏の中で「なんか違う」という判断が下されたのでしょう。
「恋人同士ではいられない」と決断した人を説得するのはなかなか困難ですし、まず無理だと思った方が良いです。
「別れたい」と告げた時点で心は冷めきっているので、そこで女性側が何を言っても、彼は「今さら遅い」「だから、何?」とさらに冷めてしまうはず。情熱を失った恋心は、そう簡単に元には戻らないのです。
逆のパターンを想像してほしいのですが、自分が好きでもない人から「何とかして付き合ってくれ!」と付きまとわれたら、うっとうしいと感じませんか? それと一緒で、もう好意がない彼氏にゴネてすがっても、更に嫌われてしまうことになります。
彼から別れを切り出されて理由を聞いたなら、潔く別れを受け入れるのが賢い女というもの。「もう好きじゃない」と言われていることを認めない限りは、彼との間に未来はないと思いましょう。
どんなに嫌な思いをした恋愛でも、時間が経てば楽しかったデートの思い出が蘇るものです。彼氏がうんざりして離れたにせよ、約半年も経てば悪い印象が薄れてあなたの魅力だけが浮かび上がってくるはず。「なんだかんだで、良いところもあったんだな」と、温かな気持ちを抱くようになるんです。
復縁を狙うなら、彼氏がそんな心境になった頃。別れてから最低でも6ヵ月は一切の関わりを断って沈黙を貫きましょう。
彼の中で楽しい思い出が蘇る中、あなたからタイミング良くLINE(ライン)が届けば、「久しぶりだね」と返信してくれるはず。その頃に彼がまだフリーなら、一緒にご飯に行って、復縁の糸口を掴めるんじゃないでしょうか。
6ヵ月の沈黙を貫いた後、彼にLINEをする時、付き合っていた時のことは忘れてください。スタンスはあくまで友だち。馴れ馴れしいことは言わず、「久しぶり。元気?」とサッパリした短文メッセージを送りましょう。
元彼が既読スルーをしたとしても返信をくれるなら脈アリ。しばらくは色気のない会話をあえて続けて、元彼の様子を観察します。返信をくれても実は彼女持ちという可能性があるので、さりげなく彼の状況を探ると良いですよ。
もし、元彼が未読・既読スルーのまま返信をしてこない場合は、残念ですが諦めるしかありません。また、返信のメッセージに今カノの存在が漂うパターンも、復縁の見通しは暗いかも……。
彼が何に不満を抱いて別れを決意したのか聞いたなら、それを反省することが大事です。「元彼があなたを嫌いになったポイント」が改善されていることが、復縁を求める必須条件になるから。
「他に好きな人ができた。君は悪くない。悪いのは俺」という場合も、彼氏がよそ見をした相手の方が、あなたより魅力的だったと言えます。自分磨きは必須でしょう。
そして、結果的に復縁が叶っても叶わなくても、あなたは以前より魅力がアップするはず。好きな人に振られるのは悔しいけれど、それがしっかりと糧になって、もっと良い恋ができるようになるんです。
Written by 沙木貴咲