大好きな人なのに、「どこが好きなの?」と聞かれると理由がわからない……。そんなモヤモヤした気持ちになることはありませんか?
はたして、人を好きになるのに理由は必要なのでしょうか。また、みんなはどうなのでしょうか。「好きな理由が思いつかないって、変なこと?」と悩む女の子は、ぜひ読んでみて♪
マイナビウーマンが実施した「あなたは好きな相手に対して、『好きな理由がわからない』と思ったことはありますか?」というアンケート調査によると、「ある」と答えた女性は全体の50.9%でした。
つまり半分以上の人が「特別な理由もなく誰かを好きになっている」ということ。彼を好きな理由がわからないって、じつは不思議でもなんでもないんですね。<参考元>
彼のことが大好きなのに……「好きな理由がわからない」原因は?|マイナビウーマン
https://woman.mynavi.jp/article/171204-7/
そうは言っても、理由もなく好きになるってなんだか不思議な気がします。めちゃくちゃ性格がいいとか、顔がいいとか、自分なりに思い当たるフシがあるなら納得できるけど、特にそういうポイントもないんだよね……と。
でも、これという理由がなくても、タイミングさえ揃えば、好きになっちゃうものなんです。具体的なケースを見てみましょう!
時に恋は、なんの前触れもなく突然やってきます。まさに青天の霹靂。
それまで何とも思っていなかった相手でも、強烈に印象に残る出来事があれば、その瞬間に恋に落ちることだって珍しくありません。
サッカーでかっこよくゴールを決めた、困っているときにさっと助けに入ってくれた、ものすごく車の運転がうまかった、パッとしない見た目なのにプロ並みに歌がうまかった……などなど、何が好きになるきっかけになるかは、誰にもわからないものです。
ある日突然落ちる恋があれば、時間をかけてじっくりと育つ恋もあります。
子どもの頃から一緒に育った幼馴染。異性として見たことはなかったはずなのに、女の子から告白されたなんて話を聞かされて、なんだかモヤモヤ……。
一緒にいてしっくりくる、心地良い相手っていますよね。そばにいるだけでなんとなく嬉しい、楽しい、安心できる。そんな相手です。
子どもの頃からそばにいた幼馴染へ抱く感情は、初めは友情に近いものだったかもしれません。けれど、ともに時間を過ごすうちに、いつの間にか恋愛の「好き」に変わっていたり……。
そんな恋に、もはや「理由」なんて必要ないと思いませんか?
「こんなに彼のことが好きなのに、はっきりした理由が思い浮かばないなんておかしいんじゃ?」
もしかしたらあなたはそう感じて、不安になっていたのかもしれません。でも、人を好きになるのに理由なんて必要ないんです。
だってそうですよね。家族や友達を「好き」だと思うとき、そこには理由がありますか? ない人がほとんどではないでしょうか。
理由ありきの「好き」は、限定的だとも言えます。「スタイルがいいから好き」と言われるのと「理由はよくわからないけど、とにかく好き」と言われるの、どちらが嬉しいですか?
前者の場合、じゃあ太ったら好きじゃなくなるのね? と言い返したくなりますよね。そう考えると「なんとなく、好き」は、最高の愛情表現なのかもしれません。
Written by 七尾なお