あなたは今、嫉妬深い彼に悩んではいませんか?
あなたの1日のスケジュールをすべて把握したがることはもちろん、あなたの周囲の男性の存在はたとえ友だちや同僚であってもガマンができない……。どんなに大切な彼であったとしても、息苦しさを感じずにはいられませんよね。
今回は、そんな嫉妬深い彼の本音と対処法を徹底解説していきます!!
“嫉妬”とは、「自分より優れた能力や恵まれた環境にある相手に対するねたみや恨み」。また、「自分が愛する存在の興味や愛情が他者へ向くことに対する恨みや憎しみ」の感情を意味します。
そして、恋愛の場面で問題になる嫉妬とは、おもに後者の「自分が愛する存在の興味や愛情が他者へ向くことに対する恨みや憎しみ」と言えるでしょう。この嫉妬を理解するためには、まずなによりも嫉妬心の背景にあるものを理解しなければなりません。
多かれ少なかれ、誰しも自分の大切な人が自分以外のものに愛情を注いだり注目していたら良い気はしないものですが、この感情が嫉妬にまで高まる背景には、強い「不安」が存在しています。
――もう自分への愛情はなくなってしまったのではないか。
――このまま自分は忘れられてしまうのではないか。
そんな、「見捨てられ不安」ともいうべき強烈な不安が、ライバルに対する恨みや憎しみにまで高まったものが、恋愛における“嫉妬”の正体なんです。
つまり、嫉妬深い彼の深層心理には、
・あなたの愛情を失うこと
・ライバルにあなたを奪われること
に対しての強い不安と恐怖が存在していて、そんな感情を彼自身でコントロールできない状態にあると考えることができるんです。
では、そんな嫉妬深い彼への対処法にはどのようなものがあるのでしょうか。順にご紹介していきましょう。
①あなたにとって、彼こそが唯一無二の愛する存在であることをアピールする
嫉妬深い彼の不安をやわらげる直接的な手段として最も効果的なのは、あなたにとって彼だけが特別な存在であり、それ以外の男性は眼中にないということをしっかりと彼に理解させることです。
残念なことに、嫉妬深い男性の傾向として、その場では納得・安心しても、数時間、数日したら再び燃え上がる嫉妬心にとらわれてしまう人が多いもの。
できるだけこまめに、かつオーバーなくらいの愛情表現をすることで、彼が納得・安心できる状態を常に保っていられるようにしましょう。
②あなたの周囲の人間関係について日頃から細かく開示する
嫉妬深い彼が嫉妬をせずにいられない大きな理由のひとつには、あなたの周囲の人間関係やそれぞれのキャラクターを把握しきれないことで、「知らないところにライバルが存在しているのでは」という疑心暗鬼に駆られていることがあげられます。
この問題を解決するために1番手っ取り早い方法は、普段から身のまわりの人物について彼に話をしておくこと。それぞれの人物にまつわるエピソードや知っている限りのプライベートの情報まで、リアリティをもってイメージできるよう彼に伝えておきましょう。
それらの人物があたかも自分自身の知人であるかのように彼の潜在意識を錯覚させることで、いざあなたが職場の飲み会に参加するといった場面でも、彼の心に生じる警戒心を最小限に抑えることができるんです。
③「大切な人に信用してもらえないことがとても悲しい」とハッキリ伝える
先ほどもお伝えしたように、嫉妬深い彼の心の中は、あなたを失うことに対する不安でいっぱいです。自分自身の不安に向き合うことでいっぱいいっぱいの彼は、そんな自分の言動によってあなたがどんなに息苦しい思いをしているかまで気にかける余裕がありません。
嫉妬心を抑えきれないほどにあなたを大切に思う彼ですから、本来あなたを苦しめることなんて望んではいないはず。そこで、「あなたの言動がわたしを苦しめている」ということを率直に伝えることが必要になるんです。
ここでのポイントは、「嫉妬をやめてほしい」といった伝え方はしないこと。
これでは、嫉妬深い彼のこと、「突然そんなことを言い出すなんて、なにかやましいところがあるに違いない」という、ありもしない妄想にとらわれてしまうかもしれません。
ここでは、短くハッキリと「誰より大切なあなたに信用してもらえないことがわたしはとっても悲しい」
と、彼の行動うんぬんではなく、“わたしは悲しい”ということをメインに伝えるようにしてください。彼が本当にあなたを大切に思うのであれば、そんなあなたの言葉を聞いてなにも感じないはずはありません。
いかがでしたか? 嫉妬深い彼の心を占めるのは、“あなたを失うことへの不安”です。
彼との関係をより深めていきたいと考えるのなら、そんな彼の不安を理解して受け止める包容力が必要不可欠と言えるでしょう。ぜひ今回の記事を参考に、お互いがより心地良くいられる関係を目指していってくださいね。
Written by 安藤うめ