「これがあれば他の連絡手段はいらない」と言えるほど、みんなが使っていて便利な機能ばかりのLINE。しかし、未読・既読機能ややりとりの手軽さから、悩みやトラブルも増えています。
今回は「未読スルーの悩み」について考えてみましょう。
そもそも未読スルーされる原因はなんでしょうか。
①返信しなくても良い内容
「おやすみ」や「またね」など会話が終わっている状態
②スマホが見られない状況
スマホの故障・紛失、他人の家や会社に置いたまま、など
③タイミングが悪い
急な出来事のあとすぐに寝てしまった、など
④話題に興味がない
相手がわからないようなマニアックな話や、話の流れに沿わない内容を一方的に続けてしまった
⑤嫌われている
ブロック・非表示にされているなど
なぜ未読スルーのままなのか、原因を知りたいですよね。
まずはブロックされているのかどうかをチェックしましょう。これにはスタンププレゼントを試す方法が有名ですね。
ひとつ注意したいのは、以前はエラー表示だったものが、現在はブロックされていても【すでにこのスタンプをもっているためプレゼントできません】と表示されるようです。
相手が使わなそうなスタンプを3個ほど試してみましょう。それでもこのメッセージが表示されるようであればブロックされている可能性が高いですね。
ブロックされていないことが確認できたら「未読スルーの期間」「自分が送った内容」「相手の状況」で判断しましょう。
1日~2日程度であれば未読スルーも珍しいことではありません。焦って何度もメッセージを送ると嫌われてしまうこともあるので、まずは一度ゆっくり考えてみましょう。
■どのくらい続く?
1週間は急用以外の連絡はしないようにしましょう。1週間以上他の手段(電話や直接会う等)での連絡もないまま未読スルーが続いた場合、相手に急な状況の変化があった可能性と、関わりを絶ちたい可能性が考えられます。ブロックされていないなら、既読がつくタイミングも大切です。既読がついたからといってすぐにメッセージを送ると逆効果なので注意しましょう。
■自分が最後に送った内容は?
一方的に自分の話ばかりしていたり、相手を困らせるような質問を送っていませんか。もし心当たりがあれば、できるだけLINE以外の方法で「あのときはごめんね。反省した」と伝えるのが一番良い方法です。LINEしか連絡手段がない場合は、既読がつくことを期待して「反省している文章」と「返事をもらうための文章」を同時に送りましょう。「くだらないことを言ってごめんね。反省しています。時間があるときにまた飲みに行こう」など、軽めの文章が良いですね。既読がつかなくてもポップアップでメッセージを見ている可能性もあるので期待できます。
■相手はLINEできる状況?
出張、会社での異動、家族の病気など、時間がないわけではないけれど、LINEを見る気力がないときもあります。また、複数のグループラインに入っていたり、連絡先に登録している人全てを友人にしている場合は、自分とは関係のないことやどうでもいい内容が毎日大量に貯まっているのが嫌になり、LINE自体を見なくなることもあります。こういうときは、時間を置くしかありませんね。
大きく分けると「スマホが使えない、もしくはLINE自体をしたくない場合」と「あなたとLINEをしたくないから未読スルーしている場合」があります。
後者の場合、とにかくLINEで連絡をとらなくちゃ! という考えを捨てましょう。文字やスタンプだけでは解釈が難しいものもたくさんありますし、一方的にいくらでも送れてしまう機能が相手を疲れさせることもあります。
諦めたころにメッセージが届いたり、直接会ったら普通だった、ということもよくあります。あまり悲観的にならず、LINEはやめておこう程度の気持ちでいるようにしましょう。
Written by 千晶