カフェやレストランで、気になる彼と楽しい時間を過ごした後、やって来るのがお会計。「払ってもらって当然」っていう女と思われたくないし、実際そういう女ではないけれど、向こうが誘ってきたデートなのに割り勘はちょっとな、しかも相手は自分より収入がありそうなら余計そうだよな……なんて、思いが頭の中をグルグル駆け巡る経験をしたことがある人もいるのでは? そこで、今回はデート代に関する回答結果から、支払時にどう対応すればモヤっとしないのかを見ていきましょう。
20代〜30代の男女に「デート代はどちらが出しますか?」というアンケートをとってみたところ、男性は、47%が「男性もち」、41.5%が「やや男性が多め」、「割り勘」はわずか8.3%と回答しています。この結果だけ見ると、半分近くの男性がおごってくれる気だと安心できそうです。
しかし、 同じ質問を女性にしてみたところ、「男性持ち」と答えたのはたった16.1%しかいませんでした。「やや男性が多め」が44.1%、「割り勘」が39.8%となっています。
この結果から、「男性がおごってくれて当然」と思っている女性は少ないことがわかります。また、おそらく男性は一応「出すよ」と言っているものの、女性が遠慮して割り勘や、男性が少し多めに出す結果になっているのかもしれませんね。そして、「まだ付き合ってもいない男性におごられるのは、借りを作ってしまいそうで嫌」と思っている女性もいることでしょう。
では、デートの支払時、どういう対応をするのがベストなのでしょうか。まずは、簡単にできるテクを。デートが終盤に近付いてきたら、一度お手洗いへ立ちましょう。このとき、おごり慣れしているスマートな男性なら、あなたがお手洗いに行っている間にさっと会計を済ませてくれていることでしょう。
店のシステム上、会計が最初、またはお手洗いから帰ってきても会計が済んでいなかったという場合は、レジで財布を出すフリだけはしましょう。そうすれば、割り勘の場合もスムーズに支払いが済みます。もし、そこで彼が払ってくれるようだったら素直に財布をしまいましょう。過剰な遠慮は彼のプライドを傷つけてしまう恐れがあります。
彼が払ってくれたら「ごちそうさまでした」なり「ありがとうございます」なり、きちんとお礼を言いましょう。お礼+「楽しかった」や「おいしかった」など一言添えれば、男性側は、またおごってあげようという気持ちになるはずです。
おごってもらって当然という考えでいてはいけないと分かってはいるものの、どう考えても相手が自分を落としにかかっているデートや、自分は乗り気のないデートで割り勘となるとモヤッとしてしまいそうですよね。キメ時のデートで割り勘にするような男は、付き合っても毎回割り勘で、誕生日や記念日だってお粗末なもので済まされてしまうことが予想されます。
しかし、こんな不景気時にお金についてグダグダ考えていられない、という方は割り勘にする方がお互い気持ちが良いのかもしれませんね。そして、そんな時代だからこそ、デート代を払ってもらったときはお礼を言える素直な女性でいたいものですね。
【情報提供】
◆恋を学ぶ情報サイト「恋学」
◆調査時期:5/24~6/9
◆調査対象:20代30代の街コン参加者男女
◆調査数:合計500名(男性247名、女性253名)
◆調査方法:紙アンケート
(姫野ケイ)
Written by 姫野ケイ