交際相手から大事にされたい。常に想われたい。
こういう願いを抱いている方は多いでしょう。しかし、具体的にその願望をかなえるためには、どういった努力をすればいいのでしょうか。
ただ漠然と長い間交際していれば、彼氏から「彼女を大切にしたい」なんて思ってもらえるわけもありません……。
そこで今回は、男性目線で彼女を大切にしたいと思う時について考えていきたいと思います。
男性が彼女を大切にしたいと思う時とはどんな瞬間か。よくよく考えるまでもなく、これはもう既に相手から大切に思われていることが分かったときでしょう。
人はポジティブな感情も、ネガティブな感情も、相手に与えられたらその分お返しをしようとする生き物です。
だから彼女に親身になって話を聞いてもらえたり、愛情を実感できる言動を見せてもらった時こそ、「あ、この子をもっともっと大切にしないとな」と思うわけです。
相手の愛情が理解できたら、その気持ちに対して、男性は少なからず誠実であろうと努力を見せるようになります。
その努力の成果は男性によって色々ですが、いずれにしてもその瞬間には、女性も自分が愛されていることを自覚できるはずですよ。
特別珍しい傾向でもありません。男性は、自分の彼女が本気で自分を愛しているのだと知ったときこそ、その気持ちに最大限報いようとするわけです。
男性の多くは、自分の精神状態に余裕があってこそ、はじめて他人に優しくなれます。言い換えれば、気持ちに余裕がない男性は、相手がたとえ彼女だろうと、優しく接することができないわけです。
この気持ちの余裕の源泉は、やっぱりお金でしょう。
常に貧乏で生活に余裕がない男性は、自分のことで精一杯。彼女のことなんていちいち考えてもいられません。
そういう観点で考えれば、彼女を大切にしたいと思う時を自覚することのできる男性は、精神的にも経済的にも余裕を持った、まさに大人の男性ということです。
世間には「お金はなくても幸せ」という人も勿論います。しかしそういう人はごく少数。
お金で買えないものなんて滅多にありませんから、お金があるというのは素晴らしいことですし、そのお金を持つことで気持ちが正常でいられる男性というのは、決して少数派ではありません。
女性に冷たい、彼女にDVをするような男性がお金持ちであるケースは稀です。
彼女を大切に考えることのできる男性は、そのような気持ちをキープできる余地が、しっかり存在しているのです。
ということで、今回は男性が彼女を大切にしたいと思う時について、男性目線で率直に書いていきました。
結局のところ大事なのは、いかに自分が愛されているのか。そしてその想いに応じる心の余裕です。
愛されていることが分かっても、気持ちの余裕がなければ男性は素直になれず、卑屈になってしまうだけです。
裏を返せば、女性が自分の注いだ愛情をしっかりと相手に理解させるためには、そもそも相手選びを間違えないことも大事ということになってきます。
劣悪な生活環境にいる男性は、やっぱりどこかしら歪みがあります。
こういう男性との恋愛は困難も多いので、お互いが無駄に傷つかないためにも、ある程度気持ち……つまり普段の金銭的な面での余裕がある男性を、彼氏の候補にしておくべきでしょう。
Written by 松本ミゾレ