こんにちは、トイアンナです。彼氏と付き合ってから「もしやマザコン?」と不安になったことはありませんか? アラサーにもなって「服を全部親に選んでもらっている」といった極端な例ならすぐ逃げ出せます。が、問題なのは「週末は実家へ帰ってご飯する」といったグレーゾーン。
ぞんぶんに愛されて育ったにも関わらず母親をバカにするような男性に比べたら、親思いの息子の方が好感度大です。そこで今回は別れを決意したほうがいいマザコンと、愛すべきマザコン男子の違いをご案内します。
多かれ少なかれ男性がマザコン気味になるのは、世代的な理由もあるようです。今の親御さんは50代前後、バブル期を盛り上げるべくがむしゃらに働いた男性が多い世代です。女性は短大卒業後、腰掛OLからの専業主婦が王道とされ、忙しい旦那さんに代わって家計を切り盛りしてきました。となれば彼の家庭ではお母さんと息子だけで過ごすのが日常だったはずで、付きっきりで育ててくれたお母さんを大事にするのは当たり前ともいえるのです。
ところが「マザコン」として問題になる男性は母親を大事にする以上にある視点が欠けています。欠けているのは、彼女の優先順位です。
これからあなたと彼がうまく行って、そのまま結婚したとします。独立するなら、これからはあなたとの家庭が第一になるはず。ところがマザコン男子は「お母さん」と「奥さん」で前者を優先してしまうので、あなたの意見が蔑ろにされかねません。
「結婚式は洋式にしたかったのに無理やり着物を選ばされた」
「お姑さんが孫は二人欲しいといったせいで夫が子づくりを求めてくる」
といった、あなたの意見を丸ごと無視したトラブルが起きるのはそのためです。
もしあなたの彼がマザコン気味に感じられるなら、「私とお母さん、どっちが大事なのか?」を結婚前に確認しましょう。両方が体調を崩したらどちらを看病してくれるのか、意見がぶつかったら「それは母さんが嫌うから」とストップしてこないか……。
たとえ彼がマザコンに見えても、もしかするとあなたが世界一かもしれません。パッと見てマザコンだからと即・別れを決めるのももったいない。将来の悲劇を防ぐためにも自分がうっかりお母さんより下位のセカンドにされていないか、彼の行動から慎重に判断してみてください。
Written by トイアンナ
Written by トイアンナ