ひとりご飯、ひとりカラオケ、ひとりフェス……今どきは、すすんで単独行動を好む女性が増えています。焼肉屋や居酒屋もひとりで行くというツワモノもいるようですが、それだけ「他人と群れること」を苦手とする20~30代が増えているという意味です。
けれど、どれだけひとりが好きでも、だからといって彼氏がいなくていい、というわけではないでしょう。ソレとコレは話が別。ひとりカラオケはするけれど恋はしたいし、恋人と過ごす時間はやっぱり楽しい……と思うのでは?
そこで、問題が出てきます。「いつもひとりでいるのに、どうやって彼氏を作るのか?」
確かに。ひとりが好きだから、大勢がワイワイと集まる合コンや飲み会は苦手でしょうし、周りに誰か紹介してとお願いするのも面倒くさいはず。そんな、「おひとり様」がどうすれば恋人を作れるのかを考えてみました。
おひとり様の女性は、リアルに他人と群れるのを嫌っても、インターネット上では横の繋がりを欲していたりします。本当に孤独の中に自分を追い込むようなことは、ほとんどしないでしょう。
そして、facebookなどでは、好みや趣味が同じという、直接の接点がない人と「友達」になっていることが多いのでは? 単独行動を好む人は、自分のテリトリーを侵されることを嫌うので、自身の日常を切り取って見せるSNSでは、リアルな友人や職場の人と繋がることを厄介に感じるはず。
自分の投稿に対して、同僚などに「アレ、面白いね」と口頭で突っ込まれたりすると、気まずさや面倒くささを感じるのでしょう。
しかし、そんなSNSの友達リストの中から恋人候補を見つけるというのも、恋を始める方法の1つ。「いいね」をよくし合う相手や、自分の投稿に頻繁にコメントをくれる人は、より深い関係になれるかもしれません。
SNSと同様に、ブログの読者や、ツイッター・インスタグラムのフォロワーで、「何となく気に入っている」というメンバーはいないでしょうか? リアルな繋がりはないけれど、意気投合できる人物がいれば、恋愛対象と見て良いと思います。
ただし、インターネット上でしか繋がっていないだけに、「本当の性別」は慎重に正しく確認するようにしましょう。男性だと思い込んでいたら、男性っぽいハンドルネームを使っているだけで、実は女性だったという例は多々ありますので。
単独行動が好きな女性は、映画、ランニング、読書、カフェ巡り、ゲームなど、基本的に一人でも事足りる趣味を持っているものです。また、そうした分野のイベントごとには積極的に参加して、「自分と同じ、ひとりが好きな男性」と出会うことを求めると良いでしょう。
ひとりが好きな女性は、寂しがり屋で、自らホストとしてホームパーティーを開いちゃうような男性とは、一緒にいてやっぱりテンポが合いません。恋人同士になれても、素の自分を見せにくくなってしまうため、同じようにひとりで楽しめる趣味を持つ男性を探すのが賢明です。
最近では、ランニングをしながらのカップリングパーティーや、ゲーム機を持ち込んで一緒にプレイするゲーム街コンなどもありますので、自分に合ったイベントに参加してみましょう。そうしたものは、基本的にひとりでの申込がOKのはず。気軽に彼氏さがしができますよ。
「ひとりが好き=寂しい女性」という方程式は、そろそろ書き換えられるべきではないでしょうか。今どきは、どんな媒体、シチュエーションでも恋が見つけられるのです!
Written by 沙木貴咲