「彼女の髪からフワっと運ばれてくるシャンプーの香りにドキっとした」
というのは、男性が女性を好きになるシチュエーションで、よくある話。
なぜいいニオイいというだけで男はその女性に恋心を抱いてしまうのでしょうか?
それには人間の脳が深く関与していました。脳の中に臭覚(ニオイ)の情報を伝える神経は五感の中で唯一感情を司る「扁桃体(へんとうたい)」に直結します。恋愛中枢ともいわれる扁桃体を刺激する結果、よい香りを嗅ぐと、無意識的に「好き」という感情が芽生えてしまうのです。せっかくですから、この本能を恋愛に活かさないテはありません!
今回のコラムでは「色気を感じる」と男性が思う女性の匂いを3つ、ご紹介します。
風になびく髪が柔らかい女性を想像させるため、運ばれてくる匂いもセクシーに感じるのです。
代表的なものはシャンプーやせっけんの匂い。
シャンプーですと、香りが飛んでしまうので、そういった香りのするヘアオイルやスプレーを、愛用してみるのもいいでしょう。タイミングとしては、彼と2人で会う前に、良い香りを身にまとう感じがベスト。
ファンデーションは女性ならではの化粧品であり、その匂いそのものに女性を感じる男性もいるようです。敢えて、香りの強いファンデーションにする必要はないと思いますが……。「顔と顔を近づける」というシチュエーション自体、滅多にないので、その行為自体にもドキドキを感じるかもしれませんね。
清潔な服に包まれることで、女性そのものから清らかで新鮮な色気をかもし出すので、これはテッパン中のテッパンな香りといってもいいでしょう。ほとんどの女性は服を洗濯していると思いますので、洗濯の仕上げに柔軟剤を使ってみると、抱きしめたときに洗い立てのような香りが強く出ると思います。
実は、匂いというものは五感の中でもっとも本能的な部分と直結していて、脳の「考える」部分を通らず「感じる」部分まで一瞬で伝わるのです。
つまり、男性にあれこれ考える時間を与えず、一瞬でドキドキを感じさせることができ、オスとしての本能を自然に呼び起こすことができるのです。
「友達以上恋人未満から、なかなか進展しない」
「長く付き合っていて、安心はあるけどドキドキが低下してきている」
そんな状態の時は、今回挙げた3つのうち、どれかの匂いを立ち昇らせてみては? 彼の理性を吹き飛ばすことができるかもしれませんよ♪
Written by 橘つぐみ