好きな人に自分の気持ちを気づいてもらいたいけれど、告白はできないし、露骨なアピールはわざとらしいし……と、うまく愛情表現できない人が少なくありません。
好きな人の前に出ると、目を合わせるのがこわくて、ついつい素っ気ない態度をとってしまう場合が多いのでは?
普通の会話の延長で恋心を伝えたいとき、何をどう言えばいいんでしょうか。
男性が、女性のどんな一言にテンションを上げるのかを知っておけば、自然に好意を伝えられるはずです。
素直な褒め言葉に、男性はテンションが上がります。何とも思っていない女性にも、急に好印象を抱き始めるかもしれません。
たとえば……。
男性が苦労して結果を出した仕事に対して、「すごいね! お疲れさま」。
新しい洋服やバッグを持ってきたり、散髪をしたりするのを見て、「それ、カッコいいね。良く似合ってる」。
トラブルに見舞われたとき、男性の冷静な言動に、「その言葉、とても頼もしく感じる」とか「○○さんって、頼りがいがありますね」など。
男性はやっぱり、女性にとって魅力的な存在でありたいと願いますし、女性より強くありたいと考えるものです。
そうした願望をわかりやすい言葉で伝えられると、素直にうれしくなるでしょう。
飲み会やイベントごとに来られないとわかったとき、驚いた後で女性が「残念」「寂しい」と言うのを聞くと、男性はテンションが上がります。
自分がいない・参加しないことを残念に思われるというのは、つまり「女性から必要な存在だと認められている」ということですから。
好きな人と接近できるかも、と期待したアテが外れたとき、無理に笑顔を作って当たり障りのないことを言うより、正直に「寂しい」「来てほしかった」「○○君がいると楽しいのに」などと言ったほうが良さそうです。
ただ、相手にも都合があって不参加となるため、残念アピールはしても、「何がなんでも来て! 」と、強引にお願いすることはしないようにしましょう。
テンションが上がる男性と、困惑する男性に分かれますが、普通の外見で普通の仕事をする一般男性なら喜ぶはずです。
「モテるでしょ?」という女性の一言は、「モテるのが当然なほどカッコいい・優しい」という意味ですので。口では否定しても、大抵の男性は顔が笑っているに違いありません。
一方、モテるでしょ? と言われてうれしくない男性は、美形で本当にモテているとか、よっぽど性格がねじ曲がっているか、どちらかでしょう。
女性からチヤホヤされることに慣れているイケメンは、「モテるでしょ……って、当たり前じゃん! 何言ってんの?」と思うはずです。
そして、性格がねじ曲がった男性は、モテているかどうかを聞かれて「ハイそうです」と答えるヤツがいるか! と気分を害するようです。
「いやいや、モテないよ」という謙遜がうれしくないというか、謙遜であっても自分はモテないと言うことが面白くないんだとか。
そういうタイプは、そもそもの性格が面倒くさいので、お付き合いを望むことを検討したほうが良いのかもしれませんが……。
どういう表現の仕方だとしても、基本的には「褒め言葉」が男性のテンションをアップさせます。
女性だって、「キレイだね、カワイイね」と言われればうれしくなりますから、同じことです。
好きな人を、さりげなく上手に褒めることができれば、恋はスムーズに進展していくでしょう。
Written by 岡崎咲