本当にあったキュンとする話。10キュンまとめてみた。

日本俗語辞書によると、

『キュン死とは胸が締め付けられて骨抜き状態になること』だそうです。好きな人の言動で胸が締め付けられ、心を奪われて骨抜きになる……。また、一瞬で心が奪われ死にそうなほど胸を焦がす恋に落ちることも……やっぱり『キュン死』。
※引用元：日本俗語辞書｜キュン死（に）

「うんうんわかる」、と頷いたあなたは経験者かもしれません。

「そんなの漫画やドラマの中だけじゃないの？」、と首を傾げたあなたはこれまで恋愛に積極的でなかったのかも……どうでしょう？

今回はそんなあなたも今すぐ恋愛したくなる『本当にあったキュン死エピソード』をご紹介したいと思います！

学生編

本当にあったキュンとする話。10キュンまとめてみた。

・冷たい手を彼のコートに
『彼氏は部活の先輩で私から告白しました。最初は仲良しだったけど、彼が三年になって引退してからあまり会えなくなりました。
もともと無口で「好き」とかは言ってくれなかったし、受験勉強も忙しくなって、会う約束してもドタキャンされたりが続いて、
「おわりですか？」
みたいなLINE送りました。そしたらその日、バイト先に迎えに来てくれたんです。
近くに来たからみたいな感じで、手をつないできて……。すごい寒い日で、そしたら
「手冷たいね」
って私の手を自分のコートのポケットに入れて握ってくれて……。あいかわらず何も言ってくれなかったけど彼の気持ちがあったかい手から伝わってきてキュンキュンしました。嬉しかったです。（18歳女性・学生）』

・わたしじゃダメ？
『近所に住んでる○○とは幼馴染みで妹みたいな存在でした。中学までは家にいったりもしたけど、別の高校行ってからはバッタリ会うと話す程度で疎遠になっていました。
けど、俺に彼女が出来てからは相談相手に。彼女が結構振り回してくるタイプだったんで悩まされて、女の意見を聞こうと○○に電話したのがきっかけでした。夜中とかに電話しても辛抱強く聞いてくれて、近所なんで出てきてくれて公園で話したりもしました。
でも彼女には結局振られて、マックで○○に話してるうちにカッコ悪いけど泣けてきて、そしたら○○が
「わたしじゃダメ？彼女の代わりになれない？」
ってポソッと。
「冗談冗談」
てすぐ否定してきたけど、パって涙を隠したのを見て心をつかまれました。それまで女として意識したことなかったけど、サーッと今までのことが浮かんできて、いつもそばにいてくれたなあ、と。それから付き合いだして今も続いてます。（20歳男性・大学生）』

・初詣でキュンキュン
『短大を卒業する年のお正月、彼氏と初詣に行っておみくじを引きました。私の夢はステージダンサーになることで、卒業後東京に出てレッスンしながらオーディションを受ける予定でした。
でも引いたおみくじは凶だったんです。私は将来が不安でいっぱいで、彼氏とも遠距離になるという時期だったので、悲しくてショックで泣いてしまいました。
そしたら、彼氏が自分がひいた中吉のおみくじで私のをくるんで枝に結んだんです。
「俺の運で守ってやるから大丈夫」
って。それから、
「もう泣くなよ」
ってまぶたにキスしてくれました。何年か後に彼氏とは別れてしまったけど今でも思い出すと胸がキュンとする思い出です。（26歳女性・ダンサー）』

職場編

本当にあったキュンとする話。10キュンまとめてみた。

・コワモテの指導係が……
『会社で部署が変わり指導係になったAさんは厳しくて見た目もコワモテで、女子の間では敬遠されるタイプでした。私も苦手で全く男性として見てなかったっていうか（笑）。年齢は3つ上くらいなんですけど、おじさんっぽいっていうか、面白い事も全然言わないし……。
でもたまたま2人でいる時に地震が来て、一瞬だったんですけど私が思わずキャッと叫んだら覆い被さって守ってくれたんです。田舎で震災を体験している私は地震に対してすごく臆病でした。少し揺れただけで大げさに怯えてしまって笑われることもあった。でもAさんは
「大丈夫だった？」
って心配して抱き起こしてくれて
「○○の田舎は福島だったもんな」
ってすごく優しくいってくれたんです。起こされたときに一瞬壁どんみたいになって、そのとき初めて気づいたけどAさんは身体が大きくてがっちりしてて、目がきれいで……その一瞬で恋してしまいました。（24歳女性・OL）』

・バレンタインにファン宣言
『会社にちょっといいなと思ってる子がいて、向こうもそうかなと何となく思ってたんですが……。すぐ行動を起こすほどじゃないっていうか、ズルいようですけど他の所にも気になる子がいて迷ってました。
バレンタインの日に、彼女が会社の男性全員に同じチョコレートを配ったので、なんだ俺もみんなと同列かよ！って思って……勝手なんですけど正直がっかりしたんです。
そしたらその子、ハイおまけですって俺が煙草やめてからやたら噛んでるガムを可愛くラッピングして渡してきたんです。
「禁煙がんばってくださいね」って。
まわりが一瞬、なんで？って感じになったんですけど、
「わたし○○さんのファンだから特別なんで〜す」って。
同僚には冷やかされましたけど、彼女の大胆さとセンスの良さにやられましたね。堂々としてて、でもファンって言い方だから気まずくもならないし、すごいなと。速攻で食事に誘いました。「ドキドキだったんだよ〜」なんて言ってましたけど…今の奥さんです。（27歳男性・会社員）』

・もう帰っちゃうんですか？
『レジャー施設でバイトしてるんですけどオープンからなんで結構みんな仲良しなんです。よく喋るし遊びに行ったりもする。けど、彼女だけは打ち解けないっていうか、内気なタイプでした。
俺はリーダーっぽい感じだったんで、たまには話そうよとか声掛けて、飲み会を企画しました。ところがその日に実家の用事で帰らなきゃならなくなって、早めに抜けたんです。みんなは盛り上がってたんでこっそりと……。そしたら大人しいその子が店の玄関まで追いかけてきて
「帰っちゃうんですか？今日はたくさん話そうと思ってたのに」
って泣きそうになってるんですよ。びっくりして、わぁ可愛いなって思って……。彼女にしたらものすごい勇気で言ったんだってのが伝わってきたんですよね。別の日に2人で飲みにいって付き合いました。（24歳男性・フリーター）』

オトナ編

本当にあったキュンとする話。10キュンまとめてみた。

・重い女の私に……
『心配性の私は重い女になるタイプです。これまでの恋人も「重い」という理由で離れていきました。連絡が少し間遠になったり、会えない日が続くと不安でたまらなくなるんです。
でも今の彼氏のことは本当に大切で嫌われたくないから我慢していました。前なら何度も電話したりメールしたりしてしまっていたところを、なるべくしないで、不満もいわないように、責めたりしないように……。
でも彼氏が忙しくて1ヶ月以上会えなかったとき、爆発してしまいました。酔っ払って何度も留守電に「会いたい」「寂しい」と入れたあげく、嫌いになったんなら別れましょう。ってメール入れちゃって……。翌日に自己嫌悪でいっぱいになって謝罪メールを送りました。
「これで最後だから」って。そしたら
「嫌いになってないよ。またメールくれ」って。
短い返信だったけど涙が出るほど嬉しかった。今も保存しています。（26歳女性・派遣）』

・信じて待ってくれた彼女
『元カノが精神的に弱いタイプの子で頼って来られると拒めない関係が続いていました。しょっちゅう呼び出してくるんです。向こうから別れをいったくせに、僕に新しく彼女が出来てから寂しくなったみたいで……。
僕も悪い所があって、ほっておけないんで、呼ばれるとつい会ってしまって。そしたらある時、彼女とデート中に電話がかかってきてケガしたから車で迎えに来て欲しいと泣きつかれて……。怒られるの覚悟だったんですけど、彼女は
「大変なんだね。しょうがない、行ってあげなよ」
っていうんです。すごい我慢して笑顔つくってるって分かってジーンとしました。急いで行って、元カノには
「これで最後だから」
って宣言して彼女のところに戻りましたよ。
「嘘つかれたくないから許したけど、心配だったんだよ〜」
って抱きついてきた時にはマジでキュン死でした。（25歳男性・IT系）』

・初めて聞いた彼女の方言
『彼女はヨガ教室の先生なんです。一年くらい付き合ったんですけど、なんか違うなと思うようになりました。打ち解けないっていうか、わかりあえてない感じがしたんですよね。
俺の片思いから始まった恋だったし、競争相手も多くて高嶺の花的な存在だったので、自分も無理してたのかもしれません。それで別れを切り出したんですけど、彼女が子供みたいに泣き出して、キレたみたいな感じで
「なんで急にそんなこと言うんよ！」
って急に関西弁でわめいたんです。方言で喋るの初めて聞いてドキッとしました。可愛かったし、本当の彼女を見たみたいで心を奪われました。（27歳男性・公務員）』

・好きだから一緒にいたい
『10代でデキ婚して、その子を流産してしまい……。それが原因で子供が望めない身体です。その時の夫とは離婚して、数年後に今の彼と出会いました。後悔が身体と心に残り、もう恋愛なんて出来ないくらいに思っていたのを
「いつまでも待つ」
って言ってくれて、私が決心するまでは友達として交際してくれて……。申し訳なくなって、私は結婚しても子供が生めないと伝えました。別れを覚悟していたのですが、彼は
「○○が好きだから一緒にいたい。それだけでいいよ」
と言ってくれたんです。彼の胸で大泣きしてしまいました。（25歳女性・飲食店勤務）』