昨今、芸能人の不倫の話題が頻繁に取り上げられています。芸能人ではなくても不倫に走ってしまう人は少なくありません。でも、なぜ人は不倫したいと思い、行動に出てしまうのでしょうか。

そこで本記事では「女が不倫したいと思う時はいつ？」と題し、不倫してしまう理由や心理、不倫する女性に共通する特徴などをご紹介していきます。

1. 女性が不倫したいと思う時はいつ？

女性が不倫したいと思う時、その原因には以下のようなものが挙げられます。

・魅力ある異性が現れた時
・恋人や夫に不満を感じ始めた時
・恋人や夫とセックスレスになった時
・恋人や夫に浮気された時
・自分の女性としての魅力を確かめたくなった時

魅力ある人に出会い、恋に落ちてしまったという人もいそうですが、大半は恋人や夫との関係に対する不安や、自分の魅力に対する不安が不倫したいと思う気持ちを駆り立てるようですね。

＜参考文献＞500人の女に聞いた「浮気・不倫する女の特徴10個」と「行動心理」｜マイナビニュース

2. 不倫したいと思ったときの女性の心理

不倫したいと思った時、女性の心理についてご紹介します。当てはまる心理状況があれば、不倫以外でそれを解消する手立てがないか考えてみてください。後半にも述べますが、不倫にはデメリットがあります。

不満を解消したい

自分に自信がもてないことや自分に魅力が感じられないこと、また恋人や夫に対する不満などが積み重なり、それを解消したい思いから不倫に走ってしまう人も少なくありません。

この心理状態で不倫している人にとっては、不満の対象より不倫相手のほうがあなたにたいして「優しくしてくれる」「不満や不安を解消してくれる」「構ってくれる」ことに快感を抱いているはずです。

しかし不倫は、自分自身や恋人、夫との関係に関わる問題を解決する手段にはなりませんよ。

欲求を埋めたい

恋人や夫とセックスレスになってしまった場合、また関係がマンネリ化した場合には、自分の欲求を埋めたいがために不倫に走ってしまうようです。

「恋人と夫では自分の欲求を埋めることができないけど、他の異性なら欲求が埋められる」そのような発想から不倫に走る人も少なくありません。

が、もし不倫していることに後ろめたさを少しでも感じているのであれば、不倫以外の解決策がないか考えてみてほしいです。後ろめたさを感じている時点で、恋人や夫、不倫相手との将来は明るいものではなくなるでしょう。

好きという気持ちが勝ってしまう

不倫している人の中には「不倫がしたかったわけではない」という人もいます。好きになった相手がたまたま妻子持ちだったり、恋人や夫がいるにも関わらず激しく惹かれてしまった相手がいたり……。

心のどこかで「よくない」と思っていても、好きという気持ちが勝ってしまって冷静にいられないまま、不倫に溺れることがあります。

が、もし心のどこかで「よくない」と思っているのであれば、冷静に考える必要があります。あなたはもう子供ではないのですから。

3. 不倫にはデメリットがあることを知っておいて

不倫したいと思ってしまうのには深い理由があるかもしれません。ですから不倫したいという思いを否定することはできません。しかし実際に行動に起こしてしまう前に、不倫にはデメリットがあるということを知っておきましょう。

離婚や多額の慰謝料請求の可能性あり

一般的に不倫は後ろめたい行為です。不倫はする側にもされる側にも、悪影響が及ぶことがほとんどです。一番大きなデメリットは、

・離婚をまねく可能性
・それに伴い多額の慰謝料を請求される可能性

があることです。

なお不倫が原因での離婚では、慰謝料請求が数百万円になることもしばしばあります。子供がいる場合には養育費を請求されることもあるでしょう。経済的なダメージが考えられます。

信頼関係に悪影響が及ぶ

不倫相手との関係によっては職場にいづらくなったり、友人と疎遠になったり、自分が今まで築き上げてきた信頼関係にヒビが入る可能性があります。

例えば職場で不倫していたことがバレた場合、職場に噂が広まり居づらくなることは容易に考えられます。仕事は仕事、プライベートはプライベートと割り切れる人であっても、居心地の良さを感じられない場所で働くのはきついのではないでしょうか。

また友人の中には、あなたには話したことがないだけで、不倫された経験がある人、不倫が原因で両親が離婚している人などがいるかもしれません。そんな人にとっては、あなたの不倫は許しがたい行為に映るのではないでしょうか。

罪悪感を引きずる可能性がある

「不倫をした」という罪悪感を一生引きずって生きることになる可能性があります。もちろん、こればっかりは経験してみないとわからないことでもありますから「わたしは罪悪感なんて感じない！」と考える人もいることでしょう。

しかしあなたがそうであっても、不倫された相手がどう思うかはわかりません。一生あなたのことを恨み続けるかもしれないし、多額の慰謝料を請求され続けるかもしれません。経済的にも社会的にもデメリットしかない不倫を、経験してから後悔しても遅いですよ。

4. 不倫したいと思う原因についてよく話し合おう

不倫したいと思ってしまう原因をまとめると、

・不満を感じる時
・寂しさを感じる時
・刺激を求めている時

と言えます。

あなたに恋人や夫がいるのであれば、これらの原因を解決できないか、彼らと向き合って話し合う必要があります。デメリットの多い不倫に走る前に、問題に向き合い、解決できる可能性にかけましょう。

もしあなたに恋人や夫はなく、相手に恋人や奥さんがいた場合には、彼女たちを思いやる気持ちを持ちましょう。あなたと不倫相手は楽しいかもしれませんが、彼女たちはあなたがたの関係をものすごく不快に感じることでしょう。

あなたたちの関係に少しでも関わりのある人を不快にさせて、楽しいと思えますか？

5. 不倫したいと思ったら、まずは冷静になろう

不倫とは、

道徳に反すること。特に、男女の関係が人の道にはずれること。また、そのさま。
出典元：大辞林 第三版 三省堂

とあります。”道徳に反すること”ですから、おすすめできる行為ではないことが伝わるかと思います。

確かに不倫に走ってしまう原因を、恋人や夫と向き合ったところで解消できる確証はありません。しかし経済的にも社会的にもデメリットが多いですし、恋人や夫に隠れて不倫する際、後ろめたさを感じるのであれば、その行為をやめるに越したことはありません。

不倫したいと思ったら、不倫相手と激しい恋に落ちそうになる自分をなだめて、まずは冷静になりましょう。

6. ＜まとめ＞不倫はおすすめしない。それでもしたくなったら覚悟して。

不倫してしまう理由や心理について紹介してきました。不倫はおすすめしないという方向でご紹介してきました。ですが、あなたの人生ですから、あなたに選択する権利があります。

不倫したいと思い、不倫してしまっても、それはあなたの選択です。ただ、その先で紹介したようなデメリットが待っています。不倫したくなったら、何かを失うかもしれない覚悟はしておいてください。