誰とでもすぐに仲良くなれて、友達がたくさんいる人をうらやましいと思ったことはありませんか?
人には好き嫌いがあるので、人見知りをしたり、人付き合いに苦手意識を持っている人は案外多いのかもしれません。
今回は、人付き合いが苦手な人が、無理をせずに人と楽しくコミュニケーションをとれるようになる方法を紹介していきます。
1. にこやかに挨拶をすることから始める
人間の付き合いは、「挨拶」から始まります。ですから、まずは「気持ちのよい挨拶」を心がけるところからスタートしてみましょう。
そのときには、にこやかな笑顔と明るい声が基本です。話すのが苦手でも、これならすぐにできるのではないでしょうか。
「おはようございます」と言ってニコッとするだけで、相手はあなたに好感を持ちますよ。
2. 聞き上手になる
人付き合いが苦手な人は、会話の途中で沈黙が訪れるのが怖いと思いがちです。そのためか、ベラベラと自分のことをいつまでもだらだらと話してしまうという行動に出がちです。
そのような行為は、かえって相手を疲れさせてしまいます。むしろ、積極的に相手に話をふったり、相手に質問をするなどして、相手に話をさせる時間をできるだけ長くしましょう。
人というのは、自分の話を根気よく聞いてくれる人に好感を持ちます。逆に、自分勝手に話す人のことは避けたくなります。その気持ちを利用して、相手にどんどんしゃべらせるようにしましょう。
3. メールやLINEをフル活用する
面と向かっては言いづらいことも、メールやLINE(ライン)でなら伝えられることがあるのではないでしょうか。
もし相手に誤解されるようなことを言ってしまったり、うっかり失言してしまったら、すぐに「さっきはゴメン」とか、「傷つけるつもりはなかったんだ」と、フォローのメールやLINEを相手に送りましょう。
そうすれば、すぐに関係修復ができるはずです。また、日頃の感謝の気持ちなど、照れてしまって言えないことも、メールやLINEで伝えましょう。
口下手でもいいのです。他の手段であなたの気持ちを余すところなく伝えられれば、それで十分コミュニケーションはとれます。
4. 大きな声で話すように心がける
小さい声で話していると、自信がなさそうに見えますし、何度も聞き返さなくてはいけないので話す相手にとってストレスになります。
人と話をするときには、できるだけ大きな声でハッキリと言うようにしましょう。大きな声で話すようにすると、不思議と自分に自信が持てるようになります。
また、いつの間にか話の輪の中心になっていたりして、話し下手が克服できるかもしれませんよ。
5. 人付き合いの得意な人を観察し真似る
あなたの周囲に人付き合いが得意な人はいませんか? 誰とでもすぐに仲良くなれて、初対面の人の前でも堂々と話せるような人がいたら、その人をじっくり観察してお手本にしましょう。
よく見ていれば、何かしら学べることがあるはずです。その人の表情、話題選び、あいづちの打ち方などなど、すごいなとかいいなと思ったらそれを頭に刻み込んで覚えておくようにしましょう。
そうすれば、いつかあなたもその通りのことができるようになりますよ。身近にお手本になる人がいなかったら、好きな芸能人などでもいいのです。
6. 本をたくさん読む
人と話をするとき、語彙が豊富だと、自分の言いたいことをより的確に伝えることができます。語彙を豊富にするには、本を読むのがいちばん手っ取り早いのではないでしょうか。
どんなジャンルの本でもいいのです。たくさん本を読んで、扱える言葉を増やしましょう。そうすれば、より知的な会話ができるようになりますし、人と話すのがだんだんと苦にならなくなります。
7. 人付き合いが苦手なことを最初に言ってしまう
初対面の人には、まず「私口下手で」とか、「人付き合いが苦手なほうで」「しゃべるのが下手なんだ」と最初に言ってしまうのもひとつの手です。
それだけで、だいぶ気が楽になります。無理をして話題を探そうとしなくてもよくなりますし、相手がその分たくさんしゃべってくれるかもしれません。
開きなおってしまえば、怖いものはなくなるのです。そして、リラックスして話せば、思った以上に会話が弾み、相手は「全然口下手じゃないじゃない!」と言ってくれる可能性大ですよ。
こうすれば、人付き合いが苦手なことを、むしろ強みにしていけるでしょう。
8. おわりに
人付き合いを苦手から得意に変えるには、ある程度の時間と経験が必要不可欠になってくるものです。
得意になるまでの過程に恐怖を感じることもあったり、自己嫌悪な感情に支配されることもあるかもしれません。
けれど、そのような失敗の山を築いてはじめて苦手意識というのは克服できるものではないでしょうか。
克服するために、思い切って初対面の人が大勢集まる場へ行って、度胸試しをしてみるのもひとつの手ですよ。たとえば、街コンなどに参加してみてはいかがでしょうか。
おしゃべりでにぎやかな人ばかりがモテるとは限りません。控え目でおとなしいほうが、逆に興味を持ってもらえることだって十分にあり得ますよ。