この記事では、彼女にイライラする要因や彼女にイライラした時の対処法、彼女に直してほしいところを伝える際の注意点などについて紹介しています。彼女との恋人関係の中で、イライラする気持ちに振り回され、困っている方にはぜひ参考にしてみてください。

1. 人は何故イライラするの？

イライラすると自己嫌悪に陥ったり、やり場のない怒りに悩まされるものです。どうにかしてイライラした気持ちに対処したいものですが、そもそも、人はなぜイライラしてしまうのでしょうか。

人がイライラする理由として、精神的な原因と肉体的な原因が挙げられます。まずは、人がなぜイライラするのかについて考えていきましょう。

精神的な原因

人間関係のトラブルや仕事でのトラブルなど、生きていると様々なストレスを感じる場面に遭遇します。ストレスが重なると、気持ちに余裕がなくなってついイライラしてしまうことがあります。

肉体的な原因

睡眠時間を十分取れなかったり、体調が優れないと、いつも通りに動かない体に対してストレスを感じることがあるでしょう。このような肉体的な不調が原因で、人はイライラすることがあります。

2. 男性が彼女にイライラする11の要因

恋人としての付き合いが長くなってきたり、同棲を始めて長い時間一緒にいると、大好きな彼女に対してイライラすることがあります。ここからは、男性が彼女にイライラする心理を11個の要因に分けて説明していきます。

1：彼女の機嫌が悪い

女性はちょっとした男性の無遠慮な物言いが原因で、機嫌が悪くなることがあります。また、彼氏とは関係のない事柄や体調の変化が原因で、不機嫌になることもあります。

彼女がムスッとしているから機嫌を直そうと話しかけたのに、彼女は機嫌を直すどころか「何で分からないの？」とますます、ふてくされてしまうこともあるでしょう。

男性からすると、不機嫌な彼女に気を遣ううえに、事態の改善方法まで分からないため、大きなストレスを感じてしまいます。

このように、彼女の機嫌が悪いことやその理由、解決策が分からないことが原因で、男性はイライラすることがあります。

2：彼女からの束縛や干渉が激しい

友達と飲み会や旅行に行こうとすると、彼女から「誰と行くの？」「どこに行くの？」と聞かれることがあります。

事実確認だけならまだしも「私がいるのに男女で遊びに行かないで！」と束縛されたり、「○○君は評判悪いから付き合わない方がいいよ」などと、プライベートを干渉されることもあります。

彼女からの度を超えた束縛や干渉を受けると、まるで彼女から子供扱いされているように感じ、男性はストレスを感じます。このように、彼女からの束縛や干渉が激しいため、男性はイライラしてしまうことがあります。

3：彼女が嫉妬深くて疑り深い

男性がもう覚えてもいない過去の恋愛に執着して、彼女が「元カノは私より可愛かったんでしょ？」と嫉妬したり、「元カノと連絡とってないって本当？実はまだ繋がっているんじゃない？」などと、疑うことがあります。

最初は「彼女の可愛い嫉妬」に思えていても、しつこく繰り返されるとさすがにイライラしてしまいます。男性は、このように彼女が嫉妬深くて疑り深いことが原因で、イライラしてしまうこともあります。

4：話の要領を得ないことが多い

女性が相談や愚痴に対して「共感」して欲しいのに対し、男性はどちらかというと「解決策」や「結論」を提示しようとします。

そのため、何かアドバイスをしてあげようと彼女の話を熱心に聞きますが、結局彼女の言いたいことが分からず、男性側の気持ちがモヤモヤしたまま会話が終わることがあります。

彼女としては悪意があったわけではありませんが、オチのない会話にストレスを感じる男性もいるでしょう。このように、彼女の話の要領を得ないことが多いことから、男性はイライラすることもあります。

5：優柔不断で曖昧な態度が多い

一緒にランチに出かけた時、彼女が注文の時に延々と迷う時があります。また、洋服のショッピングで次から次へと試着して「どれにしようかな」と悩み、彼氏を長い時間待たせてしまうこともあります。

女性はその「悩む時間」が楽しいのですが、男性はこのような女性の気持ちを理解できません。それどころか、彼女の優柔不断な態度や「あれもこれも良さそう」という曖昧な態度が原因で、イライラしてしまうことがあります。

6：否定や文句ばかり言う

張り切ってデートプランを考えたのに、彼女から「今日は映画の気分じゃない」と否定されたり「そこのカフェ、この前行ったところに似てるから別のカフェがいい」などと文句を言われる場合があります。

彼女の素直な気持ちだとしても、文句や否定の言葉ばかり言われると、誰でも嫌になってしまうものです。男性は彼女からの否定や文句が原因で、彼女にイライラすることもあります。

7：彼女に非があるのに泣く

付き合いが長くなってくると、喧嘩の回数が増えてくるものです。喧嘩は双方に原因がある場合もありますが、明らかに彼女の方に非があるにも関わらず、泣いて被害者ぶる女性もいます。

男性は感情的になっても「泣く」という手段に出ることが滅多にできません。そのため、泣いて喧嘩から逃げようとする彼女の姿勢を「ずるい」と感じることもあるでしょう。

また、彼女に泣かれてしまうとそれ以上責めることもできず、結果として、男性の胸の内はモヤモヤしたままです。

このように、男性は彼女に非があるのに泣かれることが原因で、イライラしてしまうことがあります。

8：他の男性と比較する

彼女から「○○ちゃんの彼氏は△△のディナーに連れていってくれたらしいよ。あなたと大違いだよね！」なんて他の男性と比べられたら、彼氏としてのプライドはボロボロになってしまうでしょう。

しかし、そんな男性の気持ちに気付かず、比較するような言い方を繰り返す女性もいます。この傷ついた心が、次第に彼女に対するイライラへと変わっていくことでしょう。

男性は他の男性と比較されたことが原因で、彼女にイライラすることがあります。

9：嘘をつく

男性は彼女が嘘をつくことに対し、イライラしてしまうことがあります。嘘をつかれることで「自分を軽んじられている」と感じるため、不満に思うのです。

また、すぐに関係を揺るがすような大きな嘘でなくても、頻繁に嘘をつかれると「この先裏切られるかも」と不安に思い、ストレスが大きくなっていくと言われています。

10：考えずにものを言う

女性はデートで行きたい場所や食べたいものなど、次々と願望が変わることがあります。そんな彼女に振り回されて、男性は「もうちょっと考えてから物事を言ってくれよ！」と思ってしまいます。

また、テレビや男性の話などに対し「それって変だよ～」などと考えなしに感想を言ってしまうことがあります。考えずにものを言う姿勢を見て、男性は「品がない」と不快感を抱くこともあるでしょう。

このように、男性は考えずにものを言う彼女に対し、イライラすることがあります。

11：疲れているのに配慮がないと感じる

彼氏が仕事や学校で疲れているにも関わらず「構って！」とアピールする女性がいます。男性はそんな彼女の姿勢を見て「疲れている自分を気遣ってくれないのか」と、不満に思うことがあります。

このように、男性は疲れているのに配慮がないと感じて、彼女にイライラしてしまうことがあります。

3. 彼女へのイライラを抑える対処の仕方7つ

ふと「彼女、イライラするな」と感じた時、どのようにしてそのイライラに対処したらいいのでしょうか。ここからは、彼女へのイライラを抑える対処の仕方を、7つ紹介していきます。

1：自分が彼女の何にイライラしているのかを見極める

彼女へのイライラを鎮めるために、自分が彼女の何にイライラしているのか見極めましょう。頭の中が整理できない場合には、紙に書き出してみてもいいでしょう。

イライラの原因をしっかり見極めることができれば、一旦冷静になってイライラも鎮まります。また、イライラしてしまうことへの解決策も見えてくるでしょう。

2：しっかり食事と睡眠をとる

彼女に対するイライラを鎮めるためには、しっかり食事と睡眠を取ることも有効です。先述したように、人がイライラする理由として肉体的な理由も挙げられます。

まずは自分の睡眠欲や食欲を満たしてみましょう。彼女に対するイライラも、意外と収まる可能性があります。

3：1人の時間を確保する

彼女に対するイライラを抑えるために、1人の時間を確保することもおすすめです。彼女から物理的な距離をとり、一旦彼女と向き合うことから逃げてみましょう。自然とイライラした気持ちが和らいでいきます。

散歩に出かけるのもいいですし、外出が難しい場合はトイレに篭ったり、イヤホンをして音楽を聴くだけでも気分が変わります。

4：友達に愚痴を聞いてもらう

彼女に対するイライラに対処するために、友達に愚痴を聞いてもらうというのも有効です。神妙に「相談」として話すのではなく、お酒でも飲みながら笑い話として愚痴ってしまいましょう。

友達と笑い合えば気分が晴れ、彼女に対するイライラも収まってきます。また「改めて話してみたら大したことじゃなかったな」と、思い直すこともできるでしょう。

5：彼女以外の女性に話してみる

彼女にイライラする時は、彼女以外の女性に話してみることもいいでしょう。イライラすることを相談して、女性目線の意見やアドバイスをもらいましょう。

男性と女性は脳の作りが違うため、どうしても男性側が彼女の考え方が理解できないことがあります。しかし、意見を参考に彼女の考え方や物事の捉え方を理解すれば、彼女に対してイライラすることも自然と減るでしょう。

6：昔の写真や思い出から楽しかった頃を思い返す

カップルとしての期間が長くなってくると、相手の短所ばかり目についてしまいます。彼女にイライラする理由の1つとして、長年の交際で彼女に慣れきってしまったということも考えられます。

しかし、もともとはお互いが好きで付き合い始めた2人です。過去の楽しい時間を思い出せば、ときめきや相手を大切に思う気持ちが復活してくるでしょう。

昔の写真や思い出から、楽しかった頃を思い返してみるのもいいでしょう。彼女に対してイライラしていたことが、くだらなく感じられます。

7：彼女に直してほしいことを話してみる

イライラの原因の中に、彼女に直してもらえそうな内容があれば、直接「直してほしい」と話してみましょう。ここでは怒りに任せて話すのではなく、お願いという形で優しく伝えるのがポイントです。

彼女からしたら「悪気はなかった」という内容や、「無自覚だった」という内容もあるでしょう。しかし、小さな不満を我慢せず伝えることは、いい関係を長く続けるために大切です。彼女が反省して改善してくれると、イライラすることも減るでしょう。

4. イライラしている彼氏も落ち着く彼女の行動6パターン

ここまで、彼氏目線での彼女に対するイライラに対処法についてお伝えしてきました。ここからは視点を彼女目線に変えていきます。

イライラしている彼氏が落ち着くための彼女の行動パターンを6つ紹介していきます。

1：話に耳を傾ける

彼氏がイライラしていたら、「どうしたの？」「何か気に障った？」などとさりげなく聞いて、話に耳を傾けましょう。彼氏のイライラの原因が、彼女の何気ない普段の言動に隠れている場合もあります。

また、ここで彼氏がイライラしている理由をすぐに教えてくれなかったとしても、しつこく聞くことは禁物です。イライラした気持ちに、拍車をかけてしまいます。

2：気持ちが落ち着くまでそっとしておく

彼氏のイライラを落ち着かせるために、気持ちが落ち着くまでそっとしておくことも有効です。

男性の中には「イライラしている時はそっとしておいてほしい」という人もいます。このタイプの男性は、イライラしている時は1人で気持ちを整えたいため、彼女にあれこれ干渉されることを嫌います。

何かしてあげたい気持ちをぐっと抑え、彼氏を遠くから見守りましょう。会う機会を減らしたり、デートの予定が入っていてもあえてキャンセルして、1人にしてあげるという方法もあります。

3：非がある点はきちんと反省する

彼氏がイライラしている原因に身に覚えがある場合や、彼氏から非を指摘されたら、きちんと反省しましょう。誠実な彼女の姿勢を見て、彼氏のイライラも収まっていきます。

また、小さなイライラにしっかり対処することで、大きな喧嘩を回避することができたと考えるようにしましょう。

4：個人の時間を持てるよう連絡頻度を見直す

イライラしている彼氏を落ち着かせるために、個人の時間を持てるよう、連絡頻度を見直してみるのも有効です。毎日LINEしている方は頻度を少し減らして、彼女のことを考えない時間を作ってあげましょう。そうすれば、彼氏は1人で落ち着いて気持ちを整えることができます。

5：気分転換を促す

彼氏のイライラを落ち着かせるために、気分転換を促してみましょう。「友達と会ってきたら？」などとと背中を押して、楽しい時間を持つことを提案してあげましょう。

また、彼氏が趣味を持っているのなら、趣味の時間を持つことを提案してみるのもいいでしょう。彼氏は自分の時間を持つことで、気分転換できるでしょう。

6：体調などを気遣う

体調が優れなかったり十分に休息が取れていないために、彼氏がイライラしている可能性も考えられます。

彼氏のイライラを落ち着かせるために「最近休めてる？」などと声がけして、体調などを気遣ってあげましょう。彼女からの優しい言葉に癒されて、自然とイライラも落ち着くことでしょう。

5. 彼女に直してほしいことを伝える際に注意したいポイント5つ

彼女に直してほしい短所があったとしても、上手に伝えるのは難しいものです。伝え方を失敗すれば関係に亀裂が入り、彼女から「別れる」なんて言われてしまう可能性もあります。

ここからは、彼女に直してほしいことを伝える際に注意したいポイントを5つ紹介していきます。

1：自分が感情的にならないよう気をつける

彼女に直してほしいことを伝える際には、自分が感情的にならないように気をつけましょう。 感情的になってしまうと、言うつもりのなかった強い言葉まで言ってしまい、彼女を意図せず傷つけてしまうことがあります。努めて冷静に、話を進めるように心がけましょう。

2：相手が感情的になりそうな時は無理に話を進めない

彼女に直してほしいことを伝えるにあたって、相手が感情的になりそうな時は無理に話を進めないようにしましょう。

話をし出したら彼女が怒りそうだったり、泣きそうな時はそれ以上話を進めない方が無難です。不満を言われる側としても、精神的コンディションの悪い時に責められるとつらいでしょう。

彼女の機嫌がいい時や、会話が盛り上がっている時に、さりげなく伝えるようにしましょう。

3：人格否定にならないよう言い方に気をつける

彼女に直してほしいのは彼女の「行動」であり、彼女の人格問題にあるわけではありません。 うっかり人格を否定するような言い方をしてしまうと、彼女を深く傷つけてしまいます。彼女に直してほしいことを伝える際には、人格否定の言い方にならないよう、注意しましょう。

4：空腹時に話をするとこじれる可能性あり

空腹時、人はイライラしやすく、気に触ることを言われるとこじれることがあります。これは、恋人同士の話し合いにもあてはまります。

彼女に直してほしいことを伝える際には、空腹時を避けてこじれることのないようにしましょう。話し合いの前にレストランに行き、一旦食事をするのもおすすめです。

5：失敗すると破局もあり得ることを忘れずに

彼女に「欠点を直して」と伝える行為は、リスクの高いものです。彼女に直してほしいことを伝える際には、話し合いが失敗したら、破局の可能性もあることを忘れないようにしましょう。

誠実な態度で彼女と向き合って、普段の感謝の気持ちや彼女を好きな気持ちなどを伝えてから、本題に入るのもいいでしょう。

6. 彼女へのイライラに上手に対処しよう！

ここまで、彼女にイライラする時の要因や彼女にイライラする時の対処法、彼女に直してほしいことを伝える際の注意点などについて紹介してきました。

彼女にイライラする要因としては、彼女から束縛されることや、彼女の話の要領を得ないこと、他の男性と比較されることなどがあります。

また、彼女にイライラする時には、1人の時間を確保したり、友達に愚痴を聞いてもらうことなどが有効です。彼女にイライラしてどうしようもない時は、ぜひ試してみてください。

さらに、彼女に直してほしいところを伝える際には感情的にならないことや、人格否定にならないようにすることがポイントになります。

大切な彼女との関係を、イライラする気持ちで台無しにはしたくないものです。記事を参考に、彼女へのイライラに上手に対処しましょう。