マッチングアプリで結婚することは一般的になりつつありますが、それでも「不安」に感じる方が多いですよね。

その「不安」が足かせになって、なかなかマッチングアプリに登録できない方もいるでしょう。

この記事では、マッチングアプリを使って結婚した筆者が、「実際のところはどうなのか」「不安をどう解決したのか」について解説します。

1. マッチングアプリのペアーズで結婚

僕はマッチングアプリのペアーズで結婚しました。

具体的な流れを紹介します。

• 2018年9月：アプリ登録
• 2018年11月：初対面
• 2018年12月：交際開始
• 2019年11月：プロポーズ・婚約
• 2020年6月：入籍
• 2021年3月：挙式

まず、アプリに登録して3ヶ月で恋人ができました。ペアーズは公式サイトで「平均して4ヶ月で恋人ができる」と紹介しているため、ほぼ「平均的」と言えます。

次に、交際開始は「出会って1ヶ月後」でした。このあたりは個人差がありますが、マッチングアプリはライバルが多い分、多くの方が「スピーディーに関係を進展させよう」と考えています。

婚約〜入籍までは半年以上かかっていますが、コロナの影響があったためで、人によっては「アプリに登録して1年以内に入籍」というケースも珍しくありません。

2. マッチングアプリで結婚するメリット

実際に結婚してわかった「マッチングアプリで結婚するメリット」がこちらです。

• 本当に好きな人と出会える
• 婚活費用を抑えられる
• 結婚までがスピーディー

それぞれ説明します。

本当に好きな人と出会える

マッチングアプリによる結婚は、自然恋愛に比べて「妥協だ」と言われることも多いです。どういうことかというと、「もうこの人でいいか」と考えて結婚する人が多そうだ、と思われているんですね。

しかし、実際に結婚した身からすると、それは「真逆である」と言えます。

僕は今まで、妻を除いて3人の女性と自然恋愛で出会いましたが、そちらのほうが確実に「妥協」でした。「その人」しか恋愛対象がなかったため、言い方は悪いですが「もうこの人と付き合っちゃおうか」という気持ちだったのです。

一方、マッチングアプリは好みの異性を細かく検索できます。だからこそ理想の相手を見つけやすく、本当に好きな人と結婚できるわけです。

実際に、「林先生の初耳学」で紹介されたデータでは、マッチングアプリによる結婚は自然恋愛による結婚よりも離婚率が低いのです。

婚活費用を抑えられる

マッチングアプリはどんな婚活方法よりもリーズナブルです。たとえば、街コンや婚活パーティーは、男性なら1回の参加につき5,000円程度支払わなければなりません。女性は安いですが、それでも参加費がかかります。

一方、マッチングアプリは男性なら月額4,000円前後ですし、女性にいたっては無料です。

婚活費用にお金をかけなくてよかった分、婚約・結婚指輪も買えましたし、結婚式を挙げるだけの余裕もありました。

結婚までがスピーディー

僕はマッチングアプリに登録して3ヶ月で妻と出会いました。妻にいたっては、1ヶ月もかかっていません。

なぜマッチングアプリの出会いがスピーディーかというと、お互い「交際・結婚前提」だからです。自然恋愛だとお互いのモチベーションがわからず、結婚観や価値観ですれ違いが起きることも少なくありません。

しかし、マッチングアプリは「結婚を望んでいる者同士」なので、ゴールインに至る期間が非常に短いのです。

3. マッチングアプリで結婚することの不安

マッチングアプリで結婚することに対して、僕は不安を抱いていませんでした。

しかし、妻にはこういった不安があったようです。

• 本当にこの人でいいのか
• 馴れ初めはどう説明するべきか

ここからは、そういった不安をどう払拭したかについて解説します。

本当にこの人でいいのか

結婚まで早かった分、妻は僕のことをあまり知りませんでした。しかし、そういった不安は「時間」が解決してくれます。

最初のほうは、カップルなのにまるで「知り合い同士」みたいなぎこちなさがありました。このあたりは、出会って1ヶ月しか経っていなかったので当然と言えるでしょう。

そこで、僕は早めに彼女の親へ挨拶するようにしました。交際して2ヶ月後には実家を訪れ、「真剣に交際・結婚するつもりがある」ことを彼女とその親に理解してもらったのです。

このように「早めに挨拶してくれる男性」は「結婚の意思が高い」と考えて問題ありません。

馴れ初めはどう説明するべきか

結婚の馴れ初めは、親や友達には「アプリで出会った」と正直に伝えています。そうやって伝えたことによって、嫌な顔をされたり引かれたりしたことはありません。

むしろ、「私もやってみようかな」と登録のきっかけになったこともあります。

結婚式では「アプリで出会った」と紹介してもらわず、司会者の方に「2018年の11月に出会った」とだけ言ってもらいました。さすがにプロなので、まったく違和感はありませんでした。

このように「アプリで出会ったことをどうやって報告しよう」と考えているなら、必要以上に不安になる心配はありません。

4. アプリで結婚して幸せです！

マッチングアプリの結婚についてまとめます。

• マッチングアプリは本当に好きな人と結婚できる
• もっともリーズナブルな婚活方法
• スピーディーなので、その分不安はつきもの
• しかし、不安は時間が解決してくれる
• 「アプリで結婚した」と報告しても嫌な顔はされない

ちなみに、僕と妻は結婚してから一度も喧嘩していません。本当に「自分に合った人」と出会うためにも、マッチングアプリを使ってみてくださいね。