デートを楽しむためにも、不測の事態に備えて持っていくべき物があります。ハンカチやティッシュ、リップクリームや口臭ケアグッズなどです。自分のためだけでなく、相手のための物も用意しましょう。「気遣いのできる人」と好印象を得ることができます。

1. デートに持っていく持ち物はいつから用意しておくべき？

デートに持っていく持ち物は、前日には用意しておくことをおすすめします。当日にバタバタと用意すると、必要な物を忘れることもあるでしょう。「持ってこればよかった」と後悔しないためにも、前日にリストを作っておきましょう。

女性の場合なら、デートのときに持参していると「女子力が高い」と見直されるような物があります。前日に考えて、大荷物にならない程度に用意しましょう。

2. デートで持っていくべき持ち物総合26選

デートのときには、荷物はできるだけコンパクトにまとめたいでしょう。そのためにも、持っていくべき物は厳選しなくてはなりません。

ここでは、デートに持っていくべき持ち物を26選紹介していきます。持っていると便利なアイテムはもちろん、相手に「気が利いている」と評価の上がるようなグッズを用意しましょう。

暑い季節のデートに持っていくべき持ち物5つ

夏に向けて持っていると便利な持ち物を5つ紹介します。特に真夏の屋外デートでは、暑さでデートが楽しめないという事態は避けなければなりません。そのためにも、暑さ対策の物は必要でしょう。

また、夏は虫も多く出るため、いろいろな面で対策が必要になります。1つ1つ確認していきましょう。

1：飲料水

暑い季節のデートの場合は、水などの飲料水を用意しておきましょう。特に屋外のデートなら、飲料水は必須でしょう。コンビニや自販機が、欲しいときに必ずあるとは限りません。自前の保温水筒に冷たいドリンクを用意していくと喜ばれるでしょう。

また、屋内デートでも移動中にのどが渇くことがあります。そのため、ペットボトルの飲料水を持っていると安心できるでしょう。

2：虫よけスプレー

夏場の屋外デートでは、虫対策が必要です。特に夜の花火大会やお祭り、キャンプなどでは、虫よけスプレーを持っていくようにしましょう。

小型の虫除けスプレーを持っていれば「気が利く人」と評価も上げられるでしょう。また、虫に刺された後の、かゆみ止めの薬も持参するとなおいいでしょう。

3：汗対策のシート

暑い季節には、汗対策が大切です。ハンカチ以外にも、汗対策のシートを持っていれば安心できるでしょう。

汗対策用のシートは、拭くと肌がサラッとするタイプのシートがおすすめです。自分の汗を拭き、相手が汗をかいていたら、汗シートを差し出してあげると喜ばれるでしょう。また、汗の臭いにも気をつけましょう。

4：扇子

夏の花火大会やお祭りデートの場合は、扇子や団扇を持っていくことをおすすめします。浴衣を着ている場合は、扇子は素敵なアクセサリーにもなります。

暑いときには扇子であおぎ、相手も扇子であおいであげると喜ばれるでしょう。暑さ対策にもなりますし、あおいであげることで急接近できる可能性もあります。夜だけでなく、夏の屋外デートのときには、扇子をバッグに忍ばせていきましょう。

5：薄手の上着

暑い季節のデートの場合は、薄手の上着を用意しましょう。建物や車中が冷房で冷えていることもあります。また、夜は急に肌寒くなることもあります。時間によって温度差がある場合は、薄手の上着があると便利でしょう。

また、外デートの場合は、薄手の上着は虫除けや日差し除けにもなります。ジャケットはかさ張るため、薄手のカーディガンがおすすめです。屋内デートなら、最初から薄手のカーディガンを羽織ったファッションがおすすめです。

寒い季節のデートに持っていくべき持ち物4つ

冬のデートはクリスマスやイルミネーションなど、ロマンティックなイベントが多いですが、寒くて盛り上がらない可能性があります。そのため、寒さ対策の持ち物をしっかり準備しておくことで、気持ちよく過ごすことができるでしょう。

ここでは、寒い季節のデートに用意すべき持ち物4つを紹介します。

1：折りたたみ傘

デートのときには、折りたたみ傘があると便利です。寒い季節の突然の雨は、寒いうえに、雨に濡れてしまうような事態は避けたいでしょう。

不安定な天気のときに折りたたみ傘を持っていると、気配りができるという印象につながります。また、慌ててコンビニでビニール傘を買わなくて済みます。相合傘で2人の間も急接近できるでしょう。

2：カイロ

冬のデートは寒さがつきものですが、寒さで気分が悪くなってしまうとデートどころではありません。寒いときのデートでは、使い捨てのカイロはとても役に立つアイテムです。

カイロを手に持っているだけでも、体感温度は上がります。もちろん、相手の分も用意して渡してあげましょう。そうすることで「気遣いのできる人」と評価も上がるでしょう。

3：のど飴

寒い日にはのども乾燥します。相手が咳をしている際は、のど飴を差し出しましょう。風邪をひきやすい季節は喜ばれますし、心遣いに「女子力が高い」と評価されるでしょう。

4：携帯用ドレスクリーナー

携帯用ドレスクリーナーも、デートに持っていきたいグッズです。ドレスクリーナーはエチケットブラシと呼ばれ、服に付いた埃を取るブラシです。普段から持っている方は少ないかもしれませんが、冬のデートには便利なアイテムです。

特に冬は静電気で服に埃がつきやすくなります。身だしなみを整えるためにも必要でしょう。女性の着てるファーなどが彼の服に付いたときには、サッと取ってあげましょう。

デートで女性が持っていくと良い持ち物7つ

デートにいろいろな物を持っていくと荷物が大きくなってしまいます。しかし、大荷物を持っていると「お泊まりするつもりかも」と勘違いされる可能性があります。そのため、デートのときにはできるだけコンパクトにまとめましょう。

また、持っていると「女子力が高い」と思われる物を必要最小限持っていきましょう。男性から見て、女性が持っていると好感を持てるアイテムもあります。ここでは女性が持っていくといい持ち物を紹介します。

1：ハンドクリーム

感想が気になる日のデートにはハンドクリームを持っていきましょう。カサカサに乾燥している手では、手を握るのを遠慮してしまいます。

自分用にハンドクリームを持っていき、彼にも使ってもらいましょう。男性が違和感なく使えるように、香りは控えめのハンドクリームがおすすめです。

2：髪留め

デートのときには、髪留めやヘアゴム、シュシュ等を持っていきましょう。「女性の髪の毛をまとめる仕草が色っぽい」と感じる男性は多いでしょう。ロングヘアは素敵ですが、食事の際にはサッと髪をまとめるとさらに素敵です。

いつでも髪をまとめられるように、バッグに入れておくといいでしょう。

3：エコバッグ

デートの途中で、コンビニ等で買い物をすることもあるでしょう。買い物の際に、エコバッグを持参していると「環境問題にも配慮している素敵な女性」と、好感を持たれるでしょう。

レジ袋が有料化になり、エコバッグへの注目度も上がっています。たためば小さくなるエコバッグもあるため、エコバッグを常備するといいでしょう。

4：ポーチ

旅行やドライブデートのときには、ポーチを活用しましょう。ポーチを使ってバッグの中をきれいに整理しておくと「整理整頓ができる女性」という好印象につながります。

旅行デートなどでは、バッグの中を見られる可能性もあります。ポーチを使ってバッグの中をきれいにしておけば、整理整頓上手をアピールできるでしょう。特にお泊まりデートや海水浴のときには、ポーチを使ってバッグの中を整理しましょう。

5：時間をつぶせるアイテム

休日のデートスポットはどこも混雑しており、食事するにも待ち時間がつきものでしょう。そのようなときのために、ゲームアプリ等の時間をつぶせるアイテムを用意することをおすすめします。

話題のゲームで一緒に遊べば「待ち時間さえも一緒に楽しめる人」と、好印象につながります。カメラアプリを使って、記念撮影するのも楽しいでしょう。

6：お菓子や飴などの軽食

デートのときに、お菓子や飴を持っていると便利です。ちょっとした待ち時間やドライブデートの途中で小腹が空いたときに、一緒にお菓子を食べると会話も弾むでしょう。

女性に比べ、お菓子等を持ち歩く男性は少ない傾向にあるため、女性が用意しあげると喜ばれるでしょう。しかし、あまりたくさんのお菓子を持っていると、かえってびっくりされる可能性もあるため、持ちすぎには注意しましょう。

7：生理対策用の鎮痛剤

生理痛がひどいと、デートが楽しめなくなってしまう可能性があります。そのため、デートのときは、生理対策用の鎮痛剤を持っていきましょう。

お泊まりデートやアウトドアデートのときには、鎮痛剤以外の薬も持っておくといいでしょう。体調不良でデートが台無しにならないよう、最低限の常備薬を持っていると安心です。

デートで男性が持っていくといい持ち物4つ

女性に比べると、男性は持ち物が少なめで、普段は「財布とスマホしか持ち歩かない」という方も多いでしょう。しかし、男性にもデート中に起こる事態を想定して、持っていくべき物があります。

きっちりと持ち物を用意していると「このデートを大事にしている」という思いを伝えられる可能性があります。ぜひ参考にしてみてください。

1：腕時計

時間チェックのために、腕時計を着けることをおすすめします。最近は、時間はスマホで確認する方がほとんどですが、スマホばかり見ていると女性が気を悪くする場合があります。

また、男性にとって、腕時計は素敵なアクセサリーにもなります。適当な腕時計でなく、自分の好みにあった物を身に着けていきましょう。

2：スマホを充電できるアイテム

デート中は写真を撮ったり、ナビを使ったり、スマホを活用します。スマホの充電が残り僅かという事態も起こりかねません。デートのときには、充電器があったほうが安心です。

特に、1日かけてのデートや旅行デートのときには持っていきましょう。充電器を用意することで、「できる男」という評価にもつながります。もちろん、モバイルバッテリーでもいいでしょう。

3：口臭ケアのアイテム

男性が持っておくといいアイテムの1つとして、口臭ケアのアイテムがあります。口臭がひどいと、気持ちはかなり下がってしまうでしょう。そのため、マウスウォッシュを持参し、お手洗いにいった際に口臭ケアしましょう。フリスク系のタブレットでも有効です。

4：胃薬

普段から慢性的な胃痛持ちの男性は多いといわれています。飲酒やストレス、さらにデート当日は緊張から胃痛を起こす可能性があります。そのため、胃薬を持っていると安心してデートが楽しめるでしょう。

いつも使用している薬類がある場合は、念のため持っていきましょう。

3. 男女共通でデートに持っていくべき基本の持ち物6つ

デートのときには、できるだけ荷物は少なくしましょう。アウトドアのデートでは多少荷物が大きくてもいいですが、都会でのデートで大荷物を持ってくると、引かれてしまいます。

ここでは男女問わず、持っていくべき基本の持ち物を紹介していきます。特別な物ではなく、社会人のエチケットとしての持ち物になるのでしっかり把握しておきましょう。

1：リップクリーム

リップクリームは、特に乾燥が気になる冬には、男女共に持っておきたいアイテムでしょう。

女性なら、食事デートのときには、食器に口紅の跡がついてしまうこともあります。食器に付いた口紅の跡を嫌がる男性も多いため、口紅ではなく、ティントリップや色が控えめのリップクリームをつけておくと安心でしょう。

2：ハンカチ

ハンカチもデートのときにはマストアイテムです。男女共に社会人として、ハンカチは持っておきましょう。

最近は、衛生や清潔ということに敏感になっている方が増えています。手を洗った後に、ハンカチがないため手を振って乾かすという行為は、いい印象を与えませんので、しないように気をつけましょう。

また、食事の際にはハンカチを膝の上に広げましょう。不意の雨のときにも、サッとハンカチを差し出すと好感度がアップします。

3：ポケットティッシュ

ポケットティッシュも、デートのときの必需品です。映画を観て泣いたときなどは、ポケットティッシュがあると便利です。

街中でもらったティッシュはそのままにせず、可愛いケースに入れましょう。ポケットティッシュや絆創膏など、衛生グッズをまとめてポーチに入れていると「きちんとした人」というイメージで好印象をつけられるでしょう。

4：ウエットティッシュ

ウェットティッシュも、デートのときにあると便利なアイテムです。きちんとしたレストランでは、おしぼりが出てきますが、カフェなどは出てこない場合もあります。

その際、ウェットティッシュを出すと好感度や清潔感がアップするでしょう。ウェットティッシュもおしぼりもなしで、そのまま飲食すると「清潔感がない」と思われる可能性もあります。衛生グッズを準備することは、最低限のマナーでしょう。

5：絆創膏

絆創膏もデートのときには持っていきましょう。アウトドアのデートでは、すり傷を負うこともあります。絆創膏が欲しいときにコンビニや薬局があるとは限らないため、持っていると安心です。

女性なら、デートに高いヒールの靴を履いた場合、靴擦れを起こすこともあります。そのようなときに絆創膏を持っていると、相手に悟られずに絆創膏を貼ることができます。

6：手鏡

小さい手鏡を持っていると、デート中も安心です。食事デートのときには、食べた後に手鏡でチェックするといいでしょう。アウトドアデートでは、髪型などを時々チェックすることも大切です。

ただし、頻繁に手鏡で顔をチェックするのではなく、相手に気付かれないようにチェックするといいでしょう。

4. デートの持ち物を用意するときのポイント3つ

デートのときに何を持ってきているか、相手の持ち物をチェックしている方もいます。このデートをどれくらい大事に思っているか、持ち物で判断できるためです。また準備の良さや段取りの良さも分かるでしょう。

夏のアウトドアデートからお泊まりデートまで、デートのシチュエーションは様々です。デートシーンによって、持ち物も変わるでしょう。ここでは、デートの持ち物を用意するときのポイントを紹介します。

1：季節を考慮する

屋内デートの場合、大掛かりな準備は必要ありませんが、屋外デートの場合は、季節によって持ち物が変わります。

そのため季節を考慮に入れて、持ち物を用意しなくてはなりません。夏の屋外デートなら、日除けと暑さ対策が必要です。冬には寒さと乾燥対策が必要でしょう。

2：清潔にするための物は必ず持っていく

男性でも女性でも、相手に求める必須条件に清潔感があります。ハンカチやポケットティッシュ、ウェットティッシュなど清潔にするための物は、デートに持参するようにしましょう。

最近では以前よりも、衛生に気を使う方が増えています。やり過ぎる必要はありませんが、常識的な衛生グッズは持参しましょう。「清潔を心掛けている」と、相手に感じてもらうことが大切です。

3：気遣いができるアイテムを持っていく

相手に対して気遣いができるアイテムを持っていきましょう。特に女性の場合、気遣いができるアイテムは女子力アップにつながります。

暑いときの扇子や寒いときのカイロなど、スッと差し出されると感動する男性も多いようです。デートのときだけでなく、普段から持ち歩くことで、周囲の人からも「気が利く人」という好印象を持ってもらえます。

ただし、やり過ぎは嫌がられてしまう可能性もあるため、さりげなく気遣いアイテムを差し出しましょう。

5. デートに必要な持ち物をチェックしよう

デートのときには、自分にとって必要な物と相手にとって必要な物、両方を考えて持ち物をチェックしましょう。

人によって必要な物は違いますが、女性なら家庭的で実用的なアイテムを持っていきましょう。男性なら、スマホの充電器やグルメアプリなどが高評価につながります。デートの前には、何が必要かを考えて持ち物を決めましょう。