婚活で高望みがやめられない原因と対処法5つ

婚活で相手にどうしても高望みをしてしまう……。やめたいけどやめられないという人は多いでしょう。「高望みが婚活を邪魔しているのかも？」とさえ思っている人もいるかもしれませんね。

しかし一方で「高望みは悪いことなの？」と思っている人もいるでしょう。そこで、高望みをしてしまう理由と、本当に高望みをすることがよくないことなのかについて考えてみましょう。

1. 婚活で高望みをやめられない理由とは

彼氏ができない女性の特徴

親からのプレッシャーで「結婚しなきゃ」と思っている人が陥りがちなのが、こちら。

実家に連れて帰った時に「素敵な人だね」とほめられたい願望から、ついつい高望みしてしまいます。優等生や長女に多い思考かもしれません。

結婚相手のステイタスが高いと、自分までワンランクアップしたような気持ちになるものです。

たとえば「有名大学卒」、「外資系・一部上場企業勤務」、「医師・弁護士」などスペックの高い男性は、友人や知人、親族なども一目を置きますよね。

結婚相手を周囲に自慢し、さらに自分も「すごい！」と思われたい気持ちから、高望みしてしまいます。

自分のプライドの高さが、相手に求める条件を厳しくしているということもあります。人生を一生懸命頑張ってきた人ほど、その傾向が強いかもしれません。

自分と同じように、向上心や積極性のあるような男性を求めてしまうため、自然と高望みになってしまうのです。

学歴やキャリアのある女性は、これまで自分の手で数々の成功をつかみ取ってきた経験があります。ですから、年収が低かったりなかなか昇進しなかったりする男性に対して、「どうしてもっと頑張れないの？」と疑問に感じてしまうのです。

こういった女性にとっては、いくら男性が頑張っていても、稼ぎやポジションに現れていなければ意味がなく、恋愛対象にはなりません。

婚活中の人にとって、結婚はゴールであり、結婚後の世界はバラ色です。結婚生活への理想が高ければ高いほど、家事や育児、お金のやりくりなど、現実にある問題や苦労を考えられず、高望みしてしまいがちです。

髪の毛をふり乱して共働きをしながら子育てをするなんてもってのほか！自分の時間がたっぷりある、お上品でお金持ちな奥様的生活を夢見ているのでしょう。

失恋直後に婚活イベントに参加するときの注意点とは

こうしてみると、高望みをする人はこだわりが強かったり、プライドが高かったり、自分で自分を縛ってしまっているように見えますよね。

婚活がうまくいかない原因は、実は相手ではなく、自分自身の心にあるのかもしれません。

高望みをし過ぎていると、確かに婚活はうまくいきません。高望みのし過ぎは、お相手選びの選択肢を狭めてしまうことになります。自分が決めた条件が足かせになり、身動きを取れなくしているともいえるでしょう。これでは、可能性が広がりませんよね。

せっかく出会いの場に出かけても、条件を重視するあまりに相手を知ろうとしないことは、もったいないことです。

そもそもあなたのこだわりは、幸せになるために本当に必要なものですか？現在は高年収だったとしても、数年後、この世の中ですからどうなっているかわかりませんよ？

見た目のカッコよさは、若いうちだけかもしれませんよ？年を取ってからのカッコよさは、内側からにじみ出てくるものです。自分がこだわっていることについて今一度考えなおしてみるといいでしょう。

完璧な人は存在しません。ですから、あなたの条件にパーフェクトに当てはまる人など、世の中にいないと思っておいた方がいいでしょう。

ところで、あなたは「完璧な女性」ですか？もし「私は完璧！」とこたえられないのであれば、相手に同じものを求めるのは酷です。

あれもこれもと相手に条件を付けていては、いつまでたっても理想の相手は現れません。もし、結婚相手に対して譲れない条件があるのなら、1個か2個に絞ることが大切。

あとは、よほどのことでない限り大目に見るようにしましょう。

まっすぐで乾燥した枝は、すぐにポキンと折れてしまいます。しかし、水分をたっぷり含んだしなやかな枝は、なかなか折れず、風や水など周りの動きと調和します。

つまり、うまく物事を進めるには、頑なでいてはいけないということ。譲れない条件はほんの少しに留め、あとは「ま、いっか」と妥協することで、きっといい人が見つかるはずです。

結婚幸せエピソード集「私たち、街コンで結婚しました」～episode 2～

「過ぎたるは猶及ばざるが如し」というように、やり過ぎは害になります。

高望みはほどほどに、ある程度妥協をすれば、きっと今よりも婚活がスムーズになるはず。自分にとっても気持ちが楽になり、婚活しやすくなりますよ。