女性はどうでもいいグチを話すとき、何を考えていますか?
グチを聞いてもらって、共感してもらえればよいと考えていますよね。
でも男性は違います。どうでもいいグチでも解決策を考えて、女性に提示したがります。
どうして男性はそんなことをするのでしょうか。
簡単にいうと、自分の頭の良さをアピールしたいからなんです。
女性のグチを聞いた男性が、頭のなかで考えていることは以下の3つです。
1.困っている女性の力になりたい
2.自分の「頭の良さ」を見せつけたい
3.これからも頼られたい
順に説明していきます。
まず1は「好きな女性の力になりたい」という純粋な気持ちです。
子供のころから、ヒーロー番組や漫画を読んできた男性としては、困っている女性を助けるのは当然のこと。
女性のグチに、ただ共感するだけという姿勢は、「男らしくない」と考えてしまうのです。
2はプライドの問題です。
社会人の男性にとって、1番アピールしたいのは、「頭の良さ」です。
「俺ならこうする」という効果的な解決策を提示して、「頭の良さ」を見せつけたい。
それが男性のプライドでもあります。逆に何も提示できなければ、プライドは勝手に傷ついています(笑)。
3は男性の願望です。
女性の相談にのっているように見えても、心の中では「これからも相談してほしい」「いつでも頼りにしてくれ」と考えています。
女性のためというよりも、「頼りがいの自分」を見せることに一生懸命になっているんです。
いかがでしたか?
女性のグチに解決策を提示してしまう男性には、この3つの要素が入り混じっているのです。
もちろん、そのパーセンテージは男性によって異なります。
3のパーセンテージが多い男性よりも、1が多い男性を選んだほうが賢明だと思いますので、そこは見極めてみて下さい。
繰り返しますが、社会人の男性が1番アピールしたいのは「頭の良さ」です。
そんな男性ですが、素直に「褒めてくれ」とは言えないんです。
「頭の良さ」を見せつけることによって、女性の感謝を引き出したい。
そのくせ、単純な褒め言葉でかなり満足します。
「わあ、すごい」
「頼りになる! 」
このぐらいで十分満足します。
つまり男性は「プライドをくすぐってくれる女性」が大好きなんです。
私も経験がありますが、「パソコンのことが分からないから教えて」と女性に言われたら、かなり喜んでしまいます。
自分の得意分野で女性のニーズに答えられるし、プライドも満たされるからです。
男性のプライドをくすぐるには、以下の3つが大事です。
1.分からないことがあれば、素直に教えてもらう
2.教えてもらったら、お礼をいう
3.これからも頼りにしている旨を伝える
けっこう簡単なことですよね。
「○○が分からないから、教えて」と言われると、かなりプライドをくすぐられます。
実際に教えるときも楽しいですし、合いの手のように「わあ、すごい」なんて言われたら、プライドは満たされまくりです。
とどめの一言に「また頼ってもいい? 」と言ってみましょう。
男性のテンションは急上昇し、2人の距離も一気に近づくこと間違いなし!
「頭の良さ」をアピールしたがる男性を見つけたら、ぜひ、彼のプライドのくすぐってみてください。
きっとすぐに上機嫌になると思いますよ。
Written by 前田ヒロキ