今の彼は好きなのだけど、最近倦怠期なのか、不満がたまっていてちょっと微妙な時もある。
言っても仕方ないかな?と思う「プチ不満」は、女性ならみんな感じたことあるかもしれません。
だからと言って、ケンカはイヤ。「彼って女心分かってないなあ」と思う時でも、笑顔で乗り切るスルーの仕方と彼の操作法を紹介!鈍感な彼でもうまく乗せて、仲良く過ごしましょう!
ちょっとした彼の言動が気にかかり、少しすねてみたら、無言で殻に閉じこもったり、ムッとしてしまう彼。「分かった、分かった」と言って欲しくてすねただけなのに、「どうしてこうなっちゃうの? 全然私の気持ち考えてない! 」と意地の張り合いになってしまいがち。
そんな時の彼の気持ちは、「俺だっていろいろ頑張っているのに、どうすればいいって言うんだ」と思っています。
そのまま彼女がすね続けたら、「自分じゃ幸せにできない」と彼はどんどん自信を無くし、溝は深まるばかり。
頑張っているポイントがお互いずれていて、あまり理解し合えていないことは確かだけど、ひとまず、「いつもいろいろありがとう」と存在自体に感謝するということで、丸く収めましょう。お互いがいるから助けられていることも、実際にたくさんありますよね。
今日あったことを報告がてら普通にしゃべっていたら、彼は聞いているのかいないのか分からないくらい右から左。
「ねえ、聞いているの? ○○課長、ひどいよね! 」と返事を求めた途端、彼がムスっと一言。
「そういう社内コンプライアンスの問題に対して、きちんとアライアンス取ってリスクヘッジしているのか? 」と、突然仕事モードで横文字の嵐。意味が分からなくて、会話がストップ。
ただ単に、「へえ~確かにひどいね~」と言ってくれるだけで済む話題なのに、全然話を聞いてくれない! と彼の包容力のなさにイラッとしてしまう。
今日の出来事の報告や軽い相談事でも、愚痴と受け取るのが男性です。女性は、ただ単に「共感してもらいたい」だけなのに、男性は、「家にいる時は癒されたい」と、ややこしい話をしたがりません。
このように、マンネリカップルの会話は平行線になりがち。
でも、話が途切れないことだけが楽しいお付き合いとは限りません。聞いているほうも疲れるのだということを考えて、自分のおしゃべりは少し抑えて、彼にもたくさん質問をしてあげると良いですよ!
仕事をしているのはお互い様。「私だって疲れているけれど、時間を合わせて会ったり、早く帰って料理を作ったり、頑張っている。でも、最近あまり外食も一緒に行かなくなったし、なんかやって当たり前だと思ってないかなー」と不満に感じることもありますよね。
たった一言、「頑張ったね」と言ってくれるだけで良いのに、そんなことも気が利かない彼。
そう思い始めたら、自分が「勝手に」頑張っているだけかもと、振り返ってみることも大切。相手が求めていないことだから、感謝されないのかもしれません。きちんと理由を伝えて、思い切って、やらないという選択肢を持つことも無理のない関係性に必要なこと。
ただし、相手がやらないから自分もやらないという「仕返し」のような気持ではダメ。
逆に「やって欲しい」「頑張って欲しい」と思うことがあるのなら、率先して自分からお手本を見せて、育てて行くくらいの手間暇はかけるべし。原石を磨くための時間の投資のつもりで、長期を見据えて、マンネリ時期も計画的に過ごしていきましょう!
最初はいろいろ優しかったのに、最近は倦怠期気味で、「もうちょっと女心分かってくれたらなあ」と昔を懐かしむことも長いお付き合いの通過点のひとつ。彼に期待するよりも、女性のほうが一枚上手になるしかありません。そうするうちに、そんな彼もかわいいと思えるようになってくるはずです!
Written by 山本麻美