「この間デートした男性がいるんですが、話がつまらなくて…2度目のデートをする気になれなかったんです」
5,200件以上の恋愛相談を受けている筆者は、このような報告を聞くことが多いです。
そうかと思えば、
「先日、ある女性と食事に行ったのですが、会話が盛り上がらなくて…それでも、二度目も誘った方がいいんでしょうか?」
という男性からの相談もあります。
そうなんです。
男性もまた、女性とデートをして「つまらないな」と感じていたりすることがあるのです。
今回のコラムでは、男性が「つまらないな」と感じる女性についてお伝えしていきたいと思います。
恋人がいない方も、お付き合い中の方も、参考にしていただけると嬉しいです。
男性が、キャバクラや風俗ではなく、なぜ「彼女」という存在を求めるのでしょうか?
それは「自分のしたことで、その女性に喜んでもらいたいから」という理由があります。
ですから、このようなリアクションだと、飽きられやすくなります。
男「普段、どんなテレビを観ることが多いの?」
女「テレビは、あんまり観ないんです」
男「そうなんだ。俺はこういう番組を毎週、録画していて…」
女「…(ただ黙って聞いている)」
もともと、女性より男性の方が相手の気持ちを推測することが苦手なもの。
彼女のリアクションが薄すぎると、喜んでいるのか、そうでないのか、男性にはわからないのです。
リアクションが薄いのも問題ですが、ちょっとしたことでカチンとくる性格も考えもの。
例えば、こんな感じです。
(ファミレスに入り、店員が注文を取りに来る)
男「じゃあ、俺はハンバーグ定食で」
(彼女はまだ決まっていないようなので、店員がいったん立ち去る)
女「ちょっと!何で私の注文も聞いてくれないの?あなたっていつも気が利かないんだから…(怒)」
男「(しまった、また怒られたよ)」
この場合「私も頼みたいんだけど」と伝え、もう一度店員さんを呼べばいいだけの話です。
彼の気が利かないところをなじるのは、余計なお世話ですし、お互いいい気分ではないでしょう。
誰でもカチンとくることはありますが、地雷は少なければ少ないほど、男性にとっては「付き合いやすくて、楽しい」となります。
地雷の多い人は「いつ怒られるかわからない」ということで、不安が多い=つまらないとなるのです。
お付き合いの初めは、男性が頑張って彼女のためにあれこれサービスしますが、年月が経ってくると
「彼女が希望を伝え、彼がそれを叶える→彼女がとても喜ぶ」
というふうに、やり方を変えていく必要があります。
そして、彼女の方も、彼が喜びそうなことをしてあげると、ますます付き合いがうまくいくでしょう。
ところが、
「愛しているなら、このくらいしてほしい」
と、自分の基準だけで相手に要求をする女性もいます。
これが続くと、男性の方も「いくら頑張っても彼女を喜ばせられない=つまらない」となります。
男性が「つまらない」と感じる女性は「自分が喜ばせることができない女性」と言い換えられます。
そう思われないためには、彼とのデートをとにかく楽しむこと。
あなたの思うプランと多少違っても、彼が考えてくれているんだから、まぁいいじゃないですか!
どんな男性も「女性を喜ばせたくて」お付き合いをしたいと思うのですから。
Written by 橘つぐみ
photo by Jon_Huang