男性から見て、「あの子はこうしたほうがモテるな……」なんて思うことがあります。そして、その女性のために「アドバイスをしようかな」なんて思うことも。
しかし、男性が良かれと思ってアドバイスしたことが、まったく受け入れられずに拒否されるということがあります。特に、恋愛が苦手な非モテ女子にこの傾向があるよう。
今回は、男性ががっかりしたモテテク助言の失敗エピソードをご紹介します。
「目の周りが真っ黒のギャルメイクをしている子に、『ナチュラルメイクのほうがいいよ』と言ったら怒られた。彼女いわく『それってもともと可愛い子限定でしょ、私がナチュラルにしたってブスなだけ』だそう。メイクした顔のほうがブスだよ……と内心思った」(31歳、小売り)
濃い目のメイクは男性から敬遠される場合があります。でも、がっつりメイクをしていないと不安なこともありますよね。
特に恋愛が苦手だと、メイクはひとつの武器のような感覚です。装備すれば装備するほど安心できるもの。ナチュラルメイクなんて軽い装備では恋愛市場に出ていけません。
とはいえ、せっかくのアドバイスを無下にすることもよくないですよね。「ナチュラルメイク=可愛い子限定」という考えもわかりますが、それではいつまでたっても濃いメイクのままです。
少しずつメイクを薄くして、もともと自分に備わっているパーツや素材の良さを引き出せるメイクをするようにしたいですね。
「人の言ったことにすぐ否定する子がいて、その子に『何でも否定するのは良くないし、モテないよ』とアドバイスしたら『私はそこまで否定ばかりしていない』と否定された。やっぱり否定から入る子だなと呆れてしまった。自覚もないようだし」(35歳、IT)
指摘されても理解できないようなら、もうどうしようもありませんよね。もしかしたら彼女は自分自身で気づいているものの、認めたくないのかもしれません。
ついつい否定してしまうのは、自分に自信がないからかも。相手の意見を肯定してしまうと負けた気分になるという女性もいます。そのため、なかなか肯定できず否定ばかりしてしまうのです。
自分に否定癖があるとわかったら、どうして否定するのか考えてみるといいかもしれません。口癖になっていると直しづらいですが、意識するだけでもかなり変わるでしょう。
「アニメが大好きな俺の後輩。そういうのに偏見がある男性だっているから、『出会ったときは隠しておいて、少しずつオタクだと話せばいいんじゃない?』とアドバイスしたけれど、『オタクを差別する気か!』『偏見!』とキレられて話は終了」(28歳、アパレル)
いきなり「アニメオタク全開!」だと、偏見がある男性は「うわ、無理!」となり初対面でさよならになります。でも先に自分自身をよくわかってもらってから打ち明ければ、男性も受け入れてくれる場合がありますよね。
常識のある素敵な女性だとわかってもらえたら、アニメ好きという部分も気にならなくなりますし、むしろ一緒にアニメを楽しんでくれる可能性だってあります。
人から「ん?」と思われやすい趣味は、小出しにしていくといいですね。これは隠し事をするというより、きちんと順序立てて自分を見せていくというやり方です。
男性からのアドバイスはあなどれません。なにせ、恋愛対象は男性。そのため女性からのアドバイスよりも、男性からのアドバイスのほうが的を得ていることが多いです。
もしもアドバイスをされたら、ぜひ耳を傾けてください。内容によっては実行が難しいかもしれませんが、頭の中に入れておくだけでずいぶん違いますよ。
貴重なアドバイスとして、参考にしてくださいね。
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