「あげまん」「さげまん」という言葉を聞いたことがある人は多いはずです。今回は、その違いを分ける日常の習慣を紹介します。
パートナーが仕事で失敗したとき、「だから言ったのに」と責めるか、「次はきっと大丈夫」と励ますか。この違いが、相手の力を引き出せるかどうかを大きく分けます。筆者の知人は、失敗を責められなかったことがきっかけで仕事への自信を取り戻せたと話していました。
お金の使い道について、感情的に責め立てるか、一緒に計画を立てて向き合うか。家計への向き合い方ひとつで、パートナーが安心して働けるかどうかも変わってきます。 お金の話を避け続けると、結局どちらかが我慢を重ねる関係になりやすいのです。
相手が話している途中で口を挟むか、最後まで聞いてから意見を言うか。話を最後まで聞いてもらえるという安心感は、相手の自己肯定感にも影響していきます。 逆に話を遮られてばかりだと、次第に本音を話す気力そのものが失われていきます。
自分の機嫌が悪いとき、その空気をそのまま相手にぶつけるか、態度に出さないよう努めるか。機嫌の波に振り回されない人といる相手は、余計な気疲れをせずに済むものです。 不機嫌を態度で示す代わりに言葉で伝えられる人は、相手に余計な気を遣わせません。
髪型を変えた、資格の勉強を始めた——そうした小さな変化や努力に気づけるかどうかも分かれ道です。気づいて言葉にしてもらえるだけで、相手の頑張りは報われた気持ちになるでしょう。
特別な場面だけでなく、日常のちょっとした場面で相手を支える意識を持つことが大切です。帰宅時の「お疲れさま」の一言も、積み重なれば大きな安心感になります。 特別なイベントより、こうした日常の積み重ねのほうが関係を長く支えるものです。
不満を我慢し続けて突然爆発させるのではなく、小さいうちに素直に伝えることも欠かせません。溜め込まない関係のほうが、結果的に長続きしやすいものです。 「言わなくても分かってほしい」という期待こそが、すれ違いの原因になりがちです。
「今日も頑張ってたね」と、特別なことがなくても頑張りを言葉にして伝えてみましょう。当たり前になりがちな日常こそ、言葉にする価値があります。
相手に機嫌を取ってもらうのではなく、自分で自分の機嫌を整える習慣を持つことも重要です。自分自身が安定していることが、結果的に相手を支える力にもなります。
あげまんとさげまんを分けるのは、生まれ持った運ではなく、日々の小さな習慣の積み重ねです。今日の自分の言動を振り返り、相手を支える習慣を一つずつ増やしてみてください。
Written by 有紗