付き合えそうな雰囲気になるのに、いつも本命彼女にはなれない……。優しく接してくれるし、普通のデートもするのに、なぜか「彼女」として紹介されることはない関係。「私って都合の良い存在!?」と思うと心がすり減っていきますよね……。
もしこんな経験を繰り返しているなら、ちょっとした行動パターンや考え方が、「本命候補」から遠ざかってしまっているのかもしれません。
今回は、多くの女性が無意識にやってしまっている「本命になれない女性の特徴」をズバリお伝えします。「変わりたい!」そう強く思う方に届くことを願います。
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「好きだから」「場の雰囲気に流されて」そんな気持ちで、付き合う前に体の関係を許してしまう……。典型的な「本命になれない女性」の特徴です。
そういう女性に限って、「本気になると思わなかった」なんて言うのですが、体を重ねるごとに情が湧いてしまうのが女性心理。
それに対して男性は、「簡単に手に入った女性」という認識のまま。体の関係が先行すると満足してしまい、本命彼女として大切にするメリットが薄れてしまうのです。
その気持ちに流されて自分を安売りするのは絶対NG。断って離れていくくらいの男性、こちらから願い下げです。
深夜の「今から会える?」というLINEに即答、週末の予定も彼の都合優先。こんな関係ではどんどん本命から遠のいていくばかり。
「会いたい」という気持ちが強すぎて、自分の予定をキャンセルしてまで彼に合わせてしまったり、「彼からの誘いがあるかもしれない」と思って週末の予定を入れられなかったり……。いつも彼中心で考えてしまう人、多いのではないでしょうか?
その結果、彼にとって「いつでも会える便利な存在」になってしまうのです。簡単に手に入るものを、人は大切にしません。時には会いたい気持ちをぐっと抑えて「今日は予定があるから無理」と断る勇気も必要です。
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彼の好きな料理を作る、部屋の掃除もする、さらにはお金も貸してしまう……。「尽くせば尽くすほど愛される」と信じている女性、一生本命にはなれません。
残念ながら、恋愛は「努力した分返ってくる」そんなに単純ではありません。むしろ尽くしすぎると、男性は「何もしなくても彼女は離れない」と安心してしまい、逆に頑張らなくなるのです。女性が100尽くせば、彼の努力は0に近づいていく……。気づけば、感謝されることもなく、当たり前のように扱われる関係になってしまいます。
本命になれる女性は、「ギブアンドテイク」のバランスが絶妙。彼のための行動は愛情表現ですが、やりすぎは絶対NG。
「忙しいなら仕方ないよね」と理解のあるふりをしながら、実は心の中では不安でいっぱいになっている女性も、本命彼女には程遠いです。
連絡が来ないと何度もスマホをチェックし、SNSの更新を監視。「返信まだかな」と仕事中もそわそわ……。表面では理解があるような発言をしながらも、重苦しい空気感は伝わっています。
そのチグハグさが隠しきれない違和感と、居心地の悪さを醸し出してしまうのです。
無理に理解のあるふりをする必要はありませんし、それと同時に自分の時間も楽しめる余裕がある女性こそ、本命候補になるのです。
自分のことを、「何かをしてあげるから価値がある」と思っていませんか? 実は違います。本当に愛される女性は、ただそこにいるだけで相手を癒し、元気にする力を持っています。本来女性が愛されるために必要なことって、それだけでいいのです。
一緒にいると心が落ち着く、笑顔になれる、明日も頑張ろうと思える……そんな存在そのものが癒しになる女性にこそ、男性は価値を感じ「この人のためにもっと頑張ろう」と思えます。
そのためには、まず「自分自身が心穏やかで満たされている」「エネルギーを自家発電する」ことが大切なのです。
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そして、「一緒にいるだけでエネルギーを与えられる女性」になるために大切なのは「自分ファースト」で生きることです。
彼中心の生活を送っている女性は、常に不安や不満を抱えています。「連絡がない」「会ってくれない」と彼の行動に一喜一憂し、心が疲弊していく。そんな状態では、相手に癒しやエネルギーを与えることはできません。
自分の時間を大切にし、趣味や仕事に打ち込み、友人関係も充実させる。そうして自分自身が満たされている女性は、心に余裕があります。その余裕が、相手を包み込む優しさや、一緒にいて心地よい雰囲気を生み出すのです。
そうやって輝いている女性に、男性は自然と惹かれます。彼のために生活するのではなく、「自分のために生きる」。それが結果的に、彼にとって「手放したくない女性」になる秘訣なのです。
本命になれない女性の特徴を見てきましたが、一番大切なことは本命になることを「ゴールにしないこと」なのです。
目指すべきとことろは、自分を大切にし、自分の人生を楽しむこと。そんな魅力的な女性になれば、自然とあなたを本命として愛してくれる人が現れます。
「選ばれる女性」になろうとするのではなく、「選ぶ側の女性」になりましょう。自分の人生の主役は、自分自身なのですから。
今日からまずは、自分を好きになることを始めてみませんか?
Written by 花山こころ