婚活でいい人いないと感じたときに実践したいこと|いい人と出会うコツ

「婚活をしているのに、なかなか“いい人”に出会えない…」この悩みは、婚活中の多くの方が一度は抱える共通の壁です。

しかし、良い出会いが見つからない原因は、必ずしも「相手がいない」ことだけではありません。環境、探し方、心の持ち方、条件設定など、少し視点を変えることで状況が改善する場合もあります。

この記事では、婚活市場で「いい人がいない」と感じたときに見直すべきポイントと実際に試せる改善策、さらにそれでも出会えないときの次のステップについてわかりやすく解説します。

婚活でいい人がいないときに実践したいこと

婚活でいい人がいないときに実践したいこと

婚活中に「いい人がいない」「理想の相手が現れない」と感じるのは決してあなただけではありません。同じ悩みを抱えながら結婚相手を見つけた人も数多くおり、考え方や行動を少し変えるだけで状況が好転するケースもあります。ここでは、出会いの質や相手の見え方を変えるために試してほしい方法を紹介します。

婚活がうまくいかない原因を知る

まず、結果が出ない原因を明確にするための自己分析が不可欠です。
理想の相手像ばかりに意識が向くと、自分を客観視する機会が少なくなり、改善できる点に気付きにくくなります。
第三者の意見を聞いたり、過去の恋愛や婚活経験を振り返ったりすることも効果的です。
自己分析のチェックポイントとして、以下を参考にしてみましょう。

性格面: 極端に受け身、または積極すぎないか
コミュニケーション: 話すより聞く・聞くより話すなど偏りがないか
外見・身だしなみ: 清潔感があり、その場に合った服装ができているか
結婚観: 条件が曖昧、または理想が高すぎないか
行動量: 出会いの機会が極端に少なくなっていないか

自分の課題を知ることで、改善の方向性が見え、婚活がより前向きに進めやすくなります。

加点方式で相手を見る

「いい人がいない」と感じる背景には、減点方式で相手を評価してしまう傾向がある場合があります。少し気になる点があるとすぐに候補から外してしまうと、出会いのチャンスを自ら狭めてしまう可能性があります。そこでおすすめなのが、相手の魅力を見つける加点方式です。

例えば、会話の中で「良いところを最低3つ探す」「話していて居心地が良いかを基準にする」「将来性を感じられそうかを考える」など、相手のプラス面に目を向けることで判断が柔軟になり、思いがけない出会いにつながることもあります。
外見や条件だけで判断するのではなく、人柄や価値観の相性を重視することが、良いご縁を引き寄せるポイントです。

「いい人がいない」は、理想の相手に出会うための準備期間

「いい人がいない」は、理想の相手に出会うための準備期間

婚活が思うように進まないと焦りや不安が大きくなりますが、その感情は決断を急ぎ、冷静な判断を失う原因にもなります。むしろ「今は理想の相手に出会うための準備期間」と捉えることで、心に余裕が生まれ、魅力的な人との出会いに自然と気づきやすくなります。また、この期間は自分を磨き直すチャンスでもあります。

例えば、服装や姿勢など初対面での印象改善、恋愛・結婚観の言語化、コミュニケーション力の向上、趣味や仕事を通じた生活力アップなど、自分の価値を高められる取り組みを行いましょう。自己成長は自信につながり、その自信が良い出会いを引き寄せる力になります。

求める条件の優先順位を見直す

「いい人が見つからない」と感じる背景には、理想が高すぎたり、条件の幅を狭めすぎたりしている可能性があります。まずは自分の希望を書き出し、「絶対に譲れない条件(価値観・生活態度・将来方針など)」と「妥協できる条件(年収・趣味・居住地など)」に分類しましょう。

頭の中だけで考えるよりも可視化することで、自分が何を求めているかが明確になり、判断がスムーズになります。また、自分が求める条件に見合う魅力を持っているかどうかも併せて確認すると、より現実的な婚活戦略が立てられます。

さまざまな婚活方法を試す

もし特定の方法で成果が出ていない場合は、出会い方の選択肢を広げてみましょう。

 

メリット

デメリット

向いている人

マッチングアプリ

手軽で出会いの数が多い、幅広い地域から探せる

写真やメッセージ中心で温度感がつかみにくい

忙しい人、複数の人と比較しながら検討したい人

婚活パーティー

直接会って相性を確認できる、効率的に複数人と話せる

緊張しやすい人には負担、会場や雰囲気に左右される

第一印象や会社で判断したい人、人柄重視の人

結婚相談所

担当者のサポートが受けられる、結婚意識の高い人が多い

費用が高い傾向、エリアや会員数により出会いの幅が異なる

1年以内の結婚を目指す人、サポートを受けながら進めたい人

方法を変えることで、相性の良いタイプに出会える可能性が高まります。
「合わない」と感じたら切り替える勇気も大切です。

プロフィールの見方を変えてみる

婚活アプリや相談所のプロフィールは大切な判断材料ですが、完璧さを求めすぎるとチャンスを逃してしまいます。まずは「会ってみないと分からない」という前提で、判断基準を少し緩めることが重要です。

例えば、写真が好みではなくても清潔感があればOKとする、趣味が完全に一致していなくても気にならなければ候補とする、メッセージが短くても丁寧さがあれば前向きに検討するといった柔軟な視点が役立ちます。

小さな行動の積み重ねが未来のパートナーシップに繋がる

婚活がうまくいく人は、一度に大きな変化を求めるのではなく、毎日の小さな努力を積み重ねています。小さな行動は自信や魅力の土台をつくり、その積み重ねが結果として理想のパートナーとの関係形成につながります。

例えば、外見向上のためのスキンケアや姿勢改善、コミュニケーション力を高めるための本や動画での学習、気持ちに余裕を持つための趣味時間、プロフィールの定期的な見直しなどが挙げられます。

また、日常の小さな成功体験は自己肯定感につながり、その前向きな姿勢が相手に安心感や魅力として伝わります。コツコツ続けることで、自分の価値が確かなものとなり、自然と良い出会いを引き寄せられるようになるでしょう。

それでも婚活でいい人がいないときはどうしたらいい?

一度休む

もし「いい人がいない」「疲れた」と感じたら、思い切って一度婚活から離れる選択も有効です。
ずっと走り続けると、視野が狭くなったり、相手を冷静に見られなくなったりすることがあります。
休むことで心が整い、再開したときに余裕を持った判断ができるようになります。

・趣味に没頭する
・自分磨きに時間を使う
・習い事や社会人サークルで人間関係を広げる
・十分な睡眠や休息を確保し、心と体を回復させる

食わず嫌いは損!会う前から判断しない

プロフィールや写真だけで「違う」と判断してしまうのは、思わぬチャンスを逃している可能性があります。
実際に会ってみることで、文字や画像では伝わらない雰囲気・価値観・優しさ・努力などが分かることも多く、「意外と相性がいい」と気づくケースは珍しくありません。
実際に会ってみるメリットは以下のとおりです。

・自分の理想像や判断基準が洗練され、見る目が育つ
・「合う・合わない」が具体的に理解できるため、次への改善に役立つ
・プロフィールでは分からない、人柄・会話のテンポ・安心感を確認できる
・想像以上に魅力的だったり、良いギャップがあったりする

婚活以外の出会いも探してみる

婚活以外の出会いも探してみる

「婚活」という枠にとらわれず、自然な出会いの選択肢を広げることで、自分に合った相手と巡り合える可能性が高まります。出会いは必ずしもアプリや婚活イベントだけとは限りません。
職場や友人の紹介はもちろん、趣味や学びを通じたコミュニティは、価値観の合う相手と出会いやすい環境でもあります。

・職場・取引先・異業種交流会
・友人や知人の紹介、ホームパーティー
・社会人サークル(スポーツ系・旅行・ランニング・ボードゲームなど)
・習い事・スクール(英会話、料理、陶芸、写真、ジム、ダンスなど)
・地域イベントやボランティア活動
・ビジネス系勉強会やセミナー

プロに相談して客観的なアドバイスをもらう

自分ひとりで考えていると、価値観や判断基準が偏ったり、自信を失ってたりすることがあります。
そんなときは、結婚相談所のカウンセラーや婚活コンサルタントに相談することで、客観的かつ建設的なアドバイスをもらうことができます。
プロの役割と利用メリットとしては、次のような点が挙げられます。

・恋愛傾向やコミュニケーションのクセを分析してくれる
・最適な活動スタイルや相性の合う相手像を明確にできる
・プロフィール作成・写真選び・メッセージ添削など具体的なサポートが受けられる
・断られた理由や改善点を整理し、次へ繋げるサイクルを作れる

また、相談による効果を高めるためにも以下の質問をするのがおすすめです。

「私の強み・改善点はどこですか?」
「このプロフィール内容でどんな印象を与えますか?」
「理想の条件の優先順位を一緒に整理してもらえますか?」
「過去の失敗から考えられる改善策は何ですか?」

プロからアドバイスをもらったら、きちんとメモを取り、実際の行動に落とし込むことが大切です。
また、定期的に振り返り、変わったところを可視化することで、婚活をブラッシュアップしていけます。

よくある質問

婚活が上手くいかない人の特徴は?

婚活が上手くいかない人の特徴は?

婚活が上手くいかない人の共通点として、以下が挙げられます。

・自己中心的で相手の価値観を尊重しない
→「相手は自分と違う」という前提で会話し、まずは相手の意見や選択を肯定して受け止める姿勢を持つ
・コミュニケーションが受け身、一方的、無表情になりがち
→共感・質問・自分の意見という会話の流れを意識し、表情・相づち・リアクションを増やす
・理想が高く減点方式で相手を見る
→条件を細分化せず、「これがあると嬉しい」よりも「これだけはNG」の軸で考える
・過去の失敗や経験からネガティブ思考に偏りやすい
→婚活は“経験値を積む場”と捉え、失敗はデータとして記録する

婚活が難しくなる年齢は?

IBJの「2024年度版 成婚白書」によると、年齢層ごとの成婚率は男性だと30~34歳で49.0%なのに対し、45歳以上は23.6%、女性は29歳未満で36.4%なのに対し、45歳以上は15.7%という結果が出ていました。このことから、年齢によって婚活の難易度は異なると言えます。

ただし、年齢によって絶対に結婚できなくなるわけではありません。例えば40代なら価値観を重視し、人間的魅力をアピールすることでいい人が見つかりやすくなります。また、年齢を気にしすぎないために、年齢に見合った魅力の見せ方やファッション、コミュニケーションを磨くことも大切です。

まとめ|焦りは禁物、自分のペースで婚活を進めよう

婚活で「いい人がいない」と感じるのは珍しいことではなく、多くの人が同じ壁にぶつかります。しかし、原因分析・見方の変化・出会い方の工夫・休息・プロの力を借りるなど、できることはたくさんあります。

大切なのは「自分には無理」と断定するのではなく、行動と考え方を少しずつ更新していくことです。今日紹介した対策のうち気になったものを1つだけでも実践し、小さな変化を積み重ねていきましょう。

 

Written by 早紀

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