普段優しい人ほど、本気で怒ったら怖い……なんて話をよく聞きますよね。1度怒らせたら最後、取り返しのつかない事態になることも。そこで今回は、おとなしい人が本当に怒るときのガチ切れエピソードを集めました。
おとなしいからといってナメていると、痛い目を見るかも……!
僕の会社に、温厚で誰にでも優しい同僚Aがいました。どんな無茶ぶりにも淡々と対応する、まさに“しごでき人間”。
ところがある日、上司が「面倒なことはAさんがやってくれるから楽だな~」と冗談交じりに言ったんです。その瞬間、同僚の表情が変わりました。
そして、「今までどんな理不尽な指示にも文句ひとつ言わずに対応してきましたが、黙ってやると思ったら大間違いです」と真顔で言い放ったんです。
会議室は一瞬で静まり返り、上司はオドオド。結局、半年ほどしてAは転職しました。
ずっと我慢していた分、怒りが爆発したんだろうな……と思いました。(29歳/男性/会社員)
おとなしい人ほど、怒りの反動はとてつもなく大きい……!これを機に、上司の人任せ癖が直ればいいですね。
先輩夫婦の話。先輩の奥さんはとても穏やかで、怒ることはほぼないそうです。
しかし、ある日奥さんが作った料理を、先輩が一口も食べずに捨てたんです。すると、奥さんは無言で食器を片付け始めたそう。
先輩は軽く「ごめんごめん」と謝ったそうですが、次の日から奥さんが完全無視モードに突入。そのまま半年間、口をきいてもらえなかったのだとか。
ついに耐えられなくなった先輩が謝り倒し、ようやく許してもらえたらしいです。「また同じことしたら出ていくから」と言われたと聞きました。(33歳/男性/会社員)
これは筆者でもブチ切れると思いますが、無言の圧力は怖すぎますね……!おとなしい人ほど、怒ると何も言わなくなるので要注意です。
中学時代、クラスの男子Bくんがターゲットにされ、しつこいいじめを受けていました。学級委員の男子が何度か注意しましたが、効果もなく……。
そしてある日、調子に乗ったいじめっ子がBくんの教科書を破り捨てました。その瞬間、学級委員が立ち上がり、無言でいじめっ子の顔面を殴ったんです。
周りは「えっ⁉」と騒然。そのままいじめっ子は吹っ飛び、教室内は凍りつきました。
結局、先生が駆けつけて騒ぎになりましたが、それ以来、いじめはピタッと止まりました。
学級委員の男子は普段おとなしく、喧嘩とは無縁の真面目っ子。
今でも当時のクラスメイトの間で、「あのときの目がマジでヤバかった」と語り継がれています(25歳/女性/アルバイト)
いじめは許せない行為ですが、流れを変えたヒーローですね。今まで冷静に注意していただけに、我慢の限界が来たことが分かります。
私が高校時代から仲良くしていた友達にキレたエピソードです。何かと頼ってくる子でしたが、友達だし……と思って色々手助けしてたんです。
しかし、あるとき計画していた旅行の直前に「他の友達と行くことになった」とドタキャン。それがきっかけで、今まで堪えてきた怒りが爆発し、一気に冷めてしまいました。
言い返すのも面倒で、「そうなんだ」とだけ返し、LINEをブロック削除。後から別の友達を通じて話したいと言われましたが、「そんな奴いたっけ?」と言っておきました(笑)
それ以来、その子とは一切関わってません。(26歳/女性/フリーランス)
怒ることが滅多にない人は、一度「無理」と思ったら関係をバッサリ切る傾向あり……!これは縁を切られても仕方ないですね。
おとなしい人が本気で怒ったとき、言い訳するのはNG。我慢が限界に達している状態なので、その場限りの弁解では納得しません。
「冗談のつもりだった」と伝えても、相手から「ずっと我慢してきたのに軽く流された」と受け取られてしまうかも。
言い訳でさらに不信感を募らせる可能性があるので、まずはしっかり謝罪しましょう。
おとなしい人は上辺だけの謝罪をすぐに見抜くので、形だけの謝罪は逆効果になることも。誠意を込めて謝ることが何より大事ですよ!
おとなしい人は怒りを爆発させることが少ない分、一度心が離れたら戻らないことも多いんです。相手が冷静になっていない段階で、「仲直りしたい」と言ってしまうと、余計に怒りを買ってしまうことも……。
関係を修復したいなら、しつこくせず、少し時間を置いて相手の気持ちが落ち着くのを待つのがベストです。
また、相手が「もう大丈夫」と言っていても、すぐに元通りの関係になるとは限りませんよね。時間をかけて、ゆっくり関係を修復していきましょう。
今回は、おとなしい人が本当に怒るときのガチ切れエピソードをご紹介しました。
おとなしい人ほど、限界を超えたときの怒りの破壊力がすごいんです。
「おとなしいから」「優しいから」といった理由で相手に甘えるのはNG!一度火がつくと消すのが難しいので、そもそも怒らせないように気をつけるのがベストですね。
Written by danon