あなたの周りにも、やたらと自信に満ち溢れた男性がいませんか?
もちろん自己評価が高いのはよいことですが、自分を過大評価しすぎたり、根拠のない自信を振りかざしたりするのはむしろ逆効果。
本人はかっこいいつもりで言っているのかもしれませんが、実際は周りがドン引きしている可能性も……。
そこで今回は、自意識過剰な男性にありがちな発言を一挙ご紹介。
「あるある!」と共感できるものから、「これはさすがにないでしょ……」という勘違い発言まで、思わずツッコミたくなる言動の数々を順番にみていきましょう。
「俺は他の男とは違うから」。意中の女性に対してこうした台詞を自信満々に言う男性は、案外少なくないようです。
本人は特別感をアピールしているつもりかもしれませんが、この発言は具体性に欠けているとむしろ逆効果なんですよね。
聞かされる側からすると「いや、何がどう違うの?」と、思わずツッコミたくなることも……。
ちなみに「俺は優しい」「俺は浮気しない」と、自分から声高に主張する男性もいるようですが、しかしそれってわりと普通のことでは……?
本当に他の人と違うなら、言葉ではなく行動で示してほしいものですね。
「俺って、付き合ったら絶対に尽くすタイプだから」。このように、自身の恋愛スタイルを強調する男性もわりと珍しくない模様。
たしかに、恋人に優しくするのは大事なことです。ただ、「尽くす=すごいこと」という前提で語られると、ちょっと違和感を覚える人も多いんじゃないでしょうか。
前提として、恋愛はお互いが思いやりをもつことで成立するもの。
一方が一方に尽くすといった一方通行の関係は、実際はあまり長続きしないことも多いのです。
だからこそ「俺、尽くすよ!」とわざわざ宣言する男性には要注意。実際には自己中心的だったりするケースも少なくないようですよ。
「俺のことどう思ってるの?」。こういう質問を突然されて困らない人はいないでしょう。
どう返せばいいのか戸惑いますし、そもそも聞き方がズルいです。
聞かれた側はなんとなく悪いことは言いづらくなるため、実際は特にどうも思っていなくても、ポジティブな評価を口にせざるを得ません。
さらに、この手の発言をする人ってなんとなく「俺に気があるんじゃ……?」みたいな雰囲気を出してくる傾向にあるんですよね。
こういう質問をされると、ただの友人であっても距離を取りたくなるものです。
「俺のこと、もう好きでしょ?」。こういう勘違い発言は、相手の気持ちを一方的に決めつけてしまうタイプの男性がしてしまいがち。
しかし本来、相手がどう思っているかは、お互いにコミュニケーションを取って徐々に感じ取るべきものです。
それを「好きでしょ?」と断定されると、「あなたが思っているほど私はあなたのことを好きじゃないかも……」なんて、逆に気まずくなりますよね。
これだけ自信満々に言われると、たとえ本当に好きだった場合でも、むしろ冷める原因となってしまうかもしれません。
「あいつは~だからダメなんだよ」。こういう発言、耳にしたことはありませんか?
このように他人を上から目線で評価するタイプの男性は、往々にして自分の能力や価値観を絶対視しがちです。
しかしながら、こういう発言をする人に限って、自分自身はそれほど大きな成果を出していないケースも多い様子。
周囲からはひそかに「お前の方がダメじゃん」と思われている可能性も……。
人を見下してばかりの人ほど、実際は自分にあまり自信がないのかもしれませんね。
「俺が上司だったら、会社変わるだろうな」。こういう“たられば論”を語る人、意外と多くないですか?
「俺がリーダーだったら……」とか、「俺が経営者なら……」とか。
たしかに、仕事をしている中で上のやり方に不満を持つことは誰だってありますし、「自分ならもっとこうするのに!」と思う気持ちもわかります。
しかし、根拠のない“俺ならできる”発言が多すぎると、かえって周囲をうんざりさせてしまう可能性大。
周りも内心では「いや、まずは今の仕事ちゃんとやろう?」と思っているかもしれません。
理想を語るのは悪いことではありませんが、あまりに現実味がないとただの勘違い発言になってしまうため注意したいものですね。
かなりの自信家の男性は、こういう台詞をさらっと言いがち。
自信を持つのはよいことですが、仕事をする上では謙虚さも大事! 本当に実力がある人ほど、自分からこういうことは言わないものでしょう。
業界のベテランならまだしも、まだ若い世代の人がこういう発言をしていると、「本当に?」って心の中でツッコミたくなっちゃいます。
こういうタイプの人に限って、ちょっと深掘りした話になると、意外と知識が浅かったりするんですよね……。
周囲からは「うわ、また言ってるよ……」と呆れられているかもしれません。
自意識過剰な男性は自分をよく見せるために話を盛ったり、何かにつけて自分の実績を誇示したりしがちです。
しかし、真の自信とは声高に語るものではなく、具体的な行動で示すもの。
たとえどれだけ優れた能力や実績があったとしても、自分を誇示する発言ばかりしている人は相手への配慮が足りないと言わざるを得ません。。
こういうタイプの男性と関わる上で大切なのは、相手の発言を素直に受け止めすぎないこと。
一方的に自分の話ばかりされてしんどいと感じたときは、程よく距離を取ることをおすすめします。
Written by 糸野旬