周りで結婚する人が増えて焦る人がいる一方で、自分は結婚したいのかわからないと悩んでいる人も少なくありません。
結婚したいかわからないまま、周りに流されて婚活をしても上手くいかない可能性があります。
そもそも、結婚を悩んでしまう心理や原因は何なのでしょうか?
今回は、結婚したいかわからない原因や気持ちを確認する方法・対処法、結婚したいと思ったときの出会いの探し方などについてご紹介します。
結婚したいのかわからない人には、どのような心理が隠されているのでしょうか?
まずは、結婚に迷っている人に見られる心理をご紹介します。
結婚に迷っている人は、結婚そのものに不安を抱いている可能性があります。
結婚に対する不安は人によってそれぞれです。
経済的な不安もあれば、新しい家族との生活に対する不安、出産・育児の不安など、誰にでも結婚の悩みや不安はあります。
また、明確な不安要素はわかっておらず、漠然と結婚に不安を抱えている人も少なくありません。
不安から迷いが来る人は、不安が解消される可能性があれば結婚に対して前向きな気持ちになれるでしょう。
しかし、不安が続く限りは結婚に対して消極的で、結婚したいのかどうかわからないという状態が続いてしまいます。
理想の結婚生活を思い描けていない人も結婚に迷いが生じやすいです。
結婚したらどんな生活がしたいのかわからないと、そもそもどんな人と結婚すればいいのかイメージできません。
生活や結婚相手のイメージが不明確であるため、結婚に対して興味を持てなかったり、消極的になったりしてしまいます。
逆に理想の結婚生活像が生まれると結婚相手に求める希望条件も浮かぶようになるので、結婚の意欲も高まってくるでしょう。
結婚に迷う人は今の生活を変えたくないという心理が働いているケースもあります。
現状の暮らしに満足している人は、結婚することで自分のライフスタイルが変わることに不安を感じてしまうかもしれません。
それなら自分のペースで自由気ままに過ごしていた方が楽という気持ちがあり、結婚に対して強い関心を持てない傾向があります。
ただし、自分のライフスタイルに近い相手と出会うことができれば、結婚に対する意識が強まる可能性があるでしょう。
結婚すると独身の時とは違った悩みや不安に直面し、それが結婚に踏み切れない原因となっている可能性があります。
ここで結婚を踏み切れなくさせている原因や不安要素について見ていきましょう。
結婚となると新居を決めて引越しをしたり、結婚式をやったり、何かとお金がかかるため、あらかじめ準備をする必要があります。
その経済的な準備に対して不安を持ってしまう人は少なくありません。
特に貯金や節約などが苦手な人は、結婚前から金銭的な不安を感じてしまうでしょう。
結婚後のお金は共同財産となるので、独身時代と違い、好き勝手に使えなくなることが多いです。
今までは好きなものを好きなだけ買えましたが、今後は夫婦生活を維持するためにお金の使い方や貯金のやり方などを変えていく必要があります。
自由にお金が使えないことに対する不満も結婚に踏み切れない理由になると考えられるでしょう。
結婚後は仕事とプライベートの両立に関する問題も出てきます。
独身時代は自分の生活を保つだけで良かったので、仕事とプライベートの両立は難しくありません。
多少家事を疎かにしても、誰かに怒られることはありません。
しかし、結婚後はパートナーのために仕事を頑張らなければならず、プライベートにおいては家事や夫婦の時間も大切にする必要があります。
プライベートでも自分だけの時間が作りづらくなることに負担を感じ、結婚したいかどうかわからなくなる人は少なくありません。
ライフスタイルが変化することに対して不安を持ち、結婚に踏み切れないケースもあります。
独身時代であれば、自分が好きなタイミングで起きて、食事を食べるなど自由に生活できました。
ところが、結婚すればパートナーとの共同生活となるため、相手のライフスタイルにも多少は合わせなければなりません。
夫婦のライフスタイルが異なるとすれ違いが生まれ、夫婦生活が破綻する原因になる恐れがあります。
しかし、自由な生活を望む人はライフスタイルが変わることへの不安から結婚に消極的になってしまう可能性が高いです。
結婚したいのかわからない人は、本当に結婚したい気持ちがあるのか気になってしまうものです。
婚活をするべきか悩んでいるのであれば、自分の本当の気持ちを確かめましょう。
ここで結婚に対する気持ちを確認する5つのポイントをご紹介します。
まずは、このまま独り身でも良いのか考えてみましょう。
自由気ままな独り身を希望する人でも、老後や病気になったときに結婚をしなかったことに後悔するケースは珍しくありません。
長い人生、パートナーの支えや助けが必要になるシーンは何度もあります。
後から結婚しておけばよかったと後悔しないためにも、将来の自分の姿を想像して、支え合って生きていけるパートナーを必要とするか考えてみてください。
結婚に対してどんな不安を抱いているのか、自己分析することも大切です。
悩みの内容によっては事前に対策をすることで、問題や不安を解消できるかもしれません。
不安に対して対処が可能となれば、結婚に対しても前向きになるでしょう。
特に結婚に対して漠然とした不安を抱えている人は、結婚することの不安や悩みを洗い出してみてください。
結婚することのメリットとデメリットも考えてみましょう。
結婚生活には良い部分もあれば、悪いと感じてしまう部分があります。
デメリットよりもメリットのほうが上回るようであれば、結婚に対して前向きになれるでしょう。
反対に自分にはデメリットのほうが大きいと感じれば、無理に結婚を考える必要はないと言えます。
メリット・デメリットから自分は結婚に適しているかどうかを判断してみてください。
すでに結婚している人に相談するのもおすすめです。
例えば、理想の結婚生活のイメージがない場合、実際の夫婦から話を聞くことで、自分にとって理想の結婚生活や結婚相手が見えてくるかもしれません。
結婚に対して何が不安なのか、どのようなメリットとデメリットがあるのか、そのような内容も相談することで答えが見えてくる可能性があります。
結婚している人の話を聞き、結婚に対して良い印象を持ったのであれば、結婚に対して前向きな気持ちを持っていると考えられるでしょう。
婚活アドバイザーやコンサルタントといった結婚の専門家に相談するのもおすすめです。
専門家は結婚に迷いがある心理や原因を知り尽くしており、それぞれの悩みや不安に合わせたアドバイスが可能です。
専門知識を用いて客観的に分析してくれるので、本当に自分が結婚したいのかどうか明確になります。
また、結婚したいという気持ちがはっきりしたら、婚活を成功させるためのアドバイスを受けることも可能です。
結婚したいのかわからないという漠然とした不安を抱えている場合、どのような行動を起こせば良いのでしょうか?
ここで、結婚したらいいかわからないと悩んだときの対処法を5つご紹介します。
そもそも自分にとって「結婚=幸せ」を意味するのか考えてみてください。
必ずしも結婚が自分の幸せにつながるとは限りません。
今は男女問わずキャリアを持つことができるので、幸せに対する価値観が変化しています。
例えば、恋愛よりも仕事のほうが楽しいと感じていれば、その人は結婚よりも仕事のほうが幸せや価値を感じていると言えます。
結婚のほうが幸せになれるのか、独り身のほうが幸せか真剣に考えてみましょう。
将来、どのような人生を歩みたいのかもじっくり考えてみましょう。
どこでどんな生き方をしたいのか、仕事でどんなキャリアを積みたいのか、家庭と持ちたいのか、子どもは欲しいのかなど、希望するライフスタイルを洗い出してみてください。
描いた人生が一人でも実現できることであれば、無理に結婚を望む必要はないでしょう。
反対に家族がいないと実現できないことであれば、婚活に励んで結婚につなげる努力が求められます。
結婚することを目的にするのか、それとも何かを実現するための手段とするのか、考えてみてください。
結婚が目的と考える場合、結婚することがゴールとなるため、達成するためには婚活する必要があります。
ただし、このケースでは婚活が上手くいかないと、そもそも何のために婚活しているのかわからなくなり、婚活に疲れてしまう可能性があるでしょう。
また、好きな人との子どもを産んで育てたいという要望があれば、結婚はその夢を達成するための手段です。
将来叶えたい夢があり、結婚がその手段となるなら婚活を検討してみましょう。
結婚に踏み切れない原因と向き合うことも大切です。
原因がわからなかったり、解消するつもりがなかったりすれば、いつまでたっても結婚に踏み切れません。
結婚したいのかわからない原因を特定し、それを受け入れることで結婚に対するネガティブなイメージが減る可能性があります。
思い切って婚活を始めてみたり、反対に一度婚活から離れてみたりすると良いでしょう。
結婚したいのかわからないからといって行動しなければ、いつまで経っても出会いが見つからず、後々後悔するリスクがあります。
婚活をする中で結婚に対して良いイメージが強まり、理想の生活やパートナー像が明確になり、結婚に対して前向きな気持ちになれる可能性が高いです。
すでに婚活を始めていて、結婚するべきか悩んでいるときは婚活から離れてみるのがおすすめです。
婚活に疲れた状態で続けてもよい結果は生まれず、結婚に対してマイナスのイメージが強まってしまう可能性があります。
一度離れて、自分に結婚が必要かどうか振り返ってみましょう。
自分の心理や悩みなどを知り、結婚するべきか考えた結果、やっぱり結婚したいという結論が出たら婚活を始めてみましょう。
ここで結婚したいと思ったときに利用できる出会い方を3つご紹介します。
マッチングアプリは、専用アプリを使って異性と出会えるサービスです。
オンラインから理想の異性を探せるので、手軽に出会えることが大きな魅力と言えます。
地域を絞って相手探しができるので、普段の生活圏では出会えない異性とマッチングできる可能性もあるでしょう。
マッチングアプリでは、全員が婚活目的で登録しているわけではない点に注意してください。
中には遊びや冷やかし目的で登録しているケースもあります。
また、プロフィール内容が嘘であったり、写真と実物が異なったりするケースもあるので注意が必要です。
結婚相談所は、結婚願望を持つ異性と出会えるサービスです。
入会には審査があるため、身分や収入、結婚歴などが明確な異性と出会えることがメリットです。
マッチングからお見合い、交際・成婚までアドバイザーなどの専門家がサポートしてくれるので、短期間で結婚まで到達できる可能性があるでしょう。
ただし、入会金や月々の会費、お見合い料金などが発生し、他の出会い方と比べて金額が高い傾向にあるので注意してください。
婚活パーティーとは、結婚相手を探すことを目的に開催される異性との出会いの場です。
参加することで、一度に大勢の異性と出会うことができるので、出会いに恵まれない人も効率よく出会いを見つけられます。
婚活パーティーは、参加にあたって身分証明書などの提示を必死としているケースが多いです。
そのため、年齢や既婚歴などを偽って参加するのは難しく、安心して出会いを求められます。
また、多くの男性と話せる機会が設けられているので、人見知りをする人も自然と異性と会話でき、相性の良い相手を見つけられる可能性があるでしょう。
運営スタッフが異性と円滑にコミュニケーションが取れるようにサポートしてくれるケースもあるので、奥手の人も異性と交流していくことが可能です。
結婚するために出会いがほしいという人は、街コンジャパンを利用してみてください。
街コンジャパンでは、気軽に異性と出会える街コンイベントをたくさん掲載しています。
地域や目的などを絞り込み、自分が参加したい街コンイベントを探し、申し込むことができます。
街コンジャパンでは、本気で結婚したい人と出会える街コンイベントも豊富です。
婚活を始めてみようと思っている方は、ぜひ街コンジャパンをチェックして、気になるイベントに参加してみてください。
参考文献:街コン・婚活パーティーは街コンジャパン|日本最大級の出会いイベントポータルサイト(machicon JAPAN)
結婚したいかわからない人は、結婚そのものやライフスタイルの変化などに不安を持っているために、踏み込めないというケースが多いです。
そもそも自分にとって結婚が幸せにつながることなのか、将来どんな人生を歩みたいのか、結婚に関するどんな悩み・不安があるのかなどを改めて考えてみましょう。
そうすることで、本当に結婚したいのかどうかが明確になるかもしれません。
ご紹介したポイントや対処法を参考に結婚への気持ちを明確にして、結婚したいと思ったときは婚活にチャレンジしてみましょう。
Written by 早紀