オジの0距離攻撃は勘弁……! おじさんがやったらキモいと思われるNG行動5選

何かと世間からの風当たりが強い「おじさん」という生き物。

筆者もおじさんと呼ばれる年齢に差し掛かり、昔よりも身なりや素振りに気をつけるようになりました。とはいえ、無意識のうちにやってしまいがちな癖は誰にでもあると思います。

今回は、改めて襟を正すつもりで、筆者の身近にいる20~30代女性8名に、「おじさんがやったらキモいと思われるNG行動」について聞いてみました。

おじさんがやったらキモいと思われるNG行動5選

それでは早速、おじさんがやったら女性から「キモい」と思われるNG行動を、ランキング別に見ていきましょう。

【5位】過剰な若作り

いつまでも若くいたいという意識そのものは素晴らしいです。

しかし、特にファッション面において「若さ」を強調しようとトレンドを取り入れすぎたり、年齢にそぐわない服装を選んだりすると、女性に違和感を与えてしまいます。

それどころか「キモい」という印象を与える結果に。

また、中には「おじさんのくせに若作りして少しでもモテたいという下心が垣間見えるのがキモい」という厳しい意見も。

それに対し筆者が、

「おばさんにも過剰に若作りをしている人がいるじゃない」

と意見したところ、

「若い男にモテたいと思って若作りしているおばさんなんてほとんどいないし、いたとしても少数派。とにかくおじさんの下心がキモい」

という回答が。

どうやら、若作りすること自体は本人の自由だけど、不純な動機で若作りをする行為が「キモい」という評価につながるようです。

確かに、いい歳をして自分より若い女性に対して発情しているように見えるおじさんは、男性からしても気持ち悪いですね……。

【4位】過剰な自己主張

【4位】過剰な自己主張

「いい歳こいて、人の話を遮ってまで自分の話をしたがるおじさんは最悪」

「延々と武勇伝を語るおじさんを見ると、誰にも相手にされない可哀想な人なんだなぁと感じる」

「誰もお前(おじさん)の話に興味ないっつーの」

まだまだランキング4位にも関わらず、このような厳しい意見が頻出した「おじさんの過剰な自己主張」。

しかしよく考えてみると、これは女性ばかりでなく男性も同じように感じるトピックではないでしょうか。

たとえば、上から目線で説教じみた話を繰り返す上司、酒の席で延々と武勇伝や過去の栄光を語って自分に酔いしれる先輩、いきなり人生を語り出す取引先のお偉いさん。

過剰な自己主張は、性別や年齢を超える「人に嫌われるムーブ」なのだと改めて思い知らされました。

ちなみに、中には「プライベートでのLINEに即返事がくるのも、ぐいぐいこられているようでキモい」という意見も。

「いや、それはあなたの受け止め方の問題では……」と内心で思いつつ、貴重な意見の一つとして頂戴しました。

【3位】清潔感の欠如

清潔感のないおじさんは、古今東西普遍的に嫌われがちです。中でも特に言及されたのが、おじさんの「体臭」。

「体臭に気をつかえない人はトイレもきれいに使えない」

といったド偏見な意見もあれば、

「人よりも鼻が敏感だから、おじさんの体臭は暮らしに支障が出るレベルできつい……」

という、体質的な事情に基づいた意見も。

実際、おじさんの体臭問題は意外と深刻で、特に40代は人生においてもっとも体臭が強くなる年代でもあります。

増して、男性は女性よりも体臭が強くなりやすいという、身体的・性別的な事情もあります。

言うなれば、40代のおじさんは人類において「もっとも臭い人たち」に属するわけです。

特に口臭をはじめ、脇や足の臭い、行動部あたりから発せられるミドル脂臭や、体幹部分から発せられやすい加齢臭などは、しっかりケアしたいですね。

【2位】ゼロ距離感

【2位】ゼロ距離感

「必要以上に体を近づけてくるおじさんは生理的に無理」

「顔を近づけて話してくるおじさんはもはや妖怪」

「深い仲でもないのにプライベートな話を振ってくるおじさんはウザキモすぎる」

「バレンタインデーに職場の男性全員に義理チョコをあげたら、とあるおじさん社員がホワイトデーにガチのお返しをしてきて、キモいを通り越して怖かった」

「初対面なのに敬語すら使えないおじさんは無理」

まー出てくる出てくる(笑)。

女性よりも男性の方がフィジカル的に頑丈ということもあり、女性は男性が思っている以上にボディバッファゾーンを厳しく設定しているのかもしれません。

とはいえ、女性に対して必要以上に顔や体を近づけたり、立ち入った質問をしたり、そもそも他者に対して敬語を使えないあたりは、シンプルにマナー違反です。

これらは、おじさんでなくともアウトな気が……。

まぁ、「おじさんだからこそ厳しく評価されがち」というのもまた現実なのでしょう。

【1位】セクハラ

【1位】セクハラ

堂々の1位は「セクハラ」でした。

「セクハラを自覚していないおじさんはもはや犯罪者」

「下ネタがウケると思っている完成が既に終わってる」

「ボディタッチは論外。警察に通報したい」

セクハラに対して非常に強い嫌悪感を抱いている女性が多かったですが、一方では「セクハラされても別に気にならない。

セクハラ発言をされても多分面白くて笑っちゃうし、体を触られても大して気にならない」という声も。

しかし、彼女たちと話していて筆者がもっとも驚いたのが、対話した女性全員が何かしらの性被害を経験していたということ。

しかも「職場の上司にセクハラされた」といったレベルではなく、痴漢や暴行といった明らかな性犯罪行為の被害を全員が経験していたことです。

「なるほど、これでは男性を警戒したり厳しい目でジャッジしたりするのは当然だし、おじさんへの嫌悪感があっても何も不思議じゃないな……」と思った筆者でした。

NG行動を避けて「イケおじ」を目指そう!

おじさんの年齢であっても、女性から嫌悪されないばかりか、むしろ女性に好感を持ってもらうことは可能です。

ただし、そのためには女性への下心を完全に捨てる必要があり、自分の欲求を完璧にコントロールする必要もある──というのが筆者の持論です。

いずれにせよ、イケおじを目指すならまずは「NG行動を避ける」の大前提。本記事を参考に、女性から好感を持たれるおじさんを目指しましょう!

Written by はるお

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