「そんなつもりはないのに、相手をムッとさせてしまったかも」と感じたことはありませんか?
何気なく発した一言や、話のネタとして投げかけた質問が、実は相手を傷付けてしまうことも少なくありません。
そこで今回は、「本人は気付いていない失礼発言7選」をご紹介します。
あなたも気が付かないうちに、相手をムッとさせている可能性もあるので、ぜひチェックしていきましょう。
「気が強い」や「大人しい」などの、性格に関する微妙なニュアンスには注意が必要です。
たとえば「お前は気が強いから、一人で生きていけるよ」と言われたら、性格が悪いと指摘されているように感じる人もいます。
また「お前の奥さんって大人しいね」と言われたら、暗い人だと遠まわしに言われているように思う人も。
言われた方は「ほっといてくれよ!」という気持ちになること間違いないでしょう。
「女性なのに料理が苦手なんだ」「男性なのに頼りない」のように、性別だけで決めつけた発言はNGです。
自分は気を付けているからそんな失言はしない、と思っている人も要注意。異性に対する自分の理想を、相手に押し付けてしまうことは多いからです。
「性別で判断した言い方をしたかもしれない」という疑いを持つことが大切ですね。
「なにその服どこで売ってるの」や「変わった服だね、芸術家っぽい」などのファッションに関する発言には要注意。
服だけでなく、ピアスや指輪などの小物に至るまで、本人が気に入ったものを着用しているので、ファッションへの微妙な発言はやめましょう。
相手の価値観や個性を尊重する気持ちを、忘れないようにしてくださいね。
見た目で相手の性格を決めつける、上から目線な発言も失礼になります。
たとえば「こだわりがなさそう」は「個性がない」「自分がない」とも捉えることができます。
逆に「こだわりが強そう」は「頑固」「融通が利かない」とも言い換えることができます。
深く考えずに何気なく言ったことが、知らないうちに相手を傷付けていることもあるので要注意ですよ。
「結婚してるの?」や「子どもいるの?」などのデリケートな問題は、信頼関係が構築される前に聞かれるとげんなりしますよね……。
プライベートな話題は、本人から「この間、旦那と旅行に行ったんです」のように、自然と話に出てきた場合に深堀りするほうがベターです。
興味本位でずけずけと質問するのはやめましょう。
初対面で容姿について発言すると、相手は品定めをされているかのような印象を受けます。
特に「背が小さいですね」などの身長への発言は、コンプレックスを抱いている人も多いので避けましょう。
たとえ「小さくてかわいい」と思っていても、初対面でいきなり見た目についてあれこれ言うのは、避けたほうがベターです。
自分の意見を押し付けた発言は、知らない間に相手をムッとさせている可能性があります。
「そんな彼氏は別れるべきだよ!」のような発言は、たとえ相手を思って言っていても、受け手は価値観を押し付けられたように感じるからです。
相手の気持ちに寄り添えているか、考えてみることが大切ですね。
失礼発言に気が付くためには、相手の反応をよく見ることが大切。軽いジョークやノリのつもりでも、相手が傷付いている可能性があるからです。
たとえば、「変わってるよね」という発言は、「変わっていて楽しい人だね」という意味で発言していても、相手は「変わっているって変な人ってこと?!何かしちゃったかな」と不安になる場合も。
言葉ひとつとっても、捉え方は人それぞれです。相手の反応をよく見るようにしましょう。
言葉足らずだと相手に誤解を与えるため、注意しましょう。
たとえば、「真面目」というのはあなたにとって、「誠実で努力家」というプラスの意味だったとしても、受け手にとっては「真面目=面白みがない」と言われたように感じることも。
この場合は、「真面目で努力家ですね!私はとても素敵だと思います」のように、自分の気持ちを添えて伝えるのがポイントですよ。
自分の発言が相手を不快にしていないか気付くためには、親しい人に聞くことがおすすめです。
いくら気を付けていても、普段の言葉遣いで知らないうちに相手を傷付けてしまうことはどうしてもあります。
だからこそ、ひとりでいくら考えてもわからないときは、率直な意見を言ってくれる人に相談してみましょう。
今回は「本人は気付いていない失礼発言」をご紹介しました。
自分が気が付かないうちに失礼発言をしてしまうことって、案外多いもの。そうならないためには、自分が言われてモヤモヤすることは、相手に言わないことが大切です。
自分の価値観を押し付ける発言も相手を傷付ける可能性があるので、気を付けましょう。
Written by ゆいまる