「恋多き女」はいつの時代にもいるものです。一人の男性に落ち着くことができず気が多かったり、モテるあまり次から次に声がかかったり。私は芸能人で言えば、松田聖子さんやモデルのMALIAさんが思い浮かびました。
「いろんな恋愛を経験して情熱的に生きられるなんて羨ましいな」なんて思う人もいるでしょうが、恋多き女にはそれなりの悩みや苦労が多いのも確かです。
今回はそんな「恋多き女」の末路についてご紹介しようと思います! また、脱却方法についても合わせてお伝えしますので、恋多きアナタもそうでないアナタも最後までご覧くださいね。
恋多き女には最後にどんな末路が待っているのでしょうか? もちろんある程度の年齢で落ち着いている人も多いですが、なかなかハードモードな末路の人もいるのが現実。
大きく分けて4パターンお伝えしていきます!
恋多き女はとにかくすぐに運命を感じちゃいます。
昔、松田聖子さんの「ビビビ婚」という言葉が流行したのを覚えている人も多いのではないでしょうか?
恋多き女は自分の感覚や感情に正直なので、まさに言葉の通り「ビビビ」と運命を感じたら交際歴が短くても気にしません!
割とすぐに結婚に踏み切りラブラブな新婚生活を送ります。
しかし「熱しやすく冷めやすい」という特性から、相手の嫌な部分が出てきたらそこからは早いです。「我慢して生活するくらいなら離婚した方がマシ!」と言わんばかりに周りも驚くほどにスピード離婚になる場合もしばしば。
そしてまた運命を感じて…… という一連の繰り返しをしている人も少なくありません。
恋多き女は比較的若い頃に子どもを産んでシングルマザーになっている人も多いです。
そこから再婚する人もいますが、最終的には結婚にこだわらず「シングルの方が楽!」と腹を括っている人もす少なくありません。
そのほうが結婚を考えて焦ったりすることなく、純粋に気楽な関係で恋愛を楽しめるという意見も。
男性に頼ることなく子育てし、ハードでもたくましく生きるのも恋多き女性の末路の一つでしょう。
もっとも避けたい末路が、自身が結婚しても我慢できず外で彼氏を作ってしまう、もしくは自身が独身で既婚男性にハマってしまうという泥沼不倫パターン。
またはダブル不倫なんていう場合も少なくありませんね。
不倫から生まれる未来に期待をすることはできなくても、恋多き女は「未来よりも今」を生きています。
悪く言えば、後先のことを考えられずに感情に負けてしまう人が多いのも事実。
辞めようと思っていてもなかなか抜け出せず何年も苦しんでしまうケースもよくあります。
「恋愛に夢中になるのは若いうちだけ」と思っていませんか?
恋愛に一喜一憂するのは50代60代でも同じなのです。
恋多き女の恋愛体質は、歳を重ねたから勝手に落ち着くというものではありません。60代になっても新しい出会いにトキメキ、そして思い悩む……。
日々恋愛相談を受けているからわかることですが、シニアの恋愛相談は決して少なくないのですよ。
さらに聞いた話だと、老人ホームでも色恋沙汰の揉め事は珍しくないんだとか。歳を重ねても恋多き女は現役なことが多いのです!
前項でもお話ししたとおり、恋多き女の生き方は楽しいかもしれませんが決して「楽」ではありません。一人の人と落ち着けなかったり、恋愛の数だけ悩む機会も多いのです。
しかし恋愛グセというのはそう簡単に治るわけではないのです。
「恋多き女」を脱却する方法はあるのでしょうか?
恋愛感情には、「ドーパミン的恋愛」と「オキシトシン的恋愛」があります。
「ドーパミン的恋愛」は、不安感と強い多幸感を繰り返し、「この人がいれば何もいらない!」と思えてしまうような激しい恋愛感情です。脳内では快楽物質が分泌されるため、一種の依存状態とも言える恋愛の形です。
一方「オキシトシン的恋愛」は、激しい感情はないものの、癒しや安心感に包まれた安定的な恋愛の形です。
恋多き女の恋愛スタイルは、圧倒的に前者のドーパミン的恋愛を好んでいます。
しかしこのドーパミン的恋愛感情は長続きしません。徐々に関係が安定してきてオキシトシン的恋愛に移行してきたとき、「刺激がない」「冷めた」とすぐに次の恋愛を求めてしまう…… というループに。
冷めたのではなく、恋愛が次のステージに移行していることを理解し、一人の人と関係を深める努力をする必要があるのです。
恋多き女は「恋愛こそ自分のライフワーク!」「恋愛がないとつまらない」と思っている人も多いです。
恋多き女を脱却したいのであれば、恋愛以外に夢中になれるものを見つける必要があります。
恋愛以外に楽しみがないことで、一時的な盛り上がりの時期が終わった途端に日常そのものがつまらなくなってしまうのです。
趣味でも仕事でも他にワクワクする感情を補うことで、一人の人と向き合う恋愛の形を育んでいくことができるでしょう。
どこに幸せを感じるのかは人それぞれ。生涯現役で恋愛を楽しむのも一つの生き方であり、個人的にはアリだと思っています。
しかしご紹介したとおり、恋多き女の生き方は決して楽ではありません。結婚を望むなら、30代40代で感情優位な恋愛を繰り返すのはそれなりのリスクもあるということ。
もちろん、結婚したから必ず幸せになれるというワケではありませんが……。
「そろそろ疲れたな、安定した恋愛がしたいな」と思うなら、今までとは違う恋愛パターンに変えていく必要があります。自分の望む幸せの形は何なのか、そこをじっくり考えてみましょう!
Written by 花山こころ