若い頃は友達いっぱい=大正義!だったのが、年齢を重ねてくると量より質を重視するように。
つまり、友達の数より「どれだけ信頼できるか」「心を許せるか」によって、関係を続けるか否かが大切という思考に変化するかと思います。
だからこそ、1人の友人との関係が崩れると受けるショックが大きいですよね。
トラブルの内容があまりにもひどいと「もう1人でいい……」と落ち込み、単独行動の方がよっぽどラク!と思ってしまうのです。
大人の女性たちが感じる“友達いらない”の瞬間とはいかなるものなのか?
経験済みの人があるあると頷くような事例たちと、縁を切りたい時の対処法をを紹介します。
女友達とのケンカ、裏切り、ちょっとしたすれ違いを経験したことがない人はいないはず。
度が過ぎれば「友達やめようかな」ではなく、「もう友達イラナイ!」と心を閉ざしてしまう可能性もあります。
友人間でのいざこざは生きていく上でなかなか深刻な問題です。
大人になると子ども時代にはなかった悩みや価値観のずれが生じます。
ですので、歳を取ってから「1人でいいや」と思うようになった女性は、意外にも多いと聞きますよ。
・女友達が彼氏を優先しすぎて、疎遠になった
・友達以上恋人未満の相手を寝取られた
・彼氏を奪われそうになった
・好きな人が被ってしまい大喧嘩に発展した
恋愛系の問題で友達同士揉める、疎遠になる、などなど。
その手の話題を聞いた時や、自分が巻き込まれた時は友達の存在意義をまず疑ってしまうでしょう。
男性を前にすると人格が豹変する女性は一定数いるため、男絡みのトラブルで友情が崩壊してしまうことにつながります。
トラウマを抱えたケースは予想以上に多いので、困ったものですね。
女同士の友情の儚さを知ると、「もう1人でいいかもな」と思うのも無理はありません。
グループ内での仲間外れや友達の秘密をバラすなど、小学生レベルの子供じみた嫌がらせをする成人女性も少なくはないそう。
クラスの中で行われていたあの最悪な出来事が大人になってから蘇れば、友達なんていらないと思うのは当然のことかも……。
成人後、よくあるのは仲良しグループでの会合に自分だけ呼ばれなかったケース!
SNSを見て「エッ?集まっていたの!?」と知り、ショックを受けた人も案外多いのだとか。
いずれにせよ希薄な関係ということに気づかされ、女のイヤな部分を見せられたら「1人でいいや」と呆れ返ってしまいますよね。
結婚するのが正義、独身は罪。
籍を入れたら子どもを生まなければならないなんてルールは世の中にありません。
親の介護に関しても、同じ。
大人になると避けられない問題はたくさん降りかかりますが、考え方は人それぞれなのです。
ただし、友達同士でセンシティブな事柄に対し、価値観に大きな差が出ると違和感を覚えます。
挙句の果てに「あなたの考えは間違っている。改めた方がいい」とダメ出しされたら、面倒な気分になるでしょう。
結婚、出産、介護などは難しい問題ですが、家庭や金銭事情が絡むため第三者が口うるさく言うのは×。
これらの考え方が合致せず、おまけに説教までされると「友達いらないかも」という結論に至るのも納得です。
大人になってから、自分が女友達に“ダシに使われる”事件も多数発生しているご様子。
例えば婚活パーティーや合コンで、友達が自分を良く見せるためにあなたをうまく利用する、とか……。
目の前で出し抜かれる、イジリを通り越した“下げ発言”を喰らわされる等、何らかの形で迷惑をこうむれば友達をやめたくなるでしょう。
他にも「あなたのためを思って」といった行動が、実は友達の点数稼ぎという場合も。
友人間で利用し合うほど悲しいことはありませんよね。
“一緒にいて楽しくない”は結構つらいもの。
昔からの友達と気が合わなくなり、楽しいと思う時間が減ってしまった時、「1人でいいかな」「わざわざ友達といる必要ないのかも」と実感する大人はかなり多いのだとか。
1人で楽しめる趣味を持っている/1人行動で楽しむ秘訣を知っていると、よりこの気持ちが強まる傾向が強いそうです。
無理をして、一緒に居て気分がアガらない友達と同じ時間を過ごす必要はないですもんね。
もし友達と縁を切りたくなった時に気を付けたいのが、対処法です。
大人なら子どもっぽい行動を取らぬように注意し、”大人ならではの”やり方をしましょう。
若い頃はわざわざ相手に「あなたにはもう会わないわ!」と宣言し、SNSのフォローを外して分かりやすく拒否反応を示した人もいるのでは?
10代のうちはこれでも許されますが、社会に出た人間が”縁”を切りますアピール縁なんてするものではありません。
まずは意識を「縁を切る」から「縁を遠ざける」にチェンジし、つかず離れずの距離を取ってください。
波風立てる必要性などどこにもありませんから、徐々にフェードアウトするのが最も正しい方法かと思います。
相当察しの悪い相手では無ければ、多くの場合はこの方法で縁が切れます。
友達との関係で悩む女性に言いたいのは、”心配しないで”ということ。
あなたが一緒にいて不快だとか、つまらないだとか、負の感情を抱いている時は大抵相手も似たような気持ちになっている可能性が高いです。
マイナス要素が積み重なっていけば自然と距離が離れ、プラス要素が増えれば関係は復活しますので、時には流れに身を任せるのも手。
自分から行動せずとも、結果が出る時だってあるのですから。
「もう友達はいらない」と思っても、全く友を持たぬ人生もまた寂しいはず。
気が合う子だけ残す、あるいは心を許せるような相手だけを選別して付き合い、“狭く深く”で生きるのも一つの方法ではないでしょうか。
多くの大人が人間関係で悩み、揺らぎ、他人との付き合い方で悩むもの。
上手な関係構築のやり方を学び、友達との距離感を見直すと今後は「もういい!」と思う機会が減るかもしれません。
ショックを受けるような出来事があった時こそ、自分の在り方を見直すチャンスと捉えるのもアリだと思いますよ。
Written by たかなし亜妖