今回は「性格ブス」について共有していきたいと思います。どんなに可愛くても「あーこの人性格ブスだな」と感じると、同性から見ても残念に思ってしまいますよね。
また「人は見た目が9割」という言葉がありますが、実際のところ恋愛において性格ブスはどこまで許されるのでしょうか。それとも一発アウトなのでしょうか……。
私自身や友人が体験した「この人性格ブス!」と感じた女性のエピソードをご紹介します。
みなさんの周りにも同じような人はいませんか?
友人が以前男女数人のグループで出かけた時のことです。その中には友人の好きな人もいて、みんなもそのことは知っていました。
A子も「協力するから頑張ってね!」と言って友人のことを応援していたのですが、帰りの車内で事件は起きました。
A子が友人の過去の話をおもしろおかしくネタにして話し出したのです。もちろんその中には友人の好きな人もいるわけです。
ヨイショしてほしいとは思いませんが、好きな人の前でネタにされ自分の価値が下がることを言われて、誰が嬉しいのでしょうか……。
後日友人は勇気を出してA子に「あんなふうにみんなの前で言われて嫌だった」ということを伝えたのですが、「そんなつもりはなかった」の一点張りで頑なに謝らなかったそう。
しかし友人は明らかにA子の悪意を感じたと言います。
私もA子のことは知っていましたので、その時の状況は想像がつき「やっぱりA子って性格ブスだわ」と感じたのでした。
友達のゴシップがとにかく大好きなB子。「〇〇が不倫してるらしい笑」「〇〇がついに別れたらしい笑」というように人の不幸話を常に入手して嬉しそうに話していたのです。
もちろん女性ならその手の話題は好きですし盛り上がるのは確かなのですが、B子は明らかに人を見下して笑い者にしていました。
人を見下すことで自分の体裁を守っていたところもあったのでしょうが、B子の度が過ぎる発言には性格ブスだと感じずにはいられませんでした。
B子のような人は陰で笑い者にしていても、その子と一緒にいる時は別の友達の話題で盛り上がっていますし、「自分も陰では言われているんだろうな……」と不安になってしまいますよね。
類は友を呼ぶと言いますし、最終的に残るのは同じようなタイプの性格ブスな友達なんだろうなぁと思います。
昔働いていた職場のC先輩の話です。C先輩はとにかく自己保身の気持ちが強く、自分の非は認めないタイプでした。
中間管理職だったので上司との板挟みで難しい立場であったことは理解できます。
しかし上司にミスを報告する時には、私たち後輩に非があるように絶妙なニュアンスで話を持っていくということが多々ありました。
そのことを問いただすと「そんなつもりはなかった」の一点張りで終いには毎回泣き出してしまうのです。
泣かれてしまうとそれ以上何も言えず、泣かせてしまったこちらが状況的に悪くなってしまいますよね……。
C先輩とプライベートでも交流がある同僚の話によると、彼氏との間でも「非は認めずすぐ泣く」というのはC先輩の常套手段なんだとか……。
それを聞いてC先輩の性格ブスを確信したのでした。
悪意はないのかもしれませんが、相手からの言葉をネガティブに受け取りすぎる人も性格ブスだと感じてしまいます。
友達の職場の後輩Dさんは、とにかく扱いにくくて有名なんだそう。
業務上必要な指導をしただけで、「自分のことを否定された……」とまるでパワハラをしたかのように話を盛って上司に報告。
褒めて伸ばそうとしても「どうせ陰で悪口を言われている」と褒められたことさえ嫌味だと感じ、周りに言いふらす始末。
最初は「受け取り方は人それぞれだし仕方ないか……」と思っていた同僚達も面倒なことに巻き込まれるのを避けるため、Dさんとは次第に距離を置き始めました。
もちろん性格的な問題や過去に経験した出来事、メンタルの不調によって、ネガティブに感じてしまうこともあるでしょう。
しかし、自分の思い込みが激しすぎて極端な解釈をしたり相手を攻撃する行動が多いなら、理解されず「性格ブス」と思われても仕方がないでしょう。
即アウトかどうか、と言われると「はいそうです」とも言えないのが恋愛ですね。
同性の間ではどんなに評判が悪くても異性の前ではうまく振るまう人も多く、「かわいいから嫉妬されてるんだろうな」なんて思う男性も少なくありません。
しかし最初は猫を被っていても、付き合いが長くなるうちに隠しきれなくなるのが性格です。
かわいいからと許されていたところも将来を考えると「無理だ」と思われ、本命候補からは外される確率大です。
「即アウトではないけど結婚となるとアウト」というところでしょう。
性格ブスについてのエピソードを紹介していきましたが、あなたはどう感じましたか?
「いるよね……」と頷いた人も、「あ、やばい。ちょっと私もその要素あるかも……」なんてドキッとした人もいるのではないでしょうか?
そうなんですよね。ここまであからさまでなくても、誰にだってイジワル心やヒネクレ心は宿っているものなのです。
疲れた時や自分に余裕のない時、ひょこっと顔を覗かせてくる「性格ブス」な思考の自分。
しかしそこに傾いて実際に行動に移していると、どんどんそれがデフォルトの自分になってしまいます。
そんな自分に気づいたら、早めに対処して自分を労ることに意識を向けましょうね。
Written by 花山こころ