もう騙されない! 嘘つきの特徴7選&上手な見破り方4選

私達の周りには、大なり小なり嘘をつく人がいます。時には善意の嘘もありますが、悪意のある嘘は人間関係を壊しかねません。

この記事では、嘘つきの特徴7選と、嘘を見抜く方法を分かりやすく解説。ぜひ人間関係改善のヒントにしてください。

嘘つきな人の7つの特徴

嘘つきには、いくつかの共通した特徴があります。まずは、嘘つきに多く見られる特徴を7つ紹介します。

常に自分を正当化する

常に自分を正当化する

嘘つきは、自分の行動や言動を常に正当化しようとします。他人の批判や指摘を受け入れず、言い訳や弁解を終始続けます。

基本的に自分の非は認めず、常に自分が正しいと主張するのも、嘘つきの大きな特徴です。これは、自己防衛メカニズムの一種で、嘘がばれることへの恐怖から生じる行動です。

話の細部が曖昧、または変化する

嘘をベースに、細部まで一貫した話を作り上げるのは難しいもの。そのため嘘つきの話は、時間が経つにつれて話の細部が変化したり、曖昧になったりする傾向にあります。

同じ出来事について何度か聞くと、微妙に内容が変わっているのもよくある話。これは、嘘の記憶を維持するのが困難なために起こることです。

質問をはぐらかす

嘘つきは、直接的な質問に対して明確な回答を避ける傾向があります。質問をされても答えをはぐらかしたり、話題を変えたりして、核心に触れることを避けようとするでしょう。

これは、嘘がばれることを恐れているためです。質問に対して即座に答えられない、または答えを躊躇する様子も、嘘をついている可能性を示唆します。

非言語コミュニケーションに違和感がある

非言語コミュニケーションに違和感がある

嘘をつく際、多くの人は無意識のうちに体の動きや表情に変化が現れます。

例えば、視線を合わせない・体を相手から遠ざける・腕を組む・口や鼻に手をやるなどの行動が見られます。

また、声のトーンや話すスピードが普段と異なることもあります。これらの非言語コミュニケーションの変化は、嘘を見抜く重要な手がかりとなるでしょう。

過剰に感情的になる

嘘をついている人は、自分の嘘が疑われていると感じると、過剰に感情的になることがあります。怒りや攻撃性を示したり、逆に極端に悲しんだりすることで、相手の注意をそらそうとするのです。

この過剰な感情表現は、嘘がばれることへの不安や罪悪感から生じる防衛反応です。冷静さを失い、常識から外れた反応を示すのも特徴的です。

他人の信頼を利用する

嘘つきは、しばしば他人の信頼を巧みに利用します。過去の信頼関係や実績を盾に取り、自分の嘘を信じ込ませようとするケースも珍しくありません。

「今まで嘘をついたことはないでしょう?」「私を信じてくれないのか」といった言葉で相手の良心につけ込み、心理を思うままに操ろうとするのです。この手法は、長期的な人間関係において特に効果を発揮します。

約束を頻繁に破る

約束を頻繁に破る

嘘つきは、約束を守ることが苦手です。頻繁に約束を破ったり、延期したりします。

これは、現実とかけ離れた約束をしてしまうことや、約束の重要性を軽視していることが主な原因。約束を破った際の言い訳も、往々にして嘘であることが多いのが特徴です。

嘘を見抜く4つの効果的な方法

嘘つきの主な特徴を知ったなら、次に知りたいのが具体的な嘘の見抜き方です。

以下で解説する4つの方法を組み合わせることで、より確実に嘘を見抜くことができるでしょう。

詳細を尋ねる

詳細を尋ねる

嘘つきの嘘を見抜くには、詳細な情報を引き出すことが重要です。オープンエンドの質問を使い、相手に多くを語らせましょう。

例えば、「それで、その後どうなったの?」「もう少し詳しく教えてくれる?」といった質問です。嘘をつく人は細部まで一貫した話を作るのが難しいため、矛盾が生じやすくなります。

また、予期していない質問をすることで、嘘をつく準備ができていない部分を突くこともできます。

矛盾点を探る

相手の話に注意深く耳を傾け、矛盾点を見つけ出すよう心がけましょう。時系列や登場人物、場所などの情報に矛盾がないか確認します。

矛盾を見つけたら、すぐに指摘するのではなく、さらに質問を重ねて確認するのが効果的。

「さっきの話と少し違うように聞こえたんだけど、もう一度説明してくれる?」といった形で尋ねると、嘘をつく人は混乱し、さらなる矛盾を生み出す可能性があります。

非言語コミュニケーションを観察する

相手の体の動き、表情、声のトーンなどの非言語コミュニケーションを注意深く観察しましょう。普段の様子と比較して、違和感がある場合は嘘をついている可能性があります。

ただし、非言語コミュニケーションだけで判断するのは危険です。文化的背景や個人の特性によっても異なるため、他の要素と合わせて総合的に判断することが大切です。

直接的なアプローチで真実を求める

直接的なアプローチで真実を求める

最後の手段として、直接的に真実を求めることもおすすめです。

「正直に話してほしい」「嘘をついていないか心配なんだ」といった形で、相手の誠実さに訴えかけてみましょう。

このアプローチは、相手との関係性や状況によっては効果的ですが、逆効果になる可能性も。慎重に判断して使用する必要があります。

嘘つきとの上手な付き合い方

嘘つきの特徴を知り、嘘を見抜く方法を学ぶことは、健全な人間関係を築く上で重要です。

しかし、全ての嘘が悪意あるものとは限りません。大切なのは、自分の直感を信じ、必要に応じて適切な行動を取ること。信頼関係を築くには、お互いの誠実さが不可欠です。

相手の言動に疑問を感じたら、まずは対話を通じて理解を深めていくことから始められるといいですね。

Written by やまだうめ

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