交際を始めてから、彼のメールや電話の頻度が落ちてきた。・・・というのは、もはや女性の定番とも言えるお悩み。
でもそれは2人の仲が安定してきた時、多くの男性がとる態度であまり心配はいらないのです。
ただ、それは百歩譲るとしても・・・
『このメール内容の素っ気なさは一体何だ!!』
と、嘆いたり、悩んだりされている方も少なくないようです
そりゃ最初から、文章が苦手で定例分みたいのしか送れない人なら我慢もする。でも、猛アタックしてきた頃、付き合い出した始めの頃は、あんなに優しいセリフやロマンチックな言葉、ウィットに富んだメールを送ってくれた彼が、こ、こ、こんなメールばっかり・・・やっぱりもう愛されてないんだぁ私・・・なんて。
そんな時は、まず彼の行動と言葉を翻訳してみることをオススメします。
「好き」や「愛してる」、「会いたい」という言葉を使い、また相手にも要求するのは女性の方が多いのではないでしょうか。一般的に女性は“言葉”で真実の姿を表そうとします。それが女性脳です。けれども男性脳は、主に“行動”によって真実を表そうとする質を持っています。
“行動”によって評価されたいという本能があるので、“言葉”に重きを置いていないのです。女性の心を勝ち取ろうとする狩猟期はホルモンの働きで普段と違う能力を発揮することから、詩人のように言葉を溢れさせますが、恋人になって落ち着くと、メールの返信も仕事のように「処理」してしまうことがあります。そこに「好きじゃないから」とか「傷つけよう」などという他意はないのです。だから、男性に対しては、言葉そのものより、「メールをした」という「行動」を評価してあげた方がいいのです。彼は返信(という行動を)したことで、十分愛を示したつもりでいます。
返信という行動が重要なのですから、メールの内容が多少素っ気なくても、その言葉を鵜呑みにして『冷たい!』と嘆いたりする必要はありません。
それでも気になってしまうなら、彼からのメールは“宇宙人からのメール”だと思い、翻訳して解釈する癖をつけましょう。たとえば、
「今日はすごく疲れた」に対して、「疲れたなら早く寝れば」(たしかに冷たいけど)と来たら、
→「無理しないでたまには早く寝た方がいいよ」と解釈する。
「何だか風邪ひいたみたい」に対して、「からだ弱いな」(たしかに淡泊過ぎだけど)と来たら、
→「身体が弱いんだから気をつけなきゃだめだぞ」と受けとる。・・・という風に。
そんな風に何でも良い方に解釈するなんて無理ぃ〜!
という反論もあるかとは思いますが、男性の言葉と行動を翻訳するポイントは、彼に対して前向きに理解するってことなんです。
前述の通り、男性は言葉に対して鈍感な部分があって、女性のように敏感に反応出来ないことが多いのです。忙しかったり、疲れていると、それは顕著になり、女性は不満や不安を抱えることになります。
男性を理解して行動や言葉を翻訳する癖をつけておけば、そういったストレスを遠ざけることが出来るのではないでしょうか。