気になる相手がいてもなかなか距離を縮められず悩んでいる人も多いはずです。自分から積極的にアプローチするのは大切ですが、時には裏目に出てしまうようなこともあります。では、一体どうすれば好きな人との距離を縮められるのでしょうか?
実は、相手との距離感を縮めるためには効果的な方法やコツがあります。今回は、具体的な内容とやってはいけないNG例についてご紹介します。アプローチしたい相手がいる人は、ぜひ参考にしてみてください。
「どんな会話をすれば盛り上がるのか」「相手にどう接すれば良いのか」など、片想いに関する悩みは尽きません。自分が気になっている相手と良い関係を築いていくためには、距離を縮める方法やコツを把握しておきましょう。ここではまず初めに、具体的な方法やコツをご紹介します。
人間という生き物は自分との共通点が多い人に対して、好意や関心を抱きやすい傾向にあります。趣味や特技、好きな音楽、食べ物、兄弟構成など、ジャンルを問わずどのようなものでもいいので、自分と相手の共通点を見つけてみてください。
共通点があれば自然と話題も作りやすくなりますし、お互いのことを知るきっかけにもなるため、非常におすすめです。また、共通点は好きなものだけではなく、嫌いなものや苦手なものでも問題ありません。
人間の心理として、自分が手間や時間、コストをかけた分だけ好意を抱く「サンクコスト効果」と呼ばれるものがあります。これを応用して、気になる相手に頼るのも非常に効果的です。
例えば、手伝ってほしいと頼んだり、相談相手になってほしいと頼んだりすると、相手は自分のために手間や時間を費やしてくれます。
実際に、職場やバイト先などで教育する立場とされる立場の男女が恋愛関係に発展しているケースが多く見受けられます。サンクコスト効果を有効活用して、気になる相手との距離を縮めてみてはいかがでしょうか?
2人の間で秘密を共有することで、特別感が生まれ距離が縮まる場合があります。この方法を実践する上で重要なのは、2人だけという特別感をアピールすることや「誰にも言わないでね」と制限をかけることです。
実際に共有する秘密の内容はどんなことでも問題ありませんが、他の人には見せないような弱みや苦手なことなど、自分にだけ話してくれたと思わせるような内容にするとより効果的です。
2人だけの秘密を作ることで仲間意識が生まれ、距離を縮めやすくなります。
ここまで、距離を縮めるのに効果的な方法やコツについてご紹介してきましたが、その一方でやってはいけないNGな行動もあります。
良かれと思ってやったことが逆効果になり、距離が開いてしまう可能性があるため注意しなければいけません。ここでは、NGな行動の具体例についてご紹介します。
良好な関係を築くためには徐々に距離を縮めていくことが大切なポイントです。気になる相手に近づきたいという気持ちは分かりますが、自分の思いが先走るあまり急激に距離を縮めるのは避けましょう。
仲良くなるためには相手のペースに合わせることを忘れてはいけません。付き合いが浅い相手からいきなりアプローチをされた場合、警戒心を覚える人もいます。相手の立場になって考えるようにしましょう。
距離を縮めるための効果的な方法やコツとして共通点を見つけるということをご紹介しましたが、この際気を付けなければいけないのは無理やり相手に合わせることです。
気になる相手にアプローチしたいがあまり趣味や好きなものなどを全て相手に合わせていると、最終的に自分で自分の首を絞めてしまいます。
事前に調べておいた知識や情報を話すことは簡単ですが、急な話題にもしっかりと対応できるかどうかは別です。自分のためにも無理やり相手に合わせるのは避けましょう。
SNSが普及した現代では、相手の情報を簡単に入手できるようになりました。非常に手軽な方法で相手について調べられますが、そこまで親しくない相手に探られることに嫌悪感を抱く人もたくさんいます。
事前に探って情報を気になる相手の前で口にした場合、相手からするとなぜ話していないのにも関わらず自分のことを知っているのか、と不信感を抱いてしまうかもしれません。
距離を縮めるためにはなるべく直接会話をしてコミュニケーションを取り、お互いを知ることが大切です。
今回は、気になる相手と距離を縮める方法やコツ、NG例についてご紹介しました。距離を縮める上で最も重要なのは、相手の気持ちを考えて行動することです。
当然のことながら、自分がされて嫌なことは相手にもしてはいけません。良い関係を築くためにも親しくなりたい相手がいる人は、ぜひ今回ご紹介した方法を実践してみてください。
Written by 早紀