幸せな結婚は「相手選び」で決まります。お金持ちだから良いわけでもないですし、優しいだけの男性は頼りなく、仕事をバリバリ頑張るタイプは家庭を顧みなかったりします。結婚相手を見極める時のポイントはいろいろありますが、特に重要な条件を3つ挙げてみました。
これが、結婚相手を見極める上で一番重要といっても過言ではありません。
かかあ天下の家に育った息子は、自分の妻にも「自分をコントロールしてほしい」と望みがちになりますし、亭主関白の家に育った息子は、奥さんに対して「お前は俺の言うとおりにすればいいんだよ」と言うケースが多いように感じます。
子どもの頃から何十年とかけて刷り込まれる“家族の形”は、本人が意識しないところで深く根付くもの。たとえ、亭主関白な父親の傲慢さを嫌っていた男性がいたとしても、家庭を築くと無意識のうちに父親と同じ振る舞いをしてしまうのです。
これは私もしみじみ実感していますが、結婚後に夫や子どもに対する態度・発言が、うんざりするほど母親と同じで「なんだかんだ言って、親子なんだな」と思っています。
また、家族が仲良しなのは良いとしても「親離れ・子離れ」できない母と息子は、結構厄介です。いわゆるマザコン夫や干渉しすぎる姑になりやすいので、そこらへんは婚前によく確認しておくと良いでしょう。
特に、自分の家庭をやたらと仕切りたがるお母さんは、結婚後の息子の生活や夫婦の関係性、育児などにも口を出しがちになるようです。
節約家だから良いというわけじゃありません。
知人女性に、堅実な男性だから安心と婚約したものの、式と披露宴について話し合ったら、あまりにケチすぎて婚約を破棄した人がいます。また、他人からすれば「それは無駄遣いでは?」と首を傾げたくなる衝動買いが多い友人夫婦がいますが、二人にとっては納得できる買い物らしく、お金が原因でケンカしたことはないそうです。
つまり、大切なのは、何にどのくらい遣って、その遣い道をあなたが受け入れられるか、ということ。
たとえば、夫が趣味に惜しげなくお金を費やすとしても、夫婦で同じ趣味を楽しむなら問題ないという具合に、金銭感覚が同じであることが重要なのです。
それは、結局のところ、彼に出世の見込みがあるかどうかを表します。周りが真面目で上昇志向が強く、管理職が多いなら、彼の出世見込み度は高いでしょう。逆に、平社員のまま努力もせず、愚痴ばかりの友人が多いなら、彼も同じマインドを持っていると考えるべきです。
たとえ、夫に地位や名誉は求めないと考える女性がいたとしても、安定した収入を求めない女性はいないはず。20〜30代男性の平均年収が 400万円に届くかどうかという昨今では、男性が管理職に就けるかどうかが、家計を左右する重大問題なのです。
しかも、管理職に就ける30代男性は10人に1人しかいない、などと言う専門家もいるくらいですから、夫となる人の将来性はあったに越したことはありません。
それを見極める物差しとして、彼の交友関係は欠かせないでしょう。