多くの女性は、見知らぬ男性に対して警戒心を持っています。それは体力的に男性に劣る、女性の防衛本能のようななもの。だから女性にとっては必要なものなんです。ですが、時に強すぎる警戒心が生活に大きなデメリットをもたらすこともあります。その一つが、恋愛との関連性。当記事では、警戒心と出会い・恋愛について考えてみたいと思います。
「彼氏がほしいのに、なかなか出会いがなーい!」なんて悩みをお持ちですか?
これは恋人のいない女性にとってあるあるな悩みの一つですが、実はその根っこにはいろいろな原因が隠れています。その一つが、警戒心の強さ。
冒頭でも述べたように、女性にとって警戒心はなくてはならないもの。見知らぬ男性と会って話すとき、1ミリも警戒しない、不安にならないという女性はほとんどいませんよね。もし警戒心をまったく持たない女性がいたら、危なっかしくて見ていられないと思います……。
しかし、過ぎたるは及ばざるが如しともいうように、本来必要な警戒心も強すぎるのはいただけません! これではラブな出会いを遠ざけてしまう恐れがあるんです!
まさか、出会いがないのは警戒心が強すぎるせいだったりして……? あなたにも身に覚えがありませんか?
ではなぜ、警戒心が強いと異性との出会いから遠ざかってしまうのでしょう。
答えは簡単、警戒心が強すぎる女性に対して、男性からは声をかけにくいものだからです。
自分に置き換えてみればわかると思いますが、初対面からこちらをジロリとにらみ、話しかけてもぶっきらぼうな返事のみ。これでは「この人とは、仲良くなれなそう……」と離れてしまいますよね。
もしあなたが、ニコリともせずに男性をメロメロにさせるほどの美貌を持ち、まともな会話をしなくても相手の心を射止めるスペシャルな女性なら話は別です。もしくは男性が、冷たくされればされるほど、警戒されればされるほど燃える性癖を持っているケースも別ですが……。
そうでなければやはり、強すぎる警戒心は異性からの接触をためらわせる原因となってしまいます。
警戒心が強い、とひと口で言っても、単に
・人見知り
・恋愛に慣れていない
・打ち解けるまでに時間がかかる
といった比較的ライトなケースから、
・過去にトラウマがある
・男性が怖いと思っている
・ネガティブ思考
・新しいもの、変化に対して臆病
というややこしいケースまで様々です。
前者の場合は、男性と接する機会や場数を増やして経験値をあげることで改善するはず。問題は後者で、心に負った深い傷が警戒心に結びついている場合や、そもそもの自分の考え方が邪魔をしている場合は、改善までに時間がかかってしまうかも。
しかし、「出会いがほしい」と思っているくらいですし、根本的に男性を拒絶しているわけではありませんよね。強い警戒心を持つようになった経緯があるとしても、「ひどい男性ばかりじゃないんだ」と自分に言い聞かせることで、少しずつ恐怖心がやわらぐ可能性があります。
あなたの気持ちに優しく寄り添ってくれる、そんな男性との出会いもきっとあるはずですよ。
警戒心は女性にとって不可欠なものですが、強すぎるのも考えもの。出会いがほしい、彼氏がほしいといくら願っても、警戒心の強さが邪魔をしてどんどん恋愛から遠ざかってしまいます。
その状況を打開するには、ちょっぴり警戒心を緩めること。もちろん、「男性を警戒するな」というわけではありませんが、ガチガチの装備に身を包んでいては、相手からあなたの魅力を見つけてもらうことも、相手と親密な関係性を築くこともできないんです。
新しい出会いを求めるなら、少しだけ心を軽やかにしてみてください♪
Written by 七尾なお