好きな人はモテる人。嫉妬ばかりで苦しくてたまらない……。そんな経験はありませんか? 恋に嫉妬はつきものとはいえ、できることなら避けて通りたいのが本音ですよね。
そこで今回は、“好きな人がモテ男子だったときに覚えておきたい、嫉妬心との上手な付き合い方”をご紹介していきます!!
好きな人がモテ男子で、毎日他の女子に嫉妬してばかりなのがツラい……。そんなとき、まず向き合うべきなのは、あなたの心を蝕む嫉妬心の正体です。
――自分よりも彼と親しそうな女子が恨めしい。
――あの子はカワイイから勝てっこない。
――あんなに性格が良かったら彼も好きになっちゃうかもなあ。
そんな思いの裏には、実はあなた自身の本音が隠されているんです。
――自分よりも彼と親しそうな女子が恨めしい。→わたしももっと彼と仲良くなりたい。
――あの子はカワイイから勝てっこない。→もっとかわいくなりたい。
――あんなに性格が良かったら彼も好きになっちゃうかもなあ。→性格の良い子になりたい。
このように、嫉妬心の裏に隠された本音は、意外なほど前向きで向上心に溢れています。ある意味、根深い嫉妬心を抱えた人というのは、その分大きな希望や野心を持った人と言えるのかもしれません。
“嫉妬”というのは、決して楽しい感情ではありません。ときには誰かに嫉妬している自分を醜いと感じ、深い自己嫌悪に陥ってしまうことも……。
けれど、そんな苦しい感情だからこそ、上手に利用しない手はありません。“嫉妬”の上手な利用の仕方の中でも最も実践的なのが、“自分の現在地を把握する”というもの。
というのも、“嫉妬”を抱えているとき、そこには必ずその嫉妬心の対象となる誰かが存在しているから。ここで少し振り返ってみましょう。
――あなたが嫉妬を感じる“誰か”とあなたとの差は、現時点でどれくらいあるでしょうか?
好きな人がモテ男子の場合、恋はまさにサバイバルです。幾多のライバルを蹴散らしてたったひとつの彼女の座を勝ち取ろうと思うなら、やみくもにぶつかっていっても勝ち目はありません。そこには、冷静で客観的な視点が必要不可欠です。
どんな戦略も、全ては自分の立ち位置を知ることから始まります。そうである以上、“自分の現在地を把握する”ことは、恋のサバイバルを勝ち抜くための第一歩と言えるでしょう。
“嫉妬心”は、ときに成長・前進するためのまたとないエネルギー源となるものです。
――あの子には負けたくない。
――あの子みたいになりたい。
そんな純粋でありながら強烈な欲求は、ときに通常では考えられないような努力や勇気を生み出します。
つまり、ライバルへの嫉妬心を持つあなたは、これからどんどんステキな女性へと変貌していく可能性を秘めた人であるということ。好きな人がモテ男子なら特に、ライバルたちの中でもひときわ輝く存在にならなくてはなりません。
嫉妬心を原動力に自分自身を磨き上げるという、合理的かつ効率的な手段を利用しない手はありませんよ。
いかがでしたか? 好きな人がモテればモテるほど、胸の奥の嫉妬心も激しく燃え上がってしまうもの。けれど、そんな嫉妬心を上手に利用することで、恋を進展させる原動力に変えることもできるんです。
ぜひ今回の記事を参考に、好きな人との恋を成就させてくださいね。
Written by 安藤うめ