異性の条件にこだわりが強い人は結婚できません! 「コーヒー飲むから許せない」!? 驚きの婚活実態

こだわりが強い人は悪い人ではありません。仕事のこだわりが強い人は職人肌ですし、周囲を巻き込まなければ尊敬されます。

料理好きで食材や調味料にこだわりが強い人もいいですよね。車のこだわりが強い人、自分着る服にこだわりが強い人、いろいろありますが、婚活でこだわりが強い人というのは地雷でしかありません。それはなぜなのか考えてみたいと思います。

こだわりが強い人=減点法になりがち

物事にこだわりが強い人は「減点法」になりがちです。最高のものを求めるため、それ以下は等しくゴミ、そういう価値観になりがちです。

牛肉にこだわりが強い人は、100g数千円のものは許容しますが、100g400円の肉も100g150円の特売肉も等しくダメだと断じるでしょう。でも、100g400円の肉と100g150円の肉は違いますよね。そもそも、100g150円の肉だっておいしく食べられますし、何の不満もないのに……。

婚活は減点法ではうまくいかない

婚活でも同様です。こだわりが強い人は相手に高いレベルを求めてしまい、それに達しない人をダメだと判断してしまいます。

 

「服にしわがある マイナス10点」

「男性なのに道路の内側を歩かなかった マイナス10点」

「スカートではなくズボンを履いてきた マイナス20点」

 

そんなことをしていたらあっという間に、合格点の60点はおろかマイナス点になってしまいます。こだわりが強い人は自分でどんどん沼に嵌っていきます。結婚したら何十年も一緒にいるのに、うまくいくはずがないですよね。

恋愛結婚とお見合い結婚では離婚率が三倍違うというデータがあります。お見合い結婚の離婚率が恋愛結婚の三分の一です。恋愛結婚は幸せが絶頂の時、つまり100点で結婚するのに対してお見合い結婚は妥協して「この人でもいいかな」と60点で結婚するイメージです。

しかし、恋愛結婚は結婚後相手の粗が見え、減点法になっていき離婚ラインを突破しやすいのに対して、お見合い結婚は逆に結婚後にいいところを知れるので加点法になりやすく長続きしやすいのです。

婚活でこだわりが強い人は、条件を限界まで吊り上げる感じです。合格点を90点に設定しても最初から好意などないわけですからうまくいくはずもありません。

婚活は減点法ではうまくいかない

婚活で無謀な条件を設定する男女~「普通」って何?

よく引き合いに出されるのが、

 

【男性】40歳を過ぎているのに20代の「普通」の女性にこだわる。普通が普通じゃないのがミソ。

 

【女性】国立大有名私大卒年収600万円以上で優しい安定した職の身長170㎝以上の「普通」の男性にこだわる。やはり普通が普通じゃないのがミソ。

 

男性は10歳以上年下女性とうまくいくと思っている時点でダウト。こだわりが強い人というより無謀な賭けをしています。

女性も男性の条件一つだけなら普通かもしれませんが、普通が六つも七つもある人はいるわけないでしょう(確率で掛け算して行けばわかります)。

こういう人たちは、突飛な例ではなく、それこそ「普通」にいるのが婚活の恐ろしいところです。「婚活思考」そのものなのですが、みなさん陥ってしまいます。こだわりが強い人というのは実はどんな人にも当てはまり、それを抑制できるかどうかなのかもしれません。

婚活で無謀な条件を設定する男女~「普通」って何?

飲み物で感じるこだわりが強い人の具体例

最後に婚活でよくある、こだわりが強い人の例を出します。

お見合いをしました。ホテルのラウンジに行きました。男性がコーヒーを飲みました。女性が紅茶を飲みました。もう相手が許せなくて速攻お断りでした。

なぜ?これはお互いが飲んだものが許せなかったのです。日常的にコーヒーを飲む人、紅茶を飲む人、コーヒーが飲めない人もいますよね。要は生活習慣なのですが、「生活習慣が違うからもう絶対に無理!」という判断をするのです。

そんなのどうだっていいじゃんと思いますよね。でも当事者に言わせると、こだわりが強い人なのではなく当たり前、これがお酒だったら、タバコだったら、ギャンブルだったら?無理なものは無理でしょう、というわけです。

これは

 

・まったく気にならないこと

・十分克服できるこだわり

・克服できそうにない決定的な価値観の違い

 

いずれでしょうか?こだわりが強い人は実は身近にかなりいて、婚活をしても大きな障壁になっているのかもしれませんね。

飲み物で感じるこだわりが強い人の具体例

まとめ

こだわりが強い人は相手を減点法で評価しやすく、結婚できずに苦労する傾向があります。また、あまりにこだわりが強い人は相手への条件を高く設定しすぎて全然うまくいきません。とはいえ、そうした傾向は一部の人ではなく、誰にでもありうることだと考えます。自分の中の「普通」と「こだわり」を上手に整理できれば、結婚のチャンスが上がるのかもしれません。

Written by 松田(松本)謙太郎

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