新年度がスタートしました! 新しい1年が始まり、この春から入社される方も多いと思います。これまでとは違う環境で心機一転、自分自身も変わりたいし、あわよくば異性との出会いも……という思いを持っている方もいらっしゃるでしょう。
「思い立ったが吉日」、入社直後から相手を探すための出会い活動をした方がいいのでしょうか? 考えてみたいと思います。
大学の場合、サークルの先輩が新入生の後輩との恋愛を期待している、ということがありますが、社会人の場合はどうなのでしょうか?
「マイナビ」で行った22~34歳男性に対するアンケートでは以下のような結果になりました。
Q.新入社員の女の子にひと目惚れしたことはありますか?
A.
はい…9.8%
いいえ…90.2%
一目惚れする人は1割以下、実際に行動に移した人はもっと少ないです。先輩社員の方から積極的に出会いを求めてモーションを……ということはあまりないみたいです。
新入社員同士の出会いであれば、「新入社員研修」がそのきっかけになります。会社によって、内部で自社の新入社員のみに行う研修と、外部研修業者にお願いするケースがあります。私が新入社員の時は後者でした。
グループワークを行ったり、一緒に課題を解決したりしていくなかで、同じ「新入社員」という身分がより関係を近くさせます。私の時も、たった一日の外部研修でしたが、同じグループになった人たちと飲みに行き、連絡先を交換し、しばらくやり取りしていました。男女一緒のグループであれば、そこから恋に発展することもあるのかもしれません。
ただし、洗脳まがいのブラック研修だと、そこで「○○症候群」(精神的に依存する心理学用語「ピーターパン症候群」「ラプンツェル症候群」など)になり、親しくなっても続きません。まずそのブラック企業からの脱出が最優先です。
その流れで、同じ新入社員の同期との恋愛を想起しがちですが、これはかなりリスキーです。関係がこじれてしまった場合、社内に居づらくなります。
私の知人の先輩男性のケースですが、新入社員同士で付き合ったら、入社1年目なのに結婚を迫られたそうです。期待とは裏腹の社内の事情を知って、結婚に逃げたくなり、相手にしがみつかれやすくなるようです。
結局、かなり揉めた末に別れて、彼女は会社を辞めたらしいです。こうなると、お互いの人生にも大きな影響がありますよね。好ましいとは言えません。
でも、新社会人として慣れない生活が始まる中で、恋人がいると心の支えになり頑張れるのも事実でしょう。社内恋愛はリスキーですが、社外恋愛ならば何の問題もありません。
例えば、20代前半から参加OKのお見合いパーティーであれば、新入社員が参加しても違和感がありません。入社直後ならば給料が安いのも当たり前。男性の場合、婚活には「年収」が超重要な要素になりますが、新入社員ならばそういうのはあまり関係なく、外見や年齢、出身大学などでアドバンテージを取ることができます。
パーティーは一期一会なので、社内恋愛よりも以後の社会人生活へのリスクは低くて済むはずです。
ここまで新社会人向けに書きましたが、中途入社の方の場合は、まずは仕事ができる人間であることを周囲に示すのが大切で、「この人できる!」と認められれば好きな人の目も、同僚→異性に変わるかもしれません。もちろん、外部で出会いを求めても問題ありません。
いろいろお伝えしてきましたが
・入社直後に
・社内恋愛
を避ければ、外部での出会いを求めてもOKです。
同じ新入社員同士で悩みなどを共有できれば、恋に発展する可能性も高いと思います。私も、なぜ新入社員の時に外部のイベントに行かなかったのかとても反省しています。
〈参考元〉
新入社員の女子にひと目惚れする男性は、多い? 少ない?|マイナビウーマン
https://woman.mynavi.jp/article/120416-001/
Written by 松田(松本)謙太郎