結婚したい相手に対して好意をどこまで伝えればよいのか悩みますよね。
「好き、好き、大好き!」と言い過ぎてしまうとかえって「好き」という言葉が軽くなってしまいよくないようです。
自身の経験も交えながら、段階ごとの言い過ぎない「好き」について考えます。
まず心理学のお話をします。以下の2つの法則から「好き」の頻度を考えてみます。
頻繁に接触できる環境にいると、近しい人ほど意識しやすくなるので、挨拶を毎日している人は仲良くなりやすいという法則です。
社内恋愛が起きるのも、同じ環境に属している間柄であるからだというわけですね。
「美女と野獣」カップルや「何でこんなイケメンが!」というカップルは一目惚れよりも、ずっと仕事などをしていて好きになるパターンが多いみたいです。
「ハード・トゥ・ゲット・テクニック」とは手に入れる難易度が高いものほど実際に手に入れたときの価値が高いものだ、と認識をしてしまう心理です。
いつも「好き」と言われていると、好きのありがたみが薄れてしまう。たまに「好きだ」と言われた方がうれしいということになりますね。
挨拶のようにいつも「好き」と言う方がいいのか……とっておきの言葉として「好き」を取っておく方がいいのか……言い過ぎに注意すべきなのかどうなのでしょう?
やはり段階ごとに考えた方がよさそうです。
告白して付き合うまでは「好き」はNG。だってその人へ好意を示す最大級の言葉が「好き」だからです。
友人として会っている、あるいは仮交際中の好きは「love」ではなく「like」と捉えられてしまうかもしれません。それだと効果が薄そうです。
ハード・トゥ・ゲット・テクニックを使って一世一代の「好き」を使った告白をしましょう。言い過ぎ云々ではなく「1回しか言わない」が正解です。
交際中は会う頻度にもよりますが、毎回欠かさず「好き」と言いましょう。ただし、この段階は好きと言わなくても好感度はMAXになっているはずです。
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結婚してしまえば、婚活の時のように別の相手と並行して会っていたということはあり得ません。(そのはずです)
だからお互いのスキンシップの意味でも、近い関係を構築するために単純接触の法則として挨拶代わりに「好き」と言いましょう。
この段階になれば言い過ぎはないはずです。好きと言っていると妻がますます好きになります。これはいい循環。
ここまで来れば、あとは思う存分「好き」を連呼していただいて構いません。
以上、「好き」と言い過ぎの関係について考察してみました。言い過ぎの絶対的な基準はなくて、相手との関係がどのステージにあるのかで決まってくるものだといえます。
・交際前:「好き」は告白まで取っておく。「パワーワード」「マジックワード」として最後のダメ押しのために「好き」を使う。ハード・トゥ・ゲット・テクニックとして「好き」を活用する。
・交際中:「好き」は会うたびに1回言う。言い過ぎるとマイナスになるケースもあるかも。単純接触の法則とハード・トゥ・ゲット・テクニックのバランスが大事。
・結婚後:好きなだけいくらでも「好き」を言っていい。言い過ぎはこの段階ではあまり関係ない。単純接触の法則で挨拶のように言い続けることが夫婦円満の秘訣。
こんな感じでしょうか? まだ仲良くないのに「好き、好き」言う人はやはり遊び人だと思われるかもしれないですね。
「軽い人」と思われないのが大切です。
Written by 松田(松本)謙太郎