一時期ツンデレ女子が流行った時期がありました。しかし、ツンデレの意味を誤解してしまうと恋愛が一気に下降傾向になってしまうリスクがあります。
今回はツンデレ女子が恋愛で損をしてしまわないためのヒントをお伝えしたいと思います。
彼があなたを大好きな時期はそれほど気にならないかもしれません。しかし、恋はずっと同じ温度感では続きません。徐々に冷めていきます。
お互いに恋の熱が高い時のツンデレ度合いというのは、冷めてくるとわがままだと判断されてしまうリスクが高まります。
ツンデレとわがままはまさに紙一重なグレーな部分があり、恋心によって、それが受け入れられたり鼻についたりしてしまうということを理解しておきましょう。
調子にのってなんでも高圧的な言い方や態度をすることがツンデレではなく、あくまでも相手の反応、相手への配慮という視点でツンデレにも節度を持たせておくことが必要になります。
ツンデレを心地よいと感じて恋愛の相手として好むのは、あくまでもお相手の方です。つまり、そのツンデレの良さは、お相手しかわからないということになります。
ツンデレ女子として毎回ツンデレっぽく振る舞い続けることは、恋の歯車を狂わせてしまうリスクを高めます。
ぜひ定期的にツンデレの程度を低くしたり、ある時は甘えモードという、ツンデレとは違うあなたを彼にぶつけてみてください。あなたの新しい魅力に彼が気づいてくれるかもしれません。
また、彼が心地良いと感じるレベルのツンデレについても、あなた自身で変化を早期に感じとることができるかもしれません。
ツンデレカフェというものが流行った時期がありますが、あれは限定された時間、理想的な男性が求めるツンデレを追及したサービスが提供されていたからではないかと思います。
恋愛で日々デートを重ねて信頼関係を深めたりする場合に、同じようなツンデレ女子になったとしても、成功の確率はそれほど高くないでしょう。
あくまでも日常で足りないものを、サービスとして受ける、という意識の男性が多いように思います。
裏を返せば、日常ではそれほどツンデレに遭遇しないように生活している男性が多いのではないでしょうか。たとえば、草食男子と呼ばれているような積極性に欠ける男性にとっては、ツンデレは強すぎて萎縮してしまうこともあり得ます。
ツンデレについてどう感じるのか、思い切って大好きになった彼に聞いてみるのも、見込みツンデレで大失敗しないために大切なことです。
男性としては、ツンデレ女子は男性のプライドは保ったまま、言葉遣いや態度がそっけない、しかし、そういう女性が時折甘えてくれるというところに魅力を感じているようです。
つまり、ずっとツンツンしていてはだめで、甘えた対応や優しい言葉遣いもひっくるめて「ツンデレ」であるという形で理解をしておくことが必要です。
あくまでもそっけない、ややぶっきらぼうなところと、優しい甘えん坊なところの両方セットでバランスが大事なのです。
ここを誤解したまま恋愛に進もうとすると、早晩軋轢(そうばんあつれき)が生じてしまい、恋愛が一気に下降してしまうリスクが高まってしまいます。
言葉に惑わされず、相手とあなたとの信頼関係を築くにはどうしたら良いのかを考え続ける努力を止めないようにすることが非常に重要です。
ツンデレというのは、ともするとわがままにつながってしまうというリスクをしっかり理解した上で、男性の嗅覚を少し刺激するように女性側でツンデレ度合いをコントロールしていくことが恋愛成功の近道です。
今回のヒントも参考に大好きな彼への接し方を見直してみましょう。
Written by 神崎志乃