付き合ってから結婚までの期間はカップルによってさまざまです。なかには半年以内で結婚を決めるカップルもいます。半年はかなり短いと思うのですが、なぜその期間に結婚を決めたのでしょうか。この記事では、そんな経験者のエピソードをご紹介します。
「知り合って1週間、結婚は1ヶ月で決めました。好きならダラダラ付き合わずに結婚しようという考え方です。倦怠期がどうとか言いますけれど、2人の努力でなんとかなると考えたので不安はありませんでした。むしろ、結婚したほうが倦怠期は訪れない気がします。
結婚したら覚悟も決まるんですよね。付き合っているだけならすぐに別れられる。それが気の緩みになる。『簡単に別れられる関係ではない』という気持ちが、相手との関係を大切にし、ちゃんと向き合おうと思えるのです。
僕の場合はむしろ、すぐに結婚を決められないほうが不思議です。好きなら結婚すればいい。相手がどういう人なのかじっくり知っていこうと思う気持ちも理解できなくはないですが、結婚に同意してくれるだけで自分にとって素敵な女性だと思える。だって自分を選んでくれたんですから。
好きなら時間は関係ないですね。早めの結婚は『いい加減な気持ちで付き合い始めたわけではない』『あなたの人生を大切にします』という相手への誠実な気持ちと覚悟をアピールできると思います」(男性/45歳/建設)
こちらの男性は結婚してから15年以上経ちます。結婚願望があるほうではなかったそうですが、本当に好きだと思える女性だからこそ覚悟を決めたとのこと。周囲からおしどり夫婦と言われるくらい幸せな夫婦です。
「彼との出会いは婚活パーティーでした。婚活パーティーは条件で男性を選べるし、直接お会いできるので人柄もある程度確認できます。私は条件重視派なので、条件がよい男性だけに目を向けました。
条件を重視していると「愛がない」なんて言われますが、生活をともにする相手なのだからそこは大切です。経済的に生活していけるか、生理的嫌悪感がないか、宗教活動をしているかなどは早い段階で確認できます。
私のパートナーは私が重視する条件をクリアしました。そして私も彼が希望する条件をクリアしています。彼は性格的に少し未熟な面があるのでどうかなと思いましたが、まだ20代ですから矯正は可能だと判断し、教育していけばいいと思いました。
条件がいい男性はほかの女性からのアプローチもあります。婚活パーティーで出会ったのですから男性も結婚への意識が高い。それならさっさと結婚したほうがいいと思います。
愛は結婚後からでも育めますが、身長や家族構成などは変わることがありません。年収の面は悪い方向に変わる可能性もあるでしょう。それでも、今が安定しているならとりあえずOKです。少なくとも低収入・貯金なしよりかはいいと思います。パートナーも私と同じ考え方だったため、1ヶ月くらいで婚約、半年後には入籍しました」(女性/29歳/医療)
条件のよい男性はモテるため、競争率が激しくなります。相手に自分との結婚の意思があるのなら、すぐに決めてしまうというケースでした。彼女たちは結婚して3年ほど経ちますが、仲がよく今はお互いに愛し合っているとのこと。気になっていた彼の精神面もすっかり落ち着いたそうです。
結婚は覚悟の表れ。付き合い始めから相手と真面目に向き合う気持ちを表せられるものだからこそ、半年以内の結婚が実現したのですね。
半年以内の結婚ってどう? と思う方は、ぜひ参考にしてみてください。
Written by 神之 れい