「運命の人」見極め術! 迷ったらチェックしたい項目 3つ

筆者の女友達の話ですが……20代の頃の彼女は趣味に生きる人で、「彼氏がいなくても、毎日が楽しい」と言っていましたが、あと数ヵ月で35歳という状況になって、急に焦り出しました。
やっぱり結婚したいと相談所に登録して、紹介された男性たちとデートを繰り返すようになり、公務員で穏やかな性格の年上男性と付き合うようになりました。けれど、彼女は「なんか違うんだよね」と言うのです。

じゃあ、別れて別の人を探せばいいじゃない! なんですけど、彼女としては「こんなに条件がそろった男性は、ほかにいない」とのこと。高望みしてもしょうがないと、妥協しようとしていました。

ただ、詳しく話を聞くうちに、私は「それは、してもいい妥協じゃない」と感じたのです。
残念だけど、その男性は友達にとって、運命の人ではないだろうと思いました。

生理的に受け付けない人はダメ

どんなにイケメンでも、お金持ちでも、たとえば口臭がきつくて会話をしていると不快になるとか、貧乏ゆすりをして一緒にいれば苛立つなど、『生理的にムリ』と感じるものを持つ相手とは、結婚しないほうが良いと思います。
しても、安定した家庭生活は長く続かないでしょうし、我慢が続いて自分がつらくなったり、結局のところ離婚してしまったりするはずです。

冒頭でお話しした友人も、条件が良いという彼氏が出っ歯で、すすんでキスをしたいと思えないと言っていました。
そういう雰囲気になったときは、とりあえず目をつむって彼の顔を見ないようにするんだとか。
エッチの最中も、ひたすら目をつむって、頭の中で好きな俳優さんの顔を思い出すと聞いて、私は「それはもう、ムリだろう」と感じたのです。

結婚ではある程度の妥協も必要かもしれませんが、『生理的にムリ』な部分は、やっぱりムリです。
どれだけ一緒にいても好きに転じることはなく、運命の人とはいえないでしょう。

ギュッとした時に、しっくりくるかどうか?

条件が良い男性で、自分の中に「好き」という気持ちもある……でも、「絶対この人じゃなきゃ、イヤ!」と思えるほどの想いが湧き上がってこない。
そんな恋をしていると、ちょっと不安になるかもしれません。結婚を見越した相手なら、なおさら迷いは増すでしょう。

そして、違和感ともいえる感覚のもとが何か、ハッキリしないのであれば、彼とギュッと抱き合えばわかります。
彼の胸や肩のあたりに自分の額、頬がちょうど良く収まるとか、お互いの凹凸がピタリと重なり合って、隙間がすべて埋められるように感じるなど、「しっくりくる感覚」があれば、彼は運命の人と認めて良いと思います。
燃え上がる情熱がなくても、夫婦として長く一緒にいられる穏やかな愛情が育つはずです。

一方、「しっくりこない」と感じるのであれば、その人は運命の人ではない可能性が高いといえます。
言葉でいくら相性の良さを語っても、最終的には肌が馴染むかどうか、なのです。
理性では分析しきれない、本能的に悟る相性の良さがありますから、最終的にはそこに頼るのが良いでしょう。

耳の後ろの匂いを嗅ぐ

人間には、異性を惹きつける性フェロモンがあり、それは「とにかく異性を多く惹きつける」のではなく、「自分に合った異性だけを惹きつける」のだそうです。
性フェロモンは、その人の白血球の血液型を転写していて、遺伝子的な相性の良い相手同士が、お互いを良い匂い、心地良いと感じるといいます。

そして、性フェロモンが分泌される場所として有名なのは、耳の後ろ。
決して良い香りではなく、相性の良くない人が嗅げばクサイ場合もあるのですが、相性が良い同士には「落ち着く匂い」として認められるのです。

つまり、彼の耳の後ろをクンクンした時に、理屈では説明ができない心地良さ、落ち着きを感じるなら、その男性は運命の人だということ。遺伝子レベルで、夫婦になるべき相手として選ばれているでしょう。

Written by 岡崎咲

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