恋愛を面倒くさがる「干物女」と呼ばれる女性たち。
干物女の定義も曖昧になってきていますが、主にキラキラとした恋愛は遠い昔の話となり、今では干物のように枯れ果ててしまっている女性たちのことをそう呼んでいます。
今回は、干物女の生態について解説していきます。
雑誌やメディアで、よく「干物女」という言葉を見聞きしますよね。
なんとなくその意味は分かっているつもりでいるけれど、「説明して」と言われると答えに窮してしまう人も多いのではないでしょうか?
ここではまず、干物女という言葉の意味について確認しておきましょう。
干物女とは、まるで干物のように無味乾燥な生活を送り、恋愛やおしゃれ・美容から完全に遠ざかってしまっている女性のことです。
恋愛を面倒くさがる「干物女」と呼ばれる女性たち。干物女の定義も曖昧になってきていますが、今では干物のように枯れ果ててしまっている女性たちが干物女と揶揄されているのです。
では、干物女とは正反対のキラキラした生活を送っている女性のことを、何と言うのでしょうか?
干物女の対義語は明確には決まっていませんが、「リア充女子」や「キラキラ女子」が挙げられるでしょう。
干物女と呼ばれる女性の中には、自分自身無味乾燥な生活を送っている自覚がある人も少なくありません。
一方で、自分では全く干物女の自覚がない女性も少なくないのです。みなさんは、自分が干物女ではないと胸を張って言える自信はあるでしょうか?
ここからは干物女にありがちな特徴を厳選してご紹介していきますので、自分に当てはまっていないかどうかぜひチェックしてみてくださいね!
干物女の特徴としてまず挙げられるのが、美容に全く関心がないということです。
多くの女性は、多かれ少なかれ自分を美しく見せることに関心がありますが、干物女にはそのような欲求が一切ないのです。
「スキンケアをするのもメイクをするのも面倒くさい」という理由で、お肌のケアをすることもありませんし、眉毛を整えたりムダ毛を処理するなどの最低限の身だしなみも怠っています。
向上心がないというのも、干物女にありがちな特徴のひとつとして挙げられるでしょう。
そもそも、向上心があれば「もっと綺麗になりたい」と思うようになるため、美容に興味を持つはずです。
ですが、干物女は向上心がなく「今がよければそれでいい」「努力をするのはいやだ」と考えているため、頑張ってダイエットをしたり自分を美しく磨く努力をしません。
干物女の特徴のひとつとしてご紹介したいのが、何かにつけて「面倒くさい」と口にするということです。
メイクをするのもおしゃれをするのも「面倒くさい」の一言で拒絶し、女性としてより美しくキラキラした自分になることを最初から放棄しています。
また、人間関係においても同じことが言えるでしょう。新しい人間関係を積極的に築こうとはせず、「人付き合いが面倒くさい」という理由で、自分だけの狭い世界に閉じこもってしまいます。
根っからのインドア派であるというのも、干物女ならではの特徴でしょう。確かに、休日に家でゴロゴロするのは最高ですね。
でも、常に家に閉じこもってゴロゴロしてしまっては、新しい出会いもないうえに、ちょっとだらしない状態になってしまいます。
干物女は極度の面倒くさがり屋なので、わざわざ寝間着から洋服に着替えて身だしなみを整え、外に遊びに出かけることさえ嫌がるのでしょう。
ちょっとそこまで、というくらいの距離ならジャージ姿にすっぴんで行くというのも、干物女の特徴のひとつとして挙げられるでしょう。
干物女と言えども、周囲からの視線が気になることはあります。ですが、周囲の人から「だらしない格好だな」「すっぴんだ」と思われることよりも、わざわざおしゃれをして出かけることのほうがストレスに感じられるのです。
女友達から合コンなどの出会いの場に誘われても、毎回理由をつけて断るというのも干物女にありがちな特徴ですよね。
干物女と言えども、恋愛に無関心ではありません。でも、周囲からみればほぼ無関心に近い状態なのです。恋愛をするのが面倒なので、後回しにしてしまう姿がそう映るのですね。
本人は「その気になればいつでも恋ができる」と思っている可能性もありますが、合コンの誘いを断り続けているならそれも難しそう。
干物女は恋愛に限らず、いろいろなことが面倒くさく感じるものです。誰かから連絡がきても、すぐに返信をしようとはしません。
「後で返事をすればいいや」と考え、ずるずると返事をせずに放置してしまうことさえあるでしょう。
連絡や返信が遅いと、内容によってはいろいろな人に迷惑をかけてしまいます。人との信頼にも関わってくる部分なので、もう少し頑張ってほしいですね。
おしゃれな美容院に行くのに強い抵抗感を覚えるというのも、干物女ならではの特徴として挙げられるでしょう。
干物女の多くは、自分が野暮ったい格好をしている自覚があります。だからこそ、キラキラしたおしゃれな空間や人間が大の苦手なのです。
美容院にはおしゃれな美容師さんやお客さんがいるため、「自分なんかがこんな所にいるのは場違いだ」と居心地の悪さを感じ、美容院に行く頻度を少なくしようとするでしょう。
干物女を「干物」たらしめる最大の要因が、恋愛から遠ざかっているということでしょう。
好きな人ができると、面倒くさがり屋の女性であったとしても、「この人に好かれたい」という気持ちからおしゃれをしたり美容に力を入れるものですよね。
ですが、恋愛から何年も遠ざかっていると、「綺麗になりたい」というモチベーションが皆無になるので、完全なる干物女になってしまうのです。
部屋が汚れているというのも、干物女の特徴のひとつとして挙げられます。そもそも、マメな性格をしていて綺麗好きならば干物女にはなりません。
寝癖のついたボサボサの髪の毛とすっぴんの状態で平気で外出できるのは、干物女がだらしない性格をしているからなのです。
掃除をすることはめったになく、脱いだ服が床に放置されたままのことも多いでしょう。
干物女であっても、素敵な男性を見ると胸がときめくはずです。
ですが、「どうせ自分なんか相手にしてもらえない」「私は恋愛なんてできない」とネガティブ思考に陥り、自ら恋愛のチャンスを遠ざけてしまうことでしょう。
では、なぜ干物女は恋愛ができないのでしょうか?
ここからは、干物女が恋愛から遠ざかってしまう主な原因を解説していきます!
干物女が恋愛ができない主な原因としてまず考えられるのが、連絡に対するレスポンスがとても遅いということです。
せっかく女友達から合コンに誘ってもらったのに、面倒くさいという理由で返事を遅らせてしまうと、次からは誘われなくなってしまいますよね。
また、素敵な男性からアプローチを受けたとしても、連絡にこまめに返事をしなければ「脈なし」と判断されて、男性の方から身を引いてしまいます。
どのような女性が男ウケするのかを全く理解できていないというのも、干物女が恋愛できない原因として考えられるでしょう。
恋愛を楽しんでいるキラキラ女子は、どのような振る舞いや仕草をすれば男性のハートをゲットできるのかを熟知しています。
反対に、干物女は恋愛経験が少なく、またモテる女性を研究する努力も怠るので、男ウケする女性像からどんどん遠ざかってしまうでしょう。
もちろんボーイッシュな女性が好きな男性は存在しますが、大半の男性は女性らしさのある女性を好みます。
サバサバしてボーイッシュな女性ならば男性に好意的に見てもらえますが、干物女のように女を捨てて半ばオジサン化しただらしない女性は、そもそも男性の恋愛対象にも入らないのです。
すっぴんでいることが多く、またムダ毛を平気で放置しているようならばなおさらでしょう。
干物女と言えども、一生を一人きりで過ごすのは寂しく感じるものですよね。
「恋愛からずっと遠ざかっているけれど、結婚して幸せな家庭を築きたい」という願望を持っている干物女も多いはず。
干物女が結婚するためには、まずは「面倒くさい」という考えを捨てて積極的に出会いの場に出かけることが大切です。
また、見た目がだらしなく女らしさに欠けていれば男性から婚活相手として見てもらえないので、女性らしい服装やヘアスタイルを心がけることも必要でしょう。
今回は干物女の生態を理解するために、その特徴についてご紹介してきましたが、いかがでしたでしょうか。
仕事に行くときには人並みに化粧をして最低限の身だしなみを整えているけれど、プライベートでは完全なる干物女と化してしまうという女性も多いことでしょう。
干物女であることが悪いわけではありませんが、素敵な恋愛をして充実した生活を送りたいならば、干物女の特徴を知り、それを反面教師にすることも必要です。
Written by 神之 れい