初デートの定番といえば映画! 彼の隣にピッタリ座れるのがいいですよね。とはいえ、「いきなり隣なんて近すぎてドキドキしちゃう、内容も頭に入ってこないし映画デート苦手~!」なんて尻込みしてる方もいる模様。
今回は映画デートで彼との距離を縮めるコツを教えます!
「映画デートとは」と仰々しくタイトルを付けてみましたが、読んで字のごとく「映画を一緒に観に行くこと」です。簡単ですよね!
映画デートはカップルになって初めてのデートでも、付き合う前のデートでもよく定番として挙げられます。いろいろなジャンルが選べるので好みが見つかりやすいことや、長時間一緒に居られるけれど、話題に困ることが少ないといったメリットがあるからでしょう。
さて、お付き合い前にも映画デートは最適とお伝えしましたが、それはなぜでしょうか。
実は、映画に誘うことは相手を呼び出す理由の中で1、2を争うほど簡単な手段だからです。あなたのお相手が「映画を観に行かない?」と誘ってきたとしたら、それは緊張しているけれど、あなたと一緒に居たいという証拠です。
なんといっても映画はまず誘いやすいこと。「〇〇って映画が観たいんだけど一緒に行かない?」というように、漠然と「二人で遊ばない?」なんて誘いより具体的だし、切り出しやすいんです。
「どこで観る?」「何時の回にする?」とメールやLINE(ライン)で何回もやりとりできますし、「どんな映画が好きなの?」なんて話題も盛り上がりそうです。
このように映画デートにはメリットがたくさんあります。ここからは具体的に9つのメリットをご紹介します!
まず最大のメリットが、相手との話題が一つは確実にできるということです。
一般的なただ食事に行くだけのデートにありがちな、何を話題にしたらいいのか、話が続かなくて気まずい沈黙が流れてしまうといった悩みも、映画を観に行くという行動一つで解消されます。
映画を観る前であればこれから楽しみだね、ということ、観た後は映画の感想を言い合うなど、どちらでも話題があります。
映画祭などのマニアックな会場に行かない限り、ほとんどの場合映画を観るとすれば室内ですよね。ということは、天候に左右されないということです。
雨が降っていても真夏日でも映画を観ている最中は快適に過ごせます。外のアクティビティと違い、天気によって服装を変更しないといけないということもありません。
また、天候で上映時間が変わるということもないですから、待ち時間でイライラするということもないでしょう!
初デートの場合、「緊張して何を話していいか分からない」という心配がありますよね。相手がたくさん喋ってくれるなら救われますけど、そうでなければ長い沈黙で気まずくなってしまったり。
でも映画デートならそんな心配は無用! 映画を観ていればいいんですから。そして映画の後は、“感想を話す”という格好の話題があるんです。映画のどこに感動したか、どこのシーンが印象に残っているかなどトークに困ることはありません。
映画鑑賞の料金は一般的に1800円前後ぐらいですので、少なめの予算で楽しむことができます。飲み物や食べ物を買ったとしても3000円を見ておけば足りるでしょう。日や曜日を選ぶと割引になることもあるので、割り勘で払う場合お相手にとっても嬉しいですよね。
予算が少なくていいということは、月に何回か行くこともできるので、映画好きの相手の場合にはもってこいですよ。
5つ目のメリットとして、映画嫌いな人はかなり少ないということです。ジャンルによって好き嫌いはありますが、映画全部がダメという人はかなり稀ではないでしょうか。
しかし、やはりジャンルは大切、ホラー映画が苦手な人とそういった作品を観に行くことは避けるべきでしょう。相手の好みが分からない内は無難な内容のものを観に行くことをオススメします。
映画館では彼の隣に2時間以上座ることになります。なので、距離の近さを活用して気持ちをググッと引き寄せましょう。
まずはさり気ないスキンシップ。恐い場面や、衝撃シーンで手を握ったり、握るのは無理でも身を寄せてみるとか。偶然を装って腕や肩があたるのも彼をドキドキさせるでしょう。
また、時々彼の方を見て目を合わせるのも恋人感を高めるのに効果的! 薄暗い映画館なら普段は恥ずかしがりの方でも彼の目が見られるのではないでしょうか。
ほのかに香る、いい匂いのフレグランスをつけておくことも忘れないで。
一般的なデートが失敗する一つの原因に「予定がずれて待ち時間が出る」というものがありますが、映画ならそれはほぼありえません。上映時間は決まっているので、計画がずれることがないからです。
上映日も上映時間も、終了時間も決まっているので、その後の予定も立てやすいです。事前に相手と話し合っておくこともできますね。
映画デートの良いところは、月に何回行っても毎回違う映画が観られますし、いつ行っても何かしらの映画はやっているので、何度でも楽しめることです。
デートは映画と決めて、毎回違う映画をどんどん観に行って、二人の共通の話題を増やしていくこともできますよね。また、一緒に観に行った映画が増えてくると、テレビなどで放送されたときに観に行った当時のことを思い出して、また話が弾むということも考えられますよ!
映画には必ず予告編があります。興味のあるものがあったら(なくても! )「あ、これ観たい。今度はこれ観ようよ」と、次回のデートに繋げることができます。名目があれば連絡もしやすいし、助かりますよね。
他にも、観た映画に出てきた食べ物を一緒に食べに行く約束をしたり、出てきた場所に実際に行ってみたりと、映画に関連付けてデートに誘うこともできますよ。
ここまで映画デートのメリットを紹介してきましたが、これだけを見ると映画デートは最強と思いますよね。でもデメリットも残念ながらあるんです。
ここからはその映画デートにおけるデメリットを5つ紹介していきます。大丈夫、このデメリットを踏まえた上で計画すればきっと映画デートは成功しますよ。
メリットのなかで映画のジャンルによって好き嫌いはあるけれど、映画自体が嫌いな人は少ないと書きましたが、この好き嫌いのジャンルが映画デートではネックになります。
相手が好きな映画と自分の好きな映画がことごとく合わないときや、見た後の感想で感動した部分や印象に残った部分が違うと、価値観が違うのかなと思われてしまいます。
次に注意したいのは、観た映画がつまらなかったときに、デートそのものがつまらなかった、と思われてしまうことです。
二人で一緒に観る映画を決めた場合はまだ「今回の映画は失敗だったね」など笑い話になりますが、どちらかが観たいと言った作品だった場合はその人のセンスが無いということにもなりかねません。
まだあまり関係が深まっていないときは定番の作品を観に行くとよいでしょう。
上の二つとも関係してきますが、観る映画は本当に慎重に選ぶべきです。
付き合って長いカップルならばだいたいの映画は大丈夫ですが、付き合う前や付き合って日が浅いときにはあまり適さないジャンルもあります。例えばホラー映画や、あまりにディープな恋愛映画など。
メリットの一つにも挙げた「話題に尽きない」というせっかくのコツも使えなくなってしまいます。
緊張している人同士にとって映画デートは最適なのですが、もっと話したいと思っている人にとってはデメリットとなることもあります。
ずっと一緒にいても、映画を観ている間は話すことはないので、会っている時間が長くても、会話を楽しむ時間は思ったよりも短くなります。なので、映画デートに行く際はその後に食事に行く予定も事前に立てておくといいですね。
4つ目のデメリットでも書いたように、会っている時間のわりにあまり話していなかったということもままあります。そうすると案外デート自体の記憶が薄れたり、楽しかった思い出となりにくいことも。
映画を観る前か後に必ず食事なりお茶なりする時間を設けて、会話する時間を作りましょう。そうすれば会話時間が少なくなってしまったという失敗も起きにくいですよ。
さて、ついに映画デートをすることになったと決まったら、次に注意するのは当日のふるまい方です。ここからは主に「食べ方」「姿勢」「服装」といった3つの注意点をご紹介します。
これは映画デートに限らず、どんな場面でも注意するべきマナーですので、必ず頭に入れておきましょう! ちょっとしたことで相手との距離が開いてしまっては悲しいですもんね。
ポップコーンやポテチなどお菓子を食べるときの音に注意してください。ドリンクを飲むときもなるべく静かに。こぼしたり、散らかしたりするのも引かれます。手が汚れるのでウェットティッシュなどを持っておいて、彼にもあげるとポイントが高いです。
映画好きの男性は音を特に気にしますし、そうでなくても距離が近い分、マナーが悪いと目立ってしまいます。やたらと話しかけたりするのもNGです。
座っているときの足元は案外気になります。普段電車などで股を大きくあけて座ったりしてないでしょうか? できれば足を組むのも避けたいところ。多少は仕方ないですがくれぐれもだらしなくならないようにしましょう。
背筋を真っ直ぐとまでは言いませんが、家ではないのでリラックスし過ぎるのは考えものです。
また、あとから座席に入ってくる人にお構いなく、荷物を通路にデンッと置いて知らんぷりしたりするのも嫌われます。男性って見ていないようで結構見ているものですよ。
映画を観る時の服装にも気を付けましょう。せっかくのデートですから、ジーンズなどのラフすぎる格好は避けて、スカートやワンピースなどの女の子らしい服装で行くことをオススメします! 普通のデートと変わらないですよね。
一点気を付けたいのは、スカート丈です。映画を観ている最中はずっと座っているので、あまり短いものだと気にしていないといけなくなって映画に集中できません。また、おしゃれな帽子も、映画館や劇場では後ろの席の人のためにとるのがエチケットです。
映画デートは上映時間や場所が決まっていてプランが立てやすい利点があり、それに合わせて食事の予定などを考えることもできます。観終わったばかりの映画の話題から始めれば沈黙に苦しむこともないでしょう。
「ずっと一緒にいたい」と気分が高まるかもしれないですが……でもそこはグッと押さえて終電までに帰りましょうね。初デートでは「もっと話したい」くらいで帰った方が好印象です。大丈夫。帰ってからお礼とともに、予告で観た次回の映画デートの約束メールをすればいいんです!
Written by mami